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いつでも早く家に帰りたい私の処世術

会社に着いた瞬間から「ああ、早く家に帰りたい」と思っている。

私は毎日そんなことを考えている不真面目会社員であるが、会社ではそれなりに評価されているほうだと思う。だからやりたいことをやらせてもらえるし、堂々と意見が言える。

「自由にしたかったら偏差値の高い高校へ行け」と同じ理論である。校則がなかったり、髪を染めてもOK、ピアスOKの学校は、多くの場合偏差値が高い。

自分のしたいようにしたかったら、それ相応の成果を出し、指示を受けるだけでなく自分でコントロールできるようにしていくのだ。

処世術などという大層なものではないのだが、私がどうやって世渡りしているのかを整理してみたい。

・早く帰ると宣言する
・整理整頓をしておく
・諦めない

書き出してみると思ったよりもシンプルだった。まずは日頃から早く帰ります、と周りに宣言する。定時後に打ち合わせを設定されたりしないし、「帰りたい人なんだ」と認識してもらうのが一番早い。

早く帰るためにこちらも効率よく、いかに無駄なことをしないか考える。そしてやるべきことは前倒し前倒しで仕上げる。そのために自分の抱えているものが何があるのか、どれにどのくらい時間がかかるのか常に整理しておく。そして、成果物に対する信頼を積み上げていく。

うんうん、わかります。そんなこと言える雰囲気の職場じゃない場合もある。日々の業務に追われてそんなことしてる暇さえない場合もある。そういうときはどうするか?それが最後の「諦めない」だ。

私の居場所はここじゃないかも、と思いながらそこにいるのは辛い。しかし転職に労力がどれだけかかるか知っているので、合わなければ転職すれば?辞めれば?なんて軽々しくは言えない。

ただ、そこで諦めてしまうとずっとその状況は変わらない。諦めないで生き延びてきた私のルールはこれです、というだけだ。今後も快適で楽な環境にいられることを目指している。