【日記】初めての腰ピキ
朝、寒いな〜と思いながらしゃがんだところ、腰のあたりで「ピキッ」と音がした。
実際には音はしていないが、全身に危険を知らせる信号がかけめぐった。「これはやばいかも」と、足首の骨を折った時と同じことを思う。これ以上やばいことにならないように、そろそろと起き上がった。
幸い動けそうだったので、出社することはできた。ただし、一日中腰に違和感があって痛かった。残念なことに忙しくない日だったこともあって、痛みにばかり意識がいってしまったのもある。いたたたた。
じわりとずっと痛いのは生理痛に似ている。知っている痛みだとまだ耐えられるが、慢性的な腰痛持ちの人は辛いだろうな。いつも腰が痛いと言っている夫を軽くあしらってきたことを反省する。
症状は夕方くらいにはかなりマシになってきた。でもまたあのピキッが怖くて、そろそろと靴下を脱いだり、着替えたり、腰を曲げずに床に落ちているものを拾ったりしている。無理はせずひどくなったら病院、と唱えるようにして静かに回復を待っている。
心と体はつながっている。なにか不調があると心まで沈んでくる。そしてこうした体の不調は歳を重ねるごとに増えてきている。先週末に美容院に行ったり脱毛に行ったり、表面的にきれいすることをまとめてやったので、とても満足している。今度は内側からの健康みたいなものも意識してみたい、と腰を守りながら思う。