見出し画像

【日記】食べたいものがわからない

在宅勤務を終えてPCを閉じる。

伸びをして、めんどくさくなる前に外に出る準備をする。今日初めての外の世界だ。日中は(天気予報で見る限り)夏のように暑かったけれど、家の中はひんやりしていた。夕方だしさすがに気温が下がっているだろうと思い、上着を着て外に出た。

街行く人たちはみんな半袖や薄着だ。日中、暑かったんだろうなというのが伺える。上着はなくてもいけたかもしれない。私の知らないうちに、世界は進んでいたようだ。1人だけ取り残されている。

夫が会社の飲み会で出かけていて、家には1人だ。夕飯を考えなければいけない。1人の時は本当に食べることへのやる気がなくなる。何が食べたいのかさっぱりわからないのだ。

とりあえず駅前でお弁当か何かを買おうと、物色する。とんかつ、チヂミ、中華。食べたいものがない。結局スーパーで買って帰ることにする。気休めの野菜ジュースや、夫がいない時にこっそり食べるポテチをカゴに入れながら、周りの世界のペースについていけてないような感じがする。1日中家にいたからだろうか。

結局、ハンバーグ弁当を買った。ハンバーグが好きだ。基本的に肉食であるが、肉そのものというよりハンバーグ状になっているとより好きだ。食べてみると付け合わせのポテトの味付けが冗談かと思うくらいしょっぱい。これで何杯かごはんを食べられそう。塩をふる担当の人が加減を間違えたのかな。

ぼんやりした気持ちで、ぼんやりハンバーグを食べて、ぼんやりドラマを見た。早く晴れないかな。太陽の光を浴びていないからこんななのだ。