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チャクラ人間 

あなたの周りにこんな人はいるだろうか。世の中にはカリスマという言葉があるが、何が起ころうと全てポジティブに受け止め、それ自体を起動力、原動力に変えてしまう。そして、何か問題が起こったとしても、自分自身の成長の糧にできることを喜び、感謝さえしてしまう。

この人の口から、めんどくさいとか、無理無理ー!とか、愚痴や文句を聴いた人は恐らくいないだろう。不足を感じず、地に足ついた自分の意見をしっかり持っており、人を惹きつける魅力と存在感、本能で生きる力強さと安定した精神性。

優しさと力強さのバランス。愛情豊かな癒しのオーラをまとい、仲間への配慮や気遣いと、抜群のコミュニケーション能力でまとめ上げたチームの成果を、世界に向けて発信していく独特なイメージ力と創造性。この人の周りに人が集まる理由は、これ以上必要ないだろう。

そして、だいたいこういう人は先見の明を持っており、いや今風で言うリーディング能力というものだろうか。そもそも人間が普段使っているのは5~10%の顕在意識であり、隠れた超常的パワーとして90~95%の潜在意識を、本能で使いこなすことができたら、いやマジですごい人生になっていたかもしれない。

ところがだ。こういう人はやっちゃうんです。愛情豊かな癒しのオーラで包み込む。ガンジーやマザーテレサ、キリスト、サイババ、ブッダ、ダライラマさんたちも真っ青な「愛」という、地球上で最も気高く汚れを知らないアイテムを、いとも簡単に使いこなしてしまう。いや、本人は使ってるなんて意識は微塵もなく、ニコッと微笑むだけで「愛」のストーリーを創り上げてしまうのでしょう。

じゃあ。何故それがいとも簡単にできてしまうのかというと、こういう人にとって「愛」というエネルギーこそが、細胞そのものであり、肉体であり、全身を流れる血液となっているからなのだ。肉体は魂の入れ物であり、「愛」という細胞に包まれて世の中を見ている。両方の目は太陽と月、リズムよく刻む心臓の位置に「愛」は定住している。

穏やかな呼吸からは風を感じる。この人の側にいるだけで、まるで森の中にいるようだ。優しい木漏れ日に思わず目を細め、川のせせらぎ、そよ風、葉末の音。現代にとって一家に一台?癒しアイテムとして、とても重宝される存在だろう。

さて、あなたの周りでこのような誰か思いつく、心当たりの人がいるだろうか?この人は神様でも何でもない。私たちと同じように日常を過ごし、人間関係の中で揉まれて、この人生を生きている。いったい何が違うんだろうか。わかりやすく定義づけをするとしたら、こういう人たちのことを「チャクラ人間」というのかもしれない。

ここで、チャクラのことを簡単に触れておくことにしよう。人間の身体の中心に縦に並んだ7つのエネルギーポイントがある。これをチャクラというが、私たちの体内に流れているエネルギーは、この7つの出入り口を通して、外界のエネルギーを取り込み、常に新鮮な状態に保つ必要がある。


しかし、ストレスや外的要因などから受けるネガティブな意識により、この7つの出入り口であるチャクラが上手く機能しなくなってしまうことがある。そうすると、体内ではネガティブなエネルギーが、ぐるぐると同じ位置で回っているような状態になるのである。

もうひとつ。チャクラには発達時期というのがあり、その年齢で悲嘆やトラウマなどの経験が重なると、そのチャクラは未発達状態で、大人になった時に感じる「何となく生きづらい」から、その状態に気づくことがある。

この「チャクラ人間」的、人が存在するならば、それは本当に神様なのかもしれないと思ってしまうほど、現代人は何かと抱え込む問題が大きい。実は、それこそがチャクラの未発達からくる要因ではないだろうか。


=例えばこんな人=

(事例1)
何となく起きて、何となく1日を過ごす。特に目的もなく毎日を過ごし、何か問題が起これば不安と恐怖に一気に包まれてしまう。誰かに依存し、自信が持てず誰かの言葉に頼る。受胎から3~5歳(幼稚園)ぐらいのときの悲嘆やトラウマ経験が、第1チャクラを未発達にし、このような状況を生んでしまう。

(事例2)
辛い恋を何度も繰り返す。わかっているのに同じような男性(女性)を好きになってしまう。わかっているのに悲劇のヒロイン(ヒーロー)を何度もやってしまう。3~5から8歳(幼稚園~小学校低学年)ぐらいのときの悲嘆やトラウマ経験が、第2チャクラを未発達にし、このような状況を生んでしまう。

(事例3)
優柔不断で中々決断ができない。友達とランチに行っても、何が食べたいかあれやこれやと迷いに迷ってしまう。散々迷った挙句、注文した料理がくると、やっぱり最初のにすればよかった。と、いつもふらふらした状態。8~12歳(小学校低学年~中学1年)ぐらいのときの悲嘆やトラウマ経験が、第3チャクラを未発達にし、このような状況を生んでしまう。

(事例4)
私なんて。自己否定、自己犠牲。人を愛すること、人から愛されることができない。常に、他人を羨み妬み嫉妬してしまう。自分を見てほしい。批判や決めつけをしてしまう。(ジャッジする)12~15,6歳(小学6年~高校2年)ぐらいのときの悲嘆やトラウマ経験が、第4チャクラを未発達にし、このような状況を生んでしまう。

(事例5)
言いたいことを我慢する。進路相談で自分の希望が言えずに、親を安心させたい思いを優先し、親が希望する道を歩き続けて大人になり、自分の人生に常に迷いを感じながら生きている。15,6~20,21歳(中学3年~)ぐらいのときの悲嘆やトラウマ経験が、第5チャクラを未発達にし、このような状況を生んでしまう。

(事例6)
自己主張が激しい人。いつも明るく流ちょうな話し口調から、一見人気者に見える。しかし、自慢話ばかりに気づけば周りに誰も人がいない。また何か問題が起これば、人にせいにし責任逃れをする。21~26歳ぐらいのときの悲嘆やトラウマ経験が、第6チャクラを未発達にし、このような状況を生んでしまう。


これらの事例から言えることは、単純にチャクラの発達時期にトラウマを経験したために、そのチャクラのエネルギーが不活性化してしまい、それが何らかの「問題」に繋がるのだと捉えてしまいがちだが、「チャクラ人間」の要素は、それを「問題」にするのではなく、バネにするところにある。

人生のプロセスは一言では語れない。これらの事例は誰にでもあることではないか。しかし、それに気づくか気づかないかで、人生は大きく転換するということも覚えておいてほしい。皆が「チャクラ人間」になる必要はないが、もしも今の生き方に満足していないのなら、チャクラを意識することで、「チャクラ人間」を発動させることは可能である。



今、明確に【なりたい自分】があるのなら、まずはそのチャクラの活性を目指してみたらどうだろうか。実は、(事例3)の話しは私自身のことである(笑)友達とご飯を食べに行った時、いつでも一番最後まで悩んで、結局めんどくさくなって友達と一緒のものを注文する。でも、一口食べて、あっちにすればよかったと後悔する。

私のトラウマ経験は小学3年のときだった。父親のことで嫌な記憶があったが、誰にも言えずに自分の心の一番下まで押し込んで、そのうち忘れてしまっていた。

大人になって、優柔不断、決断力に欠け、誰かの支持を待ち、押しの言葉に弱い。結局私は人に対して「NO」と言えない人になっていた。8歳~12歳のトラウマ体験は、第3チャクラを未発達にさせる。【なりたい自分】は、自信に満ちた自分であった。

それから、私の「チャクラ人間」発動ストーリーが始まったのである。今では普通に使っているが、当時の私は「思考の現実化」とか「現実は意識の投影」とか、その辺の意識がまるで無知であったため、ちょっと小石につまづいただけで、「もう無理」とか「どうせ無理」とかのオンパレードでした。

「チャクラ人間」の第一歩は、やっぱり「思考」を変えることでしょうか。というよりも、「チャクラ人間」を目指す!と思った時点で、自分の中の細胞が変化し始めるのだと、今ならよくわかる。

ここで、「チャクラ人間」の定義をもう一度まとめてみよう。

第1チャクラ:基盤、本能、今を生きる、冒険心、自信
第2チャクラ:コミュニケーション、創造性の閃き、アイデア
第3チャクラ:やる気元気!体内発電所、創造力、自己表現
第4チャクラ:自己肯定、愛、癒し、労り、許し、感謝
第5チャクラ:言葉による表現力、創造性の具現化
第6チャクラ:ビジョン、直感力、未来志向、テレパシー
第7チャクラ:気づき学び、霊的エネルギー、悟り


ところで、私自身が人生を大きく転換する気づきとして、ある一つのアイテムが存在する。それが周波数音楽である。周波数音楽は、各チャクラが活性するように特定の周波数が響き、針治療のようにピンポイントに各チャクラに振動を与える。

それが、チャクラに対応するソルフェジオ周波数との関係性であり、それを音楽で表現したのが「周波数音楽®」である。


これまでに私が出会った人たちの中で、何かを抱え生きづらさを訴えている人は少なくありません。それは自分にしかわからない、他人には決してわからない辛さであり、心の非常事態なのだと感じるほどです。

しかし、これまで出会った人たちで「チャクラ人間」を目指す!宣言は誰一人していません。ただ「周波数音楽」を聴き続けているだけなのです。でも、面白いことに皆さん「チャクラ人間」の要素に一歩ずつ近づいているようにも感じています。


何が幸せか、どう生きれば幸せかは、自分が決めればいいことだし。ただ、人生の主役は誰でもない、自分だということを忘れずに生きていきたいと思う。そして、周波数音楽が何かのお役に立つのであれば、それが私の一番の幸せなのだと、心が最大限に響くところです。

また、「チャクラ人間」の心臓部はスピリチュアルハート。自分にも他者にも労わりの心で接し、愛情とやさしさに触れたとき、本当はもっと自分は素直なはずなのに、、、ということへの気づきとともに、泣けなかった自分の目がウルウルとなる瞬間でもあります。


そして、笑顔の花が咲いたとき、スピリチュアルハートはほっこりと温かく、皆をまあるい波動で包み込み、優しい笑顔の花が咲き誇るでしょう。





「チャクラ人間」

ありがとうございました。

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