その日限りの毎日を自分なりに

　ざっくりとではあるが、月々のレシートを整理している。


家計簿に金額を記入し、食費や自分の出費がいくらなのか、だいたい把握しておくのだ。そこから策を講じる、というところまではいかないけれど、使ったお金を知っておくのと知らないのとでは違うんじゃないかと思って続けている。

ここ数ヶ月は面倒くさくなって、なかなか取り掛かれない。レシートが溜まるほど、やりたくなくなる。本当は買ったその日のうちに記載できればいいんだけど。今日こそ今日こそ、と数日経ち、本当に今日こそやるか〜と気合を入れた。

7月はまだ終わっていないのに、連休もあってかレシートが多い。家計簿に記入し、レシートの束をがさがさと持ち上げると、はらりと一枚落ちた。
他のレシートより小さいから落ちたのかなぁ。何気なく見ると、日付が2022年2月22日。え。いやいや、そんなわけ。さすがのわたしでも、2022年のレシートを紛れさすわけなかろう。金額を見ると、あの日(7/12)のレシートだと思い当たる。日付まで見ていなかった。
しばし考える。2の連続…。に、に、に、に。ツー。ちがう。にゃん。にゃん？　
そのお店は猫型のお菓子を売っていて、わたしは猫型クッキーを買ったことを思い出す。

内税5%は無視する😂

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　2022年2月22日。
わたしは何をしていたんだろう。ひとつも浮かんでこない。浮かばなすぎて、ぽけーっとしてしまう。日記を書いているわけでもないので、スマホのアルバムを振り返る。

22日の写真はなし。
前後の写真は、母の手料理の写真やサーティーワンアイスクリームの写真。ラーメンの写真がある。食べ物ばかりだ。覚えていないくらい普通の日常。ありきたりだけれど、ささやかな幸せのある日々を送っていたことがわかる。

当たり前に、2022年2月22日はもうやってこない。毎日がその日限り。
でも、1日の大切さを知り、大事に過ごそう！とは言えない。
日々暮らしていると、1日1日がおざなりになってくるときもあるし、いつも気合を入れて過ごせるわけじゃないから。そのときの自分なりに過ごせていればいいかなぁ。




　期せずして過去を振り返るきっかけをくれたお菓子屋さん。ありがとう。
意図的に日付操作しているのかは、気になる。