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最近、自分はずっと、何故だかとても寂しいということに気がついた。どうしてかは分からない。ただ、とてつもなく寂しい。自分が寂しいということに気がついてから、よりその感情が強くなった。わたしは、寂しかったのだ、ずっと。

どんな時に寂しいか。もう、生きている時間、ほぼ全部。具体的に何がとかじゃ、ない。ただただいつだって寂しいのだ。そして私はその寂しさを埋めるために、好きなことをしていることにも気がついた。

友人に会うこと。恋人に会うこと。歌うこと。音楽を聴くこと。食べること。好きなテレビ番組を見ること。小説を読むこと。お酒を飲むこと。ママと話すこと。

全て寂しさを埋めるためにやっている気がした。自分の軸は寂しさなのかもしれないと思い始めた。もしかしたら、その意見はすぐに変わってしまうかもしれない。

ただ、今はこの寂しさと向き合う、というかこの寂しさを抱きしめてあげることがとても大切なことなのではないかと思う。この寂しさをきちんと知ることでわたしは成長できる気がするし、大好きな人のこと、本当に本当の意味で、もっと大事にできる気がするんだ。

何故かというと、きっとみんな寂しいから。そんな答えがわたしの中に出た。現段階だけど。寂しくないひとなんていないのでは?と思った。わたしの大好きな人たちが寂しかった時、わたしはその寂しさを少しでも和らげたり、一瞬でも忘れてもらうようなことができていたかな。

わたしは大好きな人たちにだいぶ助けてもらっていたんだなと気がついた。たくさんの温かい言葉をくれる人や笑わせてくれる人や一緒に考えてくれる人。寂しさをたくさん埋めてくれていたんだ。その寂しさは消えてはいないんだけど、でも消えないで欲しいと思うし消したくはない。

これからはもっと、大好きな人たちに寄り添える気がしてる。だって、自分がとても寂しいんだってことに気がつけた。もしかしたら、大好きじゃない人にも寄り添えるかもしれない。

小説もお酒もテレビ番組も音楽もいつも寂しさを紛らわせてくれてありがとう。これからも自分が寂しいということを自覚して生きていくんだ。





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