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【開催報告】さよならFEMTECH ZONE!ありがとうFEMTECH ZONE!

約8カ月にわたる、健康博覧会と当社ウーマンズの共同プロジェクト「FEMTECH ZONE」は無事、2月10日に閉会しました。両社ともに力を合わせて全力疾走で駆け抜けた8カ月。会期中はどれくらいの来場者様がお越しくださるのか、来場者様には評価頂けるのか、出展社の皆様にはご満足いただけるのか、コロナはどうなるのか。そして膨大な工数の各種作業は会期前までに完了できるのか…とにかくプレッシャーの日々でした(汗)。 

会期前日(搬入日)

会期前日は出展各社の搬入日。当社は東京ビッグサイトからタクシーでワンメーター程度の距離なので荷物の運搬はワゴンタクシー1台で大丈夫でした。とはいえワゴンタクシー一台の移動でも搬入はてこづったので…大阪や四国など遠方から参画くださる出展社様は荷物の発送や移動など、かなり大変だったんだろうなぁと思います(*_*。)(お疲れ様でした&誠にありがとうございました!)。

東京ビッグサイトに到着すると、すでに基礎工事は完了しており、一部の出展企業様も準備を開始。搬入日はこちらの(↓)会場内にも車が入ってくるなど、新鮮な光景を目にできました。

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そして今回、フェムテックゾーンの総合インフォメーションを担う当社ブースはこちら。この数か月、当社ブースも、各出展社様のブースも、データ上でしかデザインを見てなかったので、実際に出来上がってる様子を見るとなかなかの感動ものです。

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会期中は、フェムテックゾーンと連動させたイベントプログラムを3本開催します。

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いずれのイベントも既に定員越えのお申込みを頂いてはいたものの、コロナや雪の影響もあり、当日どれだけの方々がお越しくださるか。。。不安な気持ちを抱えながら会場の下見。

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会期最終日は、フェムテックゾーン出展企業様のうち15社様にご登壇頂く、ピッチイベントとなるため、ステージの立ち回りについても、この日に事前打ち合わせ。

会期1日目

そして緊張の一日目がスタート。

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開場前に、フェムテックゾーン出展社全員が集まっての5分ミーティングを実施後、私は10時30スタートの講演「女性ヘルスケア市場トレンド2022発表」のリハーサルに向けてステージ裏へ移動。

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コロナがこのような状況だったので、キャンセルも多いかなぁと思っていたのですが…今年もたくさんの企業様にご参加頂きました。誠にありがとうございました!

(毎年当社から業界の皆様に向けて発表させて頂いている、女性ヘルスケアトレンドの発表。本番当日は50分程度で終わる内容なのですが、その50分間に向けて約3~4か月かけて毎年準備を行っています。今年もメンバーたちと共に、「分析作業」「キーワード選出」にもがき苦しみ完成させました(苦笑)。多くの企業様が当社発表内容を、その1年の指針にしてくださっていることもあり毎年結構なプレッシャーで、毎年この仕事が終わると一息つけます。。。)

講演が終了しフェムテックゾーンに戻ると、ゾーン全体も賑わいはじめており、ほっと一安心。

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初日はフェムテックゾーンの撮影も(ご協力頂いた出展社様、誠にありがとうございました!)。

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会期2日目

そして2日目。今日も賑わってくれるかなぁ。。。とドキドキしながら会場へ向かうと。

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よかったー。

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すでにたくさんの方々がご来場くださっていました…涙。

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「フェムテックゾーンの社会実装に向けて、必要なことは?」の問いに対する答えを出展各社様に書いて頂き、こちら(↓)のボードに貼りだしを行う、という企画も行いました。

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貼り出したところで見てくれる方いるかなぁ…と思いながらも、この問いは業界全体で考えるべきことなので、どうしても実行したく。たかが貼り出し企画、されど貼りだし企画。このたった一つの小さな企画に関しても健康博覧会さんとウーマンズとであれこれ議論を重ねました。

ーーー結果、私たちが思っていた以上に多くの来場者様が足を止め、じっくり読み込んでくださっていました。この貼り出し企画は、とても小さな企画ではありますが、業界全体の課題を業界全体で考えて業界全体でそれをシェアすること自体が、実はなかなか無いことなので、地味に実行してよかったなぁと思える企画の一つでした。

各社様の、問いに対する回答は格言も多く、私たちも大変勉強になりました。各社様の回答内容は下記ページに掲載しています。

そして2日目は、フェムテックゾーンの連動イベント「これから売れるフェムテックの条件」も開催。

<登壇>
・医師、医学博士/政策研究大学院大学教授/日本性差医学・医療学会理事
・三越伊勢丹 化粧品営業部計画担当部長
・ウーマンズ 代表取締役

3者それぞれの立場から"条件"について業界へ提言させて頂きました。この日も無事満員御礼となり、ご参加くださった皆様には心から感謝です。こちらの企画準備はトータル3か月。専門性・わかりやすさ・ストーリー性・聴講者の”落とし込みやすさ”のバランシングにこだわり、準備に準備を重ねてきました。結果、大変多くの方々から「勉強になった」「参考になった」といったお声を頂けました。

こちらのフォーラム。私はパネリストの一人として登壇し、うちのメンバー1名はモデレーターとして登壇したのですが、彼女は本番前日の深夜2時30頃まで「あーでもないこーでもない」と企画の最終調整をし、さらには本番2時間前のリハーサル時も企画の最終調整をし、さらに本番中のステージ上でも企画の最終調整をしていました。

登壇中、モデレーターの彼女の方に目をやると、ずっとパソコンでパチパチ作業をしてるから、終わった後に「まさかステージ上で、他の仕事してた?!」と聞いたら「パネリストのトークや聴講者の反応を見ながら、時間配分の変更やアドリブトークを準備していた」とのこと。たまげました笑。

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会期3日目(最終日)

そして最終日。フェムテックゾーン 3日目の連動イベントは「ピッチイベント、我社はこの戦略で成功しています!」ということで、フェムテックゾーン出展の15社様が登壇し、成功したマーケ戦略について3分ピッチ。

■(株)アサクラ
ドレスメーカーが仕掛ける吸⽔型サニタリーショーツ
■(有)アジュマ
ドイツ⽣まれの最先端プレジャーアイテム
■Andyou.(株)
⼥性のお悩みに特化したフェムテックドリンク
■(株)EXIA
全国3000店舗の実績のデリケートゾーンケア
■(株)F treatment
卵巣年齢(AMH値)を⾃宅でチェックできるキット
■(株)オカモト
⼤⼿コンドームメーカーが⼿掛けるフェムテック
■グランビアジャパン(株)
乳製品・原料で世界⼤⼿企業の⼥性向けたんぱく質
■さんぎょうい(株)
⼥性の活躍推進のための福利厚⽣・健康経営サービス
■(株)帝⼈
日本初の女性のデリケートな悩みに着目した機能性表示食品に使用されている乳酸菌原料
■(株)TRULY
メディア各所で話題の⼥性のお悩みオンライン相談サービス
■(株)HIROTSUバイオサイエンス
尿だけでがんの⼀次検査ができる線⾍バイオテクノロジー
■(株)フュージョンワークス
更年期市場が急成⻑の英国から、ホットフラッシュ対応ウェア
■(株)Bright8
フェムテックサロン・メニューのフランチャイズ
■マイクロソニック(株)
痛くない・恥ずかしくない・⾃宅でできる乳がん検査
■メリードゥビューティプロダクツ(株)
オーガニック認証付のフェムケアOEM

「他社の成功事例はなかなか聞く機会がないので、学びが多かった🤔💭!」と、聴講者の方々から感想を頂きました。聴講者の皆様、そして貴重なマーケティング戦略を公開してくださった15社様、誠にありがとうございました!

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大盛況の3日間を経て、フェムテックゾーンは17時に無事閉幕。そして閉幕と同時に施工会社の方々などがいっせいに会場に入り、あっという間に解体が進んでいきます。

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フェムテックゾーンをつくりあげるのに、山あり谷ありで8カ月を要しましたが、終わるとあっという間に無くなってしまうものなんですね。

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各出展社様も片付けが終わり、あれだけ賑わっていたフェムテックゾーンエリアも、18時を過ぎる頃にはひっそりと静まりかえっていました。

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各出展社様からは「すごく楽しかった!」「思わぬ企業との出会いがたくさんあった」「3日間、嬉しい忙しさだった」といった非常にポジティブなお声を頂き、来場者様からは「知らないフェムテック企業が多くて、新鮮で楽しかった!」「女性の健康にフォーカスした企画をずっと待っていた。開催してくれてありとう」といったお声を頂き。会期後半は、何度もウルウルっときてしまいました。

3日間を通して新たに課題も色々見えてきましたが、皆さんにご満足頂き、楽しんで頂けて、とにかく私たちもホッと胸をなでおろしています。出展社の皆様、ご来場者の皆様、ほんとうにありがとうございました!

フェムテック/女性ヘルスケア業界のさらなる発展を願って🙏😌。さよなら、フェムテックゾーン👋🏻✨ありがとう、フェムテックゾーン!

2023年開催に向けて、動き出してます!

そして。フェムテックゾーンが無事終わったと同時に、健康博覧会とウーマンズは、2023年開催「ジェンダード・イノベーションEXPO 性差発想の女性ヘルスケア市場拡大を目指して」に向けて、動き始めています。来年の開催テーマは、フェムテックをより広義に捉えることができる「ジェンダード・イノベーション発想の女性ヘルスケア」。

早くも数社様から出展のお申込みを頂戴しています。2023年も盛況になるよう1年間かけて、健康博覧会とウーマンズとで業界に向けて様々な仕掛けを行ってまいります。出展ご希望の企業様、ぜひぜひ私たちと一緒に女性ヘルスケア市場を盛り上げていきましょう!お待ちしてます!

ジェンダード・イノベーション











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