ヘッダー

【1】恥ってなんですか?(まとめの感想戦)

このマガジンでは、せらせらとオルくんが交互に1つのテーマについてエッセイを書いていきます。今月のテーマは「恥」。まずはこちらを読んでみてください。

3週目の今週は、それぞれのエッセイを読んで振り返り、研究・検討をしてみます。

ーーー

せらせら:まずは読んだときの第一印象だけど、予想通りバランスが最高だ!と思いました。

オル:バランスっていうのは、2つの記事のバランス?

せらせら:そうそう。私は具体的で個人的なことしか書けないけど、きっとオルくんはもっと抽象的な考察を書いてくれるだろうと期待していたの。

オル:あぁ、そうね。せらせらさんの途中の記事を読んで、「あ、やっぱり具体的な話だな。なら抽象的なことを書いてもいいな」とは思った。
こっちは具体的なエピソードを書くのがあんまり得意ではないというのもあったけど(笑)

相手がどう思うかはわからない

せらせら:むしろオルくんはどんなときに恥ずかしいと思うんだろう?と思ったよ。普段隠れている、見えにくい自分が表面化したとき恥ずかしいと感じるんじゃないかっていうのはすごく面白いなと思って。

オル:注目されるのは苦手かなぁ。あとは自分の想像力が及んでいなかったときとか恥ずかしいかも?

せらせら:へー!!!あ、でも想像力が及んでいなかったときっていうのはわかるかも。

オル:言い間違いとかもね(笑)

せらせら:ふだんすごくしっかりしてる人の言い間違いとかって、ちょっと可愛く見えたりするよね!
ギャップ!本人は恥ずかしいけど、そういう面が見えるとぐっと親近感湧く。

オル:あ〜、あるね。ギャップなんだろうなぁ。そういうのは、せらせらさんの記事に通じるね。相手がどう思ってるかは分からないっていう。

何を恥ずかしいと思うか

オル:今回のテーマは、最初から恥はどんどん捨てていこうっていう方向性で書こうと思ってた?

せらせら:全然(笑)最初の書き出し、太宰ではないが〜を思いついて、書いているうちに自分のなかで発見した感じかな。ああ、そうか、自分のなかで解決しちゃえばいいのかって。

オル:なるほどね。太宰のことは書くかもなって思ってた(笑)

せらせら:恥といえば太宰かなと(笑)

オル:そうね。あのフレーズは出るよね(笑)書きながら方向性が決まったのか。僕も似てるといえば似てるけど、どれでいくかみたいなプランは複数あって、迷ったんだよね。

せらせら:他プランもあったのか!どんなのか気になる〜

オル:①せらせらさんみたいに、かき捨てパターン
②一般的にはこうだろうなっていうのをひっくり返すパターン
③恥をかくではなく、恥をかかされる場合についてのパターン
④なにを恥と感じるかは、実はなにを恥と感じさせられているかなんじゃないかっていうパターン
②が今回のかな。④も②に近いんだけどね。

せらせら:おお、面白い!私は恥って、自分の問題だなって結論に達したけど、たとえば「お前は家の恥だ」とか言われたり、一般的に恥!と思われることをしてしまうことによって、その後の行動が変わるみたいなのを何かで読んだよ。

オル:そうそう。「お前は家の恥だ」っていうフレーズなんかが③、④を思いついたきっかけ。

せらせら:恥と思わされるパターンか。社会や文化によって、何を恥ずかしいと思うかは違うもんね。

オル:そう。どんなことが恥であるかっていうのは、その集団の規範によってるところが大きいよなっていう。意地悪だったりで他者から恥をかかされる場合って、自分の側で解決すればいいっていうふうに言って、納得できるだろうか?って思って。

せらせら:なるほど。確かに…それは難しいね。うう、深い、深いぞ恥。まだまだ触れられなかったこともあるし、引き続き考えてみたいな。

オル:さて、次のテーマは「怒り」です。これまた深そうだね。

せらせら:よろしくお願いします!

この記事が参加している募集