心で生きる性共育 No.6
谷合えみさんの「心で生きる性共育」というセミナーに行ってきました☺️✨
正直性に対しては、あんまり人に言いたくないと思っちゃっていたタイプなので、逆に自分がこのセミナーを聞いてどう感じるのかな?というのも楽しみで参加してみました👀
参加後には性に対する考え方や捉え方がガラっと変わりました!生物として人間として日本人として絶対に知っておかねばならないことだし、性を考えるとは命、心、相手と向き合うことでもあると思うと本当大切😳✨
ざっとですが、今日学んだことをまとめてみました💡忘れないうちにメモ📝
○現在
性に対しての認識
赤ちゃんが生まれたときはおめでとうなのに
なぜ赤ちゃんが産まれるまでの性には恥ずかしい、いやらしいイメージがあるのか?
○いつから性の認識が変わった?
主には二つ!
①宗教
②戦後のGHQによる3S政策(スクリーン、スポーツ、セックス)
経済政治自分自身に意識が向けられないようにされてしまった。
今回は3Sの中でもセックスにフォーカスを当ててお話しくださった。もともと日本ではセックスのことを目合い(まぐわい)と呼んでいた。男女が目と目を合わせて愛情を通わせること。
それが、セックスという性と性を区別する意味合いに変わり、エロいいやらしいエッチなどの言葉が先行するように言霊のエネルギーを操られて意識を操られていった。いまポルノ大国が日本になり、もはや日本経済をポルノが支えてるほどに。
○学校教育は?
性行為については学校で教えてはいけないということを文部科学省が、はどめ規定をかけた。なので学校教育で性教育は教えられない。
○子どもへの性共育で最も大切なこと
子どもは言葉ではなくてエネルギーで感じている。大人が性に対してあまり人様に言えないことだ、いやらしいという意識を持っているとそれが子どもにも伝わる。(これは性教育に限らず全てのことにいえる)
だからこそまずは、大人の概念意識を変えることが大切。
○オランダが性教育の先進国
どんな教育がされているのか?
0歳からの教育→なんでも言い合える親子関係をつくることがはじまり。
義務教育→小学校でしっかりと性教育について学ぶ。
心を育む教育→ディスカッション形式で学ぶ(とっても大切な話をするので誰が発言してもからかったりばかにしたりしないことを授業前に約束してから始める)
最初にする問いは、「人を好きになるとはどういう感覚だと思いますか?」という問い。
まず自分の気持ちを感じた上で、
次は「相手の気持ちはどうなんだろう?」ということを考えることの大切さを伝える。
自分の感情+相手の感情も大切にして、相手と共に深めていく。その延長線上に目合い、赤ちゃんの誕生があることを伝えている。
○わたしたちのはじまり
生命の誕生を見てみると本当に尊い。
東北大学の研究結果(精子は助け合って卵子までたどり着く)
そして受精の瞬間に光を放つ(神秘的)
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20201117_04web_sperm.pdf
○女性がすべての始まり
男性の性器も元は女性と同じ。
男性の染色体を持つ人は女性の性器から男性の性器へと変化する。
昔は女性をかみさんて呼んでた(子宮=お宮=神様)
お母さんも「おかみさん」からきてる。
お父さんは「尊い人」からきてる。
昔の日本人は女性が神様だということがよく分かっていた。
○自己否定が子宮の不調に関わる
子宮は神様と同じくらい大切で神聖な場所。
どんな自分も許す、どんな自分も受け入れる
ことが女性はとってもとっても大切!
○何のために生まれてきたのか?
全員が心から幸せ!!て思える社会にしたいと誰しもが思っているはずなのに、今の時代は沢山のものに溢れて恵まれているはずなのに。
子供の死因の一位が自殺。
大人も自ら命を断つことが多い。
こんなに恵まれてるのに幸せを感じれらないのか?幸せを心で感じ取れてない、気づいてないことが多くなってきてしまっている。
<まとめ>
・性共育とは命の学び、心の育み。
自分だけで心を育むのは限界がある。
人と育むから魂が成長していくことができる。
・現代の日本は精神的な豊かさの課題。
日本人は子供も大人も自殺が多い国。物質的には恵まれているのに、あるものを気付けない、幸せを感じられない、精神部分の課題が大きい。自分自身を深く知る、私たちがすでに持っているものを思い出す。私たちが生まれる前から、多くの兄弟の愛のエールがあって性を受けたことと同じように、共に手と手を取り合っていくことが大切。
・子どもは無制限の愛。大人の愛とは行動!伝えること!大人にしかできないことは行動やつながり。(大人は横と手を繋いでいける、協力してあっていける強さがある)
親と性について話したことなんてないし、小学校5年生の時に初めて生理が来た時もお母さんに言うのが恥ずかしかったし、胸が大きくなってきて一番初めにスポーツブラジャーを買ってもらうのさえ恥ずかしかった!それが、普通のブラジャーに変わる時なんてもっと恥ずかしくてお母さんと一緒に下着選ぶのとかほんとに恥ずかしくてたまらなかった記憶あります。笑
なんでか分からないけど、性に対する恥ずかしさやいやらしさって昔からあったなと思いつつ。
今回のセミナーを経て、
私的にすっごい大切なことだなと思ったことは
①親やパートナーとなんでも言える関係を築くこと
②自分の感情を知り、相手の感情に寄り添うこと
この2つです!
性と向き合うことで、この2つが育まれると感じ、これは今の日本の社会課題の根本原因の一つである、1人で抱えこんでしまう社会構造、身近な人とのコミュニケーション感謝力理解不足、自己理解の不足が解決される手段でもあると感じました!
人間がみーんな共通しているトピックだからこそ、まずは大人が知り理解し考え方を変えていくことが未来の子どもたちの意識に繋がっていくなと感じました☺️
今回の話が、わたしたちKOKOHの一つ目の教育プログラムでお伝えしている内容と通ずる部分が沢山あり衝撃!
性と心と命と愛は繋がってるなぁと改めて🫶