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思ったのと違いすぎる佐渡

ふと、佐渡に行ってみたいと思った。
私は富山で子供時代を過ごしたので、
石川や岐阜には行ったことあるし、土地感がある。
だけど新潟、特に佐渡については
あまり知らなかったから興味を持った。
当時の私の佐渡レベルは10点中、1点くらいだろう。
知ってることは、トキが有名、お魚が美味しい。
イメージは、田舎で自然がいっぱいな雰囲気。
そしてこれは5月に一週間程度滞在した時のお話。

え、結構都会なんだけど

船で佐渡の港に到着。
レンタカーで予約したホテルへ移動しながら、
寄り道ドライブ。
季節の変わり目とあってどんより重たい雲。
今日は雨予報で、北陸らしい天気だ。
小さな集落の間をくねくね進んでいく。
ナビでは主要道のようだが、
実際は住宅路に見えるくらい細い。
そして、意外と信号が多い・・・。
そろそろホテルの近くだなぁと思っていると、
病院やホテルといった高いビルが見えてきた。
後で知ったが、
しまむらやモスバーガーなどのチェーンもあった。
予想していたよりかなり都会だ。。。
スーパーは村に1店舗、島はほぼ国有林か私有地の森だと思っていたが全然違った。
博物館展示によると縄文時代から佐渡には人が住んでいた形跡があるとのこと。すごく歴史のある島だったのね。。。

好きな佐渡弁はなんですか

知らない土地へ行くと、必ずする質問がこれ。
 好きな地元の方言はなんですか?
大学以外は佐渡で過ごしたというゴリゴリの佐渡人に聞いた。50~60歳位の方だ。
 ないよ。
佐渡人曰く、子供の頃は佐渡弁を話す人もいたけど、今はテレビの影響で誰も話さなくなったそうだ。
ちょっと残念な気もしたけど、
言葉って移り変わるもんだからしょうがないよね。
これはこれで面白い。

歯医者かコンビニくらいに多い郵便局

海沿い、内陸、中心街の集落に共通していたのが郵便局の多さだ。
ひとつの集落に必ずひとつ以上の郵便局があった。
世帯あたりの数は全国一位ではないかと想像させるくらいの数だ。
住んでる方に聞いたところ、確かに多いけど理由はわからないそうだ。
ただ、管理している方は郵便局員でなく、
ご近所の方などが片手間で管理しているところも多いそうだ。
物流、保険、銀行などの役割を兼ねているとしても多すぎではないか。
ちなみにクロネコヤマトのトラックを島内で見かけた。
佐渡の運送会社は郵便局以外にもあるようだ。

おいしい刺身はどこにある

スーパーで刺身を買って、ホテルで食べる予定だった。
実際にスーパーに行くと県外産の刺身はあったが、
佐渡産は置いてなかった。
タイミングが悪かったのかなー、と日と時間を改めることにした。
違う日、違う時間に寄って3、4回目にようやく佐渡産の刺身を見つけたが
巨大なサクで、包丁がないと・・・、といった感じだった。
結局、お刺身はお店で美味しくいただきました。

振り返って

一週間過ごした今、私の佐渡レベルは8にはなっているはずだ。
自分が見て感じたこと以外に
佐渡にずっと住んでいる方や10回以上来ている旅行者に話を聞いていると
更に面白いところや気づきがあって、
佐渡は色々な楽しみ方が出来る場所なんだなぁと、奥深さを感じた。


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