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怒って泣いて笑って。1年生の振り返り③

二女が小学校に入学して早1年が過ぎました。

この1年、二女も私もたくさん怒ってたくさん泣いてきました。

いろいろあった1年を振り返ります。


前回のお話はこちら。

次の日から毎朝、起きた瞬間から「学校行きたくない!」と言って泣き喚き、朝ごはんも着替えも拒否。
そんな二女を無理やり学校に連れていく日々が始まりました。

二女はまだ1人で留守番ができないので、それを逆手にとり、私はランドセルを持って先に家を出ます。
そうすれば、不安になった二女が追いかけてくるのがわかっていたから。
脅しのような手段ですよね…
今振り返ると、この頃の対応には反省ばかりです。

相変わらず道中ではずっと泣いていたし、ひどいときには靴下も靴も履かず裸足で行くこともありました。(さすがに途中で履いていたけれど)
なんとか教室まで連れていって先生に引き渡し、二女の泣き声を背に帰る毎日。

本当にこれが正解なの?

自問自答の日々でした。

朝はそんな感じでも、学校から帰ってくると朝とは別人のようにスッキリした顔で、学校での出来事を話してくれます。
「あしたは○○をするんだって」
と、次の日の予定を楽しみにしている様子もみられました。

だからついつい期待してしまうんです。
「きっと明日は元気に行くはずだ」って…

でもそう簡単ではないんですよね…
次の日になるとまた振り出しに戻ります。

「今日は3時間目から行く」と言ったのに結局その時間になると行きたくない!と暴れたり、泣くだけでは対抗できないと思ったのか、暴力を振るうようになったり。
さらに大雨の日にスニーカーでわざと水たまりに入るなど、私を困らせようとする行動をとるようにもなりました。

なんなの?
どうして私を怒らせるの?

本当に朝が来るのが憂鬱でたまりませんでした。
大好きなはずの娘を可愛く思えなくて、辛かった。

ある日、いつものように娘を送り届けたあと、担任の先生に呼び止められました。

「お母さん、1度スクールカウンセラーの先生とお話しされませんか?お母さんの愚痴を吐き出すだけでも楽になるかもしれませんよ」

この辛さを誰かに話したい。そう思っていた私はその日のうちにスクールカウンセラーとの面談を予約しました。


【余談】
4月の下旬にあった初めての授業参観。
最初は長女の授業を見て、その後二女を見に行くことは事前に伝えていました。
ところが1年生の教室に行ってみると、シクシク泣いている二女の姿が…
他の親御さんは来ているのに、私の姿が見えなくて不安だったようです。
図工の授業で「自分だけのおひさまを描こう」みたいな内容だったのですが、彼女は授業に参加することなく、1時間ひたすら泣き続けました。

後日先生から、
「参観日にお休みしていた子と一緒に、今日おひさまを描きました。とても素敵な作品ができたので、また今度見てあげてくださいね」
と連絡をもらいました。

それがこちら。

まじめな性格の二女らしいおひさま。
がんばって描いた二女の姿を想像して、胸がキュンとなった母なのでした。


続きはまた次回。
最後までお読みいただきありがとうございました。




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