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悩みがないと困るんですけど?!


もっと幸せになりたい。
悩みがない人生を送りたい。

そう思っていたはずが、実際に自分が望んでいた「幸せな状況」が手に入っても、次から次と心配事を作り出しては不安になることがあります。


私は以前、好きな人に対して「この人は私といても楽しくないんじゃないか」と不安になっていたことがあります。
しょっちゅう、その不安感に苛まれるので「何が私をその思いに囚われさせるのか」を自分で見てみました。


その結果、自分から返ってきた答えは、

「真っ黒な私のバックグラウンドは、相手の気分を暗くして不快にさせるから、私にその場にいてほしいと誰も思わない」

というものでした。

そうでした、小学生の時によくそう思っていました。

私の背景が暗すぎるのがすごく負い目だったし、友だちに厄病神と言われたことがあったのも思い出しました。
なるほど、だから無理にでも明るく振る舞おうとしていたのか!とも納得しました。



ただ、もっと心の深いところにあった答えは違いました。


確かに「私は暗い」という思いがあるから私を不安にさせていたのは事実だから、もちろんこれには向き合います。
といっても、「気落ちしてる時も暗いままで居ればいいし、心配してる時はとことん心配を口にしよう」と素直な自分でいるだけです。



では、私の奥底から聞こえたもっとも大事な答えはなんだったか。


それは「心配していたい」でした。


心配していたい?!
悩んでいたいってどういうこと?


「いつ転落するか分からないのに、浮かれてなんかいられないでしょ!」


私の強烈なトラウマが私を「常に心配している状態」にしておきたいということです。


私から見て、私の父はいつも「行き詰まって」いました。

会社を取られて借金取りに追われて自己破産してからも、何かとつまずいている様子しか見ていなかったので、「転落」が私のデフォルトで当然起こることになっていたのです。


だから、幸せが怖い。浮かれるのが怖い。
いずれ落ちると思っていたから。


必死に自分の手綱を握って、転落防止しなきゃ。うかうかしていられない。


そんなわけで「心配すること」を手放せなかったのです。


幸せが増えれば増えるほど、罪悪感も増えてくるので苦労を探したくなっていました。
だから好きな人と良好な関係だと「困る」のです。
自分から「問題を作っていた」わけですね。
下手したら自分から離れていきそうです。



さて、なぜ父はいつも行き詰まっていたのでしょうか。



私から返ってきた答えは「必死すぎた」から。


言われてみると、必死な人って怖いですよね。
目をギラギラさせて営業されると逃げたくなります。


必死になればなるほど人生はうまくいかないってちゃんと知っているのに、転落恐怖から悩みを作って必死に生きようとしてしまう。
矛盾しているのに、それをしないといられない状態になっていたと気付かされました。 



もう適当に生きましょうか。



それが宇宙からの答えでした。



あなたはいかがでしょうか。
自分に何か問題があると思って「治さなければいけない」と「必死」ではないでしょうか。
こうしなきゃああしなきゃって思っていることは何もする必要がないことかもしれません。


むしろ、なぜ自分をダメだと思い治さなきゃと考えてしまうのか?を知ることが、肩の力を抜いて楽にさせて、今まさに幸せが手の中にあることを教えてくれます。


Spiritual Anatomy®のオフィシャルアプレンティスとして活動中です。
対面セッションは東京で行っていましたが、現在はSkypeのみです。
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