見出し画像

ポケモンカード練習のお話

今回、自分がポケモンカードで一人で練習をするときにやっている方法について無料で公開いたします。

本来、ポケモンカードは2人で遊ぶカードゲームです。

正式な練習方法ではないことを予めご理解頂きたいです。

ポケモンカードで対戦がしたい、でも対戦相手がいない、

ジムバトルに参加したいけれど、なかなか参加するタイミングが無い。

時間がせっかくあるのに、対戦することができないので

デッキの練習ができない。

そんな問題を解決する方法です。


用意するモノはこちら。

60枚スタンダードレギュレーションで組まれたデッキを1つ

ダメージカウンター、コイン、

これだけあれば練習が可能です。


まずは自分のデッキをシャッフルします。

シャッフルの方法は皆さんが実際にプレイする時に行っている方法で構いません。

最近ですと、ジムバトルではセルフシャッフルが当たり前になりましたが、

デッキを3等分に分けて、相手に好きな順番で選んでもらい、

その選んだ順番にデッキを元に戻しますが

今回は3つに分けたデッキを真ん中を一番上になるようにし、残りの山札はすきな順番で元にもどします。



自分は今の練習方法をするようになってから20年ぐらい前から行っています。今でもほぼ同じやり方です。


さてシャッフルが終わりました、ここで先行か後攻かを決めます。

通常ですと、対戦相手とジャンケンをして

勝った人が先行か後攻を選ぶことができます。

今回はコインを使います。コインを投げて表だったら自分は先攻

裏だったら自分は後攻というルールで始めます。


デッキから7枚カードを引き、たねポケモンを置き、サイドカードを

6枚置いたら準備OK。

それではバトルスタートです。


ここで対戦相手はいないのでゲームの初め方について説明します。

練習ルール1

自分の番の終わりに自分のバトルポケモンは60ダメージを受ける。

自分が先行でも後攻でも、必ずこれを繰り返します。

そうすることで、相手からワザを受けダメージを毎ターン受けている状態になります。

もちろん自分のバトルポケモンのHPよりダメージを受けたら、

自分のポケモンは気絶します。

通常のポケモンなら6回、ポケモンGX、ポケモンVだったら3回、

タッグチームGXポケモン、VMAXポケモン、だったら2回

気絶されたら自分の負けです。


では自分が勝利するにはどうしたらいいか。


練習ルール2

今回の練習ルールでは勝利方法が

自分のサイドカードを6枚取ることです。


相手のバトルポケモンのHPを最初に決めます。

通常のポケモンならHP120が6匹

ポケモンGXならHP220が3匹

タッグチームポケモンGXならHP280が2匹

ポケモンVMAXならHP340が2匹


このようにサイドを6枚取るために

相手のバトルポケモンのHPを最初に決めて、残りのベンチポケモンは

「相手バトルポケモンの取れるサイドカードの枚数」と残りのサイドの数が

ベンチポケモンのHPになります。

例えば、相手のバトルポケモンのHPが280

ベンチポケモンはHP220のポケモンが2匹

もしくはHP220と120のポケモンがそれぞれ1匹ずつ。


といった感じです。


練習ルール3

自分が相手のバトルポケモンを気絶させて

サイドを取った場合、取ったサイドの枚数x30ぶん、

相手のポケモンから受けるダメージが増える。


練習ルールで最初に相手から受けるダメージは60

サイドを取るたびに+30ずつ増えていくので

90、120、150、180、210、と

自分の残りサイドカードの枚数に応じて

受けるダメージが増幅していきます。


一見、最初はダメージ60ぐらいなら、へっちゃら!!と思ってしまいますが、

ゲームが進み、自分がサイドを取り続けると

以外にも大ダメージを受けていく事が分かります。


練習ルールの場合

相手がいないので、相手がエネルギーを張れなくて技を使うことができずにターンを終了する

と言ったような、いわゆる事故というモノが発生しません。

相手は確実にエネルギーを毎ターン張り続け、

毎ターン技を使いダメージを与えようとする

これが今回の練習ルールの特徴です。


このやり方を繰り返し、

自分のデッキが対戦でどうやって、ポケモンを引き、育て戦わせるべきか?

を考えることに繋がります。

そして自分が事故ってしまい、ダメージを受け続け

不利な状況でどうやってゲームに勝つか?を考え、確認するきっかけになります。


ただ練習ルールで遊ぶ場合、注意が必要です。

相手は手札が何枚持っているのか分からない、

その為、マリィ、リセットスタンプ、ナイトウォッチャーなど

サポート、グッズ、ポケモンの技によって発生する

相手プレイヤーの手札に対して、山札に戻したりする効果のカードが

一切練習ルールでは役に立たない、もしくは練習にならなくなります。


本来、ポケモンカードは2人で遊ぶゲームですので

相手プレイヤーがいて初めて条件が成立するマリィやリセットスタンプなどは

練習ルールでは使いづらく、もしくは練習ルールでは不要になってしまいます。


こればかりはこの練習ルールでは練習にならないカードが発生するため、

どのデッキにも対応した練習ルールにはなりません。


それと、相手プレイヤーがいないのでサポートカード

・「ボスの指令」を使われる

と言った場面も発生しません。

その為、本番ではボスの指令はいつ使われるか分からない場面が多いです。

練習ルールでは、練習にならない問題もあります。


・マオ&スイレンといった回復するカードも練習ルールでは発生しないので

本番ではいつ、相手のポケモンが回復するかもしれない!といった場面は

練習ルールでは発生しません。

この3つの点は練習ルールでは発生しないことを予めご了承下さい。


一人で練習するのは、練習にならないのでないか?と思う人もいるかもしれませんが、

考えて下さい、自分が夜中や朝早くから起きていたとしましょう

その時間に同じ時間に対戦相手になってくれる人は近くにいますか?

いる。と答えられる人は、僅かだと思います。

ほとんどの場合、カードゲームの練習というのは

相手がいてくれて、時間に余裕があって、初めて成立するのです。

相手と自分の時間を過ごすゲーム、と言ってもいいでしょうね。


そういった条件を少しでも解消して

自分のデッキに慣れたり、強くしたり、改良したり

自分のデッキを見つめ直すチャンスを見つけるには

一人でも練習できる方法が必要になるのです。


これはゲームに勝つ、という意味ではとても大事になってきます。

逆に遊んで楽しむだけ、ならばこの練習ルールは必要ありません。


本当に強くなりたいと思う人にはオススメします。


最後まで読んで頂きありがとうございました。

自分はカードゲームという遊びや趣味に出会って、そろそろ25年になります。

遊びを通じて知り合った仲間や思い出もたくさんあります。

ゲームに勝つことも大事ではありますが、

カードゲームを通じて、人と人との繋がりを大切にしていければと思っています。


それでは、また何か記事を書く機会がありましたら

また増やしていこうと思います。

ありがとうございました。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?