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私の知らない時代を生きる変幻自在の男の子


はじめて撮影したとき、たった10分くらいの撮影で「きっともっといろんな一面のある子なんだろうな」と感じた出会いだった。

夕暮れの16:00から17:00の間、空の色がみるみる変わる様子が、彼のなかに秘められた(まだ私も見たことがない)いろいろな一面にシンクロしているようだった。

なに者かになるでもなく、変幻自在に生きていく気がする彼を撮っていて、私の知らない時代を生きている子なんだろうなと思った。

望月春希


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