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『どうする家康』を10倍楽しく見るために

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これからますます盛り上がる大河ドラマ『どうする家康』をもっともっと楽しく見るために、徳川家康や織田信長に関する記事をまとめました。お城の情報や関連書籍のご紹介が満載です。以後も随…
記事はこれからも随時更新していきます。ある程度、記事の数がまとまったところで値上げする予定でいます…
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#新書が好き

■知っているはずの「歴史」をアップデートする―『動乱の日本戦国史』

えりたです。 大河ドラマ『どうする家康』、どんどん佳境に入ってきましたね。気が付けばもう10月。始まった当初は「おれの白うさぎ」だった家康公も、いつの間にやら、底知れぬ「たぬき」化していくようで…月日の流れの速さに白目…いや、遠い目をしている今日この頃です。 さて、今日は9月に発売された新書をご紹介します。 ・ ・ ・ 「歴史学」という学問があります。「歴史学」がどういう学問かをググってみると、 とあります。 ここで大切なのは、「歴史学」は学問であるという点です。そ

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■深慮遠謀が跳梁跋扈する―平山優『徳川家康と武田勝頼』

大河ドラマ『どうする家康』、ご覧になってますか? 6月は長篠の合戦があったと思いきや、築山殿の事件にねこまっしぐら! で、まじそれどうする?となっていますね。 そんな殿潤さまに襲い掛かる困難の連打が、実際はどのようなものだったのかについて、みっちり調べ上げ、考え尽くし、分かりやすく書かれた本が出ました! それがコチラです。 ■『徳川家康と武田勝頼』について ■平山優 著 ■幻冬舎新書 ■2023年5月 ■980円+tax 『どうする家康』で時代考証を担当されている、

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【読書note】『徳川家康 弱者の戦略』

今日は日曜日。雨降りでしたので、お家に籠り、原稿仕事をやっつけておりました。おかげで、時間の余裕が持て、大河ドラマ『どうする家康』を観ることができました。 今日は第18回「真・三方ヶ原の戦い」。 いやぁ、あちこち泣きかけました。だって、夏目さんの名前とか叔父上の男気とか。 スパンの長い大河ドラマだからこその見事な伏線回収。決意をした人たちの表情を彩る光と影の美しさ。泣かせにくるなぁとじわじわしていました。 そして! こちらの本をおススメせねばとnoteを開いた次第。その

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【読書note番外編】『新説 家康と三方原合戦』

今日放映の『どうする家康』では 「三方ヶ原の合戦」が描かれました。 ドラマの時代考証をされている 平山優先生が執筆なさった 『新説 家康と三方原合戦』を思い起こしたら ドラマのわくわく感がマシマシに! 来週は「真・三方ヶ原の合戦」との タイトルですし さらにたっぷり楽しむために こちらの本をご紹介いたします。 *こちらの記事は 昨年12月に書いたものを少し手直ししたものです。 ■『新説 家康と三方原合戦』について ■とにかく読みやすい 旅行に行くとき、必ず何冊か

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【読書note6/新書】『信長の城』

大河ドラマ『どうする家康』を見ていると、「え、これ、城なの?」と思うことがあります。「〇〇城では…」とのナレーションが入っても、「館にしか見えない…」と思ってしまうのです。 「城」と言って思い浮かべるのは、名古屋城とか、暴れん坊将軍な姫路城とか。ああいった壮麗な雰囲気の建物です。現在、1560年代真っ只中の『どうする家康』ではまったく見かけない形状をしています。 でも、それが正解。 多くの人が「城」と言われて思い浮かべるのは、近世に入ってから建てられたものなのです。で、

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織田信長公関連のおすすめ本③

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