花火でBBQしたらド派手で楽しく一石二鳥!?
はじめまして。襟茸(エリンギ)と申します。
夏休みって行事が多いじゃないですか。
お祭りに花火、プール、大量に出される学校の宿題、旅行、スイカ割り……
冬休みにやるとなると少し首をかしげるような、たくさんの「夏ならでは」が詰まっている
でもさ、夏休みにやりたいことが多すぎて
あーーーーーーーー!!!!!!!今年はあれできなかったーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!
うわ~~~~~~~~~~〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!
なんてことを経験したことある人は、私を含め多い事でしょう。
だったら、夏休みにやりたいことを2つ同時にやったら倍楽しめるし盛り上がるんじゃない?という訳で、
花火×BBQ
これを試してみます。
花火の火は綺麗だし、その火で肉を焼いたらめっっっっっちゃ盛り上がってその日のボルテージは最高潮になるのでは?
と、楽しそうな様子を思い浮かべたところで早速準備にかかりましょう。
まずはBBQ側の材料を調達
BBQの土台を作るため、網にグルーガンで串を接着させる。
ちなみに、蝋が手に付くのが嫌だけど軍手が無いためモコモコの手袋をしながら作業していました。自室に冷房が無いことも相俟ってクソ熱かったです。
買った串は3本入りだったけど、家に同じような素材と長さの串があったのでそれを拝借し、計4本を網に固定させる。
冷めたら負荷試験を雑にやって固定部分が取れないことを確認
あとは、ここに購入した小さめの鉄板を置いて焼けばよし!次は食材をそろえます。
BBQとは言ったが、BBQで使用されるような生野菜や肉が中まで火が通るかわからないため、まずは薄い食材であるボンレスハムと(ハムの加熱が成功したら)卵を使って目玉焼きを作る。
それと、とても大切なアルミホイル。多くの花火にはリチウム(Li)や銅(Cu)などの着色剤が含まれている。食品を口に入れる際に付着しないようにするため、耐熱性のあるアルミホイルで鉄板をくるんで焼こうと思います。
これで成功したら次はもっと盛大にできそうだな~
次は花火側の調達
ドン・キホーテで噴出花火がセットになった手持ち花火を購入し、計7個の噴出花火を獲得。これたけあれば焼けるでしょう。
食材は大量に保冷剤がつっこまれた保冷バックに入れ、チャッカマンなど必要なものを持ったことを確認し、
いざ出発!!!!
目的地に付き、持ってきた道具たちを広げる。
自宅に持ち帰っても仕方がないので、まずは手持ち花火を楽しむことにしました。
ブレたため載せられないが、テンションが上がって普段しない自撮りもした。
手持ち花火を十分楽しんだところで、今日の目的である花火×BBQに取り掛かる。作製した台を地面にブッ刺し、油を敷いた鉄板、主役のハムをのせ、下に噴出花火をセット!
それでは、ワックワクのドッキドキな〜〜〜?
着!!!!!!!!!!!
火!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
……あれ、ズレてね?
配置ミスに気がついたところで時はすでに遅し。鉄板の隅が温まっていくところを見る事しかできませんでした。
火が消えたことを確認し、駆け寄ってハムの様子を確認したところ……
穴が開いちゃってる!?!!?
熱源に耐えられなくて溶けてしまったアルミホイル、溶けたものが乗ってしまった鉄板、炭を被ったハム……
食材には本当に申し訳ないが、これは食べられそうにないし、目玉焼きも当然できそうにない。
だがしかし、このまま帰るにしてはまだ噴出花火が6本も残っている。そのため、ここからは噴出花火が何本あれば食材を焼くことが出来るのかについて検証していきます。
辺りも暗くなってきたためサクサク進めていきましょう。
先ほどよりも直に火を当てるためアルミホイルを取り、チャッカマンで鉄板を温める
長いこと火をあて続けて41.9℃まで熱くした。これ以上チャッカマンを使い続けると肝心な火が付かなくなってしまうため、ここで花火にバトンタッチをする
時間を空けると冷めてしまうので2本連続で噴出花火を着火することにしました。
花火よ!ハムをこんがり焼いてくれ!!
本日2本目。予想通り、遠くから見ると派手な光景でカッコいいな。ハムが焼けつつあることを信じ、立て続けに3本目に火をつけることに。
こちらの花火は2本目よりも火力は劣りそうだが、蛍のような火花の散り方でとても綺麗です。
さて、鉄板は熱くなっているのか、ハムはこんがり焼けているのでしょうか。
チャッカマンで温めた後すぐに直火にかけたから温度上がっているはず
……
……………
下がってね??????
もちろんハムは
一切焼けていませんでした。
マジか……
火力と温度が足りなかったのか?それともハムより脂質が高いベーコンなら油が温まって上手く焼くことができたのか?どちらにせよ、こんがり焼けると思っていたため、失敗したことにショックでした。
あと「じゃんじゃん焼いていこう!」ってなると予想していたため、持ってきていたハムが余りました。
卵は使用しないまま家に持ち帰り、ゴミ回収と燃えカスが無いかを確認して帰路につきました。
いかがでしたでしょうか?
台の骨組みをしっかりすること、食材の安全確保、1度に着火する噴出花火の量などなど……
改善点は山積みにあり、これらをより良くしたら私のやりたいことはもっと明確に実現できそうです。
リベンジしたいなぁ〜〜〜〜〜
そして最後に
花火、ハムを作る工程に携わった全ての方々、
大変申し訳ございませんでした。
家に帰り、使用したものたちをゴミ箱や冷蔵庫、キッチンのシンクへと入れていく。
「あら、おかえり~夕飯がちょうどできたよ」
母の声と鰤の照り焼きの香りが腹の音を誘う。おなかがすいたな。
あっ、そうだ、
「ねえ、目玉焼き作ってもいい?」
「いいけど妹の分も作ってね」
……
…………
カチチチチチチチチチ、ボッ
ジュゥ、ジュゥ、
ジュワーーーーーーーー
シュワ---------------フツフツフツフツ
シャッ、シャッ、
ピュ---ッ、ピュ---ッ、
……ペタペタペタペタ、コトン、コトン
「いただきます」
(2023/09/02 追記)
使用した手持ち花火、噴出花火は以下の製品となっています。ドン・キホーテで購入しました。
抜け殻の状態で申し訳ないです……
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