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一瞬の季節をつかまえて

週末は久しぶりにエアコンをつけなくても熟睡できるくらいの気温だった。

涼しい。幸せだ。このくらいの気温になるのをずっと待っていた。寒すぎず、長袖Tシャツでちょうどいいくらいの気温。

この短い秋をどう楽しめば良いのだろうみたいなことを慌てて考えている。うかうかしていたらすぐに終わってしまうのに。目黒蓮さんみたいにベランダで星を眺める趣味もないし…(こうやって書くとあの人本当にロマンチックだな?)。

秋の食べ物といえば、栗。この前久しぶりにモンブランを食べたらこんなにおいしかったっけ?というくらい、おいしかった。昔は好きな食べ物を聞かれたら甘栗を入れていたけれど、今は年に数回しか食べない。自分で買うとつい食べすぎてしまうから、食べるのはお正月あたりのみだ。もはや秋じゃない。

今の季節にしかできない服装を楽しむのもいい。さすがにニットはまだ早いけど、薄い長袖なら、いけるだろう。この前、街中でニットを着ている人を見かけた。ユニクロのマメクロゴウチとのコラボのニットだ。見た瞬間にわかる人にはわかってしまうので私は買わないが、やっぱりかわいかった。

しかし朝晩は涼しかったとはいえ、その日の最高気温は27度。暑かっただろうな。でも着たいよねニット。わかるよ。みんな私と同じように秋を待っているんだなと思ったら、勝手に親近感が湧いた。

食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、色々あるけれど誰が考えたのだろう?何かを始めるのにちょうどいい季節、ということだ。一瞬の季節をつかまえて、楽しんでいきたい。