マガジンのカバー画像

大河ドラマ『光る君へ』を100倍楽しく見るために

30
大河ドラマ『光る君へ』は平安時代中期を舞台としています。日本史の授業で習ったあの頃の歴史や文学について、もっとくわしく丁寧に知ることで、ドラマもより楽しめるのではないでしょうか。… もっと読む
このマガジンは、毎週1~2本記事を更新します。平安時代の歴史や、『源氏物語』などの文学について、今… もっと詳しく
¥2,000
運営しているクリエイター

2024年3月の記事一覧

■大河ドラマ『光る君へ』第12話「思いの果て」感想―むしろ「フラグ回収の果て」なイケメンの行く末を

えりたです。 さて、『光る君へ』第12話はいかがでしたか? いやぁ、こまろちゃんがかわいかったですねぇ♡(そこかい)穆子さまに静かにだっこされてたり、感極まった倫子さまにお手々をにぎにぎされてたり。それでもまったく動じない肝っ玉よ! これで左大臣さまが、こまろちゃんをひざに抱いて「こまろよ…倫子が…倫子が…(泣)」って呟きながら、廂で日向ぼっことかしてたら…萌えないはずはなく…と、どこまでも想像の羽は羽ばたくわけです。 というわけで、今回も相変わらず萌えどころが主人公か

有料
200

■大河ドラマ『光る君へ』第11話「まどう心」感想―フラグを立てるイケメンはここにもいました

さて、第11話「まどう心」です。 第10話で、都をバックに全力笑顔の兼家パパりんが映し出され、パパりん絶好調! が予想された第11話。初っ端からもぅ、パパりんは摂政さまですからねぇ…お衣装からして違います。 それにしても。 勤務を終えてお家に帰り、一晩明けて出社(=出仕)したら、社長(=帝)が変わっていたとか…どんな気持ちになるんでしょうね? そりゃ、評判は芳しくない社長でしたが…ちょっとモニョりますよね。 でもきっと、兼家パパりんが企んだ何かしらがどうやら成功したら

有料
200

■大河ドラマ『光る君へ』第10話「月夜の陰謀」感想―新時代はこの未来だ

さて、先週は第10話「月夜の陰謀」でした。 兎にも角にも恋を語る道長どんと、志を語るまひろっちの対比がものっそいなぁと思いながら。これが思春期を拗らせていられる上級貴族の末っ子ちゃんと、大人にならざるを得ない下級貴族の長女の恋路かぁとしみじみ(言い方)。 思わず「オレと仕事、どっちが大事?」と彼氏に聞かれた昔を思い出すなどしておりました。ちなみに、「仕事に決まってるじゃん」と即答し、二股かけられた挙句に振られたところまでが1セット♡ …って何の話をしているのだ?(滝汗)

有料
200

■大河ドラマ『光る君へ』第9話「遠くの国」感想―明日から本気出す

さて、波乱の第9話でしたが、みなさま……情緒はご無事ですか? 多くの人と同じく、私も予告で「遠くの国」とタイトルが出たとき、「あ~直秀が越前に行っちゃうのかぁ…しばしのお別れ、さびしいなぁ」くらいに考えていたのです。そう、越前編でまひろっちとの再会イベントが発生することを信じて疑わなかったのです。 駄菓子菓子。結果はアレで(泣) いくら「遠くの国」と言ったって…トート閣下のいらっしゃる黄泉の国まで行かなくてもいいぢゃんかよぉ(号泣) この結末のもたらす衝撃があまりにも

有料
200

■大河ドラマ『光る君へ』第8話「招かれざる者」感想―壺拭くお兄ちゃんと「シムラうしろ!」な花山帝

えりたです。 先週の大河ドラマ『光る君へ』は第8話「招かれざる者」が放送されました。どちらかというと、第9話以降への布石がものっそい敷かれて、その意味でもドキワクできたお話でした。 ワタクシ個人といたしましては、高橋光臣さん演じる藤原義懐が陣定で公卿さまがたに檄を飛ばす場面に胸をアツくしておりました。 いや、だって。 義懐が「帝の仰せですぞ!」みたいに命令する口調が、同じく高橋光臣さんが演じていた轟轟戦隊ボウケンジャーのボウケンレッドの 「おれはすでに命令した! こ

有料
200