2月、3月ワークショップのお知らせ
ご縁をいただいて月に一度、あるお寺さんへ座禅に通っています。
山のふもとにある禅堂は、凛とした空気に包まれて自ずと心身が落ち着きます。
都内の地続きの場所ですが、環境とゆったりとした気分で
普段よりもゆっくりとした時間が流れているように思えます。
座禅を終えた後に白隠禅師座禅和讃をお唱えします。
‥‥
衆生本来仏なり 水と氷の如くにて
水を離れて氷なく 衆生のほかに仏なし
衆生近きを知らずして 遠く求むるはかなさよ
たとえば水の中にいて 渇を叫ぶがごとくなり
この和讃では、私たちは元々仏であると説かれています。
水を離れて氷がないように、生きとし生けるもの私たちのほかに仏はない
私たちはそれに気づいていなくて、つい遠くにあると求めてしまう、はかないことだ
たとえば水のなかにいて、喉が渇いたと叫んでいるように
‥‥
年が明けて約一か月半、年末年始は何もせず十分な睡眠をとり
気ままに過ごしていたので、日常が始まってからこれほどまでも
社会は目まぐるしく稼働しなければいけないものか、と改めて実感しています。
ふと自分を顧みたり、外部へ反応せず誰でもない自分としていられる時間って
よほど意識的にならないと難しい現代社会。
私たちの中に仏性がもともとあったとしても、
それに意識を向ける時間を取れなかったり、向け方もわからなかったり
そのことも知らなかったりすれば、気づけない。
ゲシュタルトのワークでは、元々あったものに気づくことがあります。
今ここの体験からそれに気づく、何かを新たに得るのではなく、
既にあるもの、ことに気づく、それを受け入れられるようになる。
変容の逆説的理論、変わるのではなく、今の自分自身に気づくことで
根本的な変容が自ずと起こる、それは意図的に起こすものではなく
重なるなぁと感じつつ、白隠禅師座禅和讃をお唱えしていました。
【2/18(日)】「気づいたら人にも自分にもやさしくなれてました」
ゲシュタルト療法ワークショップを開催します。
※3月は、31(日)に開催予定です。
誰かの期待に応えず、今、ここの自分を経験することに意識を向ける
普段の役割や、世間の視線に捉われず、今の身体感覚のまま居たいようにいる
日常から少し離れた安心、安全の場を一緒に過ごしませんか。
もやもや胸に何につっかえがある方
誰かに話を聴いてもらいたい方
過去に出来事や辛い思い出が離れない方
理由もなく落ち込んでしまう方
ただゆっくりのんびり自分を感じたい方
ゲシュタルト療法のワークを受けてみたい方
詳細、お申し込み、ワークショップ参加同意書内容は、下記リンク先をご確認ください。
【2/18(日)開催】
https://spielen0707.base.shop/items/82110446
【3/31(日)開催】
https://spielen0707.base.shop/items/82790756
※当日はワークショップ参加同意書にご署名いただきます。
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