【振り返り的な記事】9~10弾グランディスデッキまとめ

皆さん、ご無沙汰しております。
あずまろです。

ドラゴンズロアのカードも全て公開され、10弾環境も終わりを迎えますね。
9弾環境でチャレカ、10弾環境始まってすぐにエボカと中々密度の濃い半年だったような気がします。

今回は入賞したレシピの紹介ではないのですが、
Xレコード発売から約半年、僕の相棒として駆け抜けてくれたデッキについて振り返っていこうと思います。

まぁ僕の相棒といえば皆さんお察しの通りクワガタです。

9弾初期で使用した型、チャレカで使用した型、
10弾になってから使用した型とそれぞれ簡単ではありますが、
当時の環境を思い出しながら振り返っていこうと思います。
来期僕は植物デッキを使用する予定ではありますが、
依然としてクワガタは優秀な緑のデッキタイプとして残ると思いますので、
ご興味ある方は是非ご一読頂けますと幸いです。
(植物デッキの記事はまた後日アップ予定です、お楽しみに)

【Xレコード初期】
Xレコードが発売されてすぐに触った形ですね。
レシピはこんな感じでした。

今見ると滅茶苦茶尖ってますね。
思いっきり1ショットに寄せた構築で安定感を捨ててでも、一気に削ろうという意思を感じます。

確かこのデッキはぐぅさんが主催した竜人祭で使用して、
結構いい成績を残した記憶があります。
(個人戦で5-2か6-2だった気がします…)

当時はウォグレXやガイオウが騒がれていた気がしますね。
特にガイオウモンは結構なシェアを持っていた気がします。

竜人祭でクワガタを使っていたのは確か自分を含めて3名くらいでしたが、
3名とも中々好成績を残していて「おいおい、クワガタつえーぞ!?」って話題になったのを覚えてます。
秋葉での販売価格が500円から1000円になった時はしてやったりと思いましたね(

肝心のデッキですが、やはりここまで尖らせると安定感はあまりなかった気がします。
Lv5・Lv6が強いのにLv3・Lv4が弱いことでこの後の非公認CS・エボカに向けてどう構築するかの叩きとなったベースのデッキですね。

発売して2日くらいしか経ってなかった割にはそこそこの完成度じゃないかなと思いました。

【Xレコード中期】
発売1週間後~チャレカ期間で使用した形ですね。
レシピはこんな感じでした。

個人的にはクワガタで一番気に入ってる形です。
有料記事でも書いたレシピからも細かいところ結構変わってますね。
もし購入頂いた方は見比べてみてください。
なぜこういう構築を目指したかのベースとなる考えをかなりしっかり書いた記事になっておりますので、
未購入の方もよろしければ是非購入頂けますと幸いです。

環境として初期に話題になっていたウォグレXが鳴りを潜め始めて、
ガルルXが台頭してきた頃ですね。
またアルファモンもクールボーイ採用型がテンプレートになったのもこの頃からでしょうか。
その2つを取らなければいけないということで安定感を出す+受けを強くするという考えの元構築していった記憶があります。

最大のメタをアルファモンではなく、ガルルXに絞ってレスト系の効果持ちが大量に投入されてますね。
クワガタを使ってる人ならあまり驚かないと思うのですが、
実はクワガタはアルファに対して非常に強く出られるデッキタイプでした。
理由としては、

・無理なくテリアモンが4枚入れられる
・道連れブロッカーをレスト効果で無視できる
・相手にセキュリティを削られる前に削りきることが出来る

が大きい理由だと思います。

正確な数字はわかりませんが、自分はこのデッキ握ってアルファにあまり負けた記憶がありません。
体感ですが、7~8割は取っていたと思います。

友人に構築見せたときに驚かれたのはスターターのグランクワガーモンでしたね。
個人的にも秘密兵器的なポジションで使ってました。

対アルファの際に上手い人は王竜剣にあえてドルガを残してDP17000~18000にしてきます。
盤面を取らないといけない時に超大型の王竜剣を超える必要があった為、採用した1枚になります。
油断してる相手に「あ、DPこちら21000です^^」って言ってぶち抜いた時は滅茶苦茶気分良かったですね…()

クワガタは対アルファだけを見たら最強クラスのメタデッキだったと思います。
まぁコントロールに無力なので、どうしても黄ハイが多かった関係上中々勝ち上がるのは難しかったのが現状ではありましたが。。。

あとここまでレスト効果持ちを大量に入れてもガルルXの勝率は5割あるかなかったかだと思います。
Xレコード環境~10弾環境含めてで一番あたりたくないデッキでしたね~、さっさと絶滅してくれ()

【クロスエンカウンター環境】
現在まで使用している形ですね。
レシピはこんな感じでした。

エボカで優勝したら記事を書こうと思ってたのですが、
今期はあまりに群雄割拠過ぎていい結果が残せませんでした。
デッキのアベレージ自体はしょうりつ60%くらいはあるのでそこまで悪くないのですが、
如何せん「勝ち切る」のが難しい環境でした。

折角なのでこちらのデッキはしっかり目に触れていこうかなと思います。
少し長くなるかもしれませんが、良ければご一読くださいませ。

◆前回と変わった点
前回のデッキと大きく変わった点はLv3枠の枚数・内容になります。
9弾でもかなりゲームスピードが上がりましたが、10弾はそれに拍車をかけてゲームスピードが上がっていきました。
元凶はこいつらです。

アグロのような動きをしつつ、セーブという新ギミックを活かしたビートダウンデッキ。
俗にいうクロスハートやブルーフレアと言ったデジクロスのデッキが目立ち始めました。
中でもクロスハートは発表当初、要求値の高さからあまり評価されていなかった記憶がありますが、大会で結果を出し始めるとそのお手軽さやデッキパワーで一気にトップTierまで駆け上がりました。

コントロールを無理なく取れるアグロっておかしいですよ!!!

クロスハートはテイマーを登場させることでついでの様にデジモンが1体並ぶとかいうふざけたギミックを持ってます。
しかも出てくるデジモンはセーブ持ち、取っても取ってもキリがありません。

そこで白羽の矢が立ったのが9弾のポームモンでした。

効果登場メタのカードになる為、10弾環境ではクロスハートだけではなく、
他のデジクロス系のデッキにも効果的なカードになりました。

他にも念願の3-0-2000のコクワモンの投入によって進化速度が楽になったりもしたので、より小回りが利く形になりました。

Lv4で採用してたスナイモンはポームモンの採用により、自分の首を絞めることになったので不採用に。
その代わりに詰めの1点で使用できるボルグモンを1枚採用しました。
それ以外のLv4は全て1コスト進化にしたのでかなり進化が楽になりました。

Lv5は1弾オオクワモンをすべて抜いてプロモオオクワに変更。
理由としては連続パンチが増えたので、そこに疑似アイスウォールを当てないと、相手のメモリ計算を狂わせることが出来なかったからです。
また9弾ではどちらかというと盤面を制圧してからセキュリティを削る動きをしていたのですが、
10弾では前述の通りゲームスピードが上がってしまったので、盤面どうこうで戦うの話じゃなくなってしまいました。
というよりも盤面を取りつつ相手のセキュリティも削らないと速度で勝てなくなってしまったので、必然的にこちらも貫通を選択せざるをありませんでした。

幸いにも名称がオオクワモンと強い名称の為、オオクワXとの相性の良さ、
環境的なセキュリティデジモンのDPの低さも合わさってかなり有効なカードだったと思います。

全体的に9弾の構築よりも攻めっ気が上がった構築ですが、
受け札が減った分ガルルXの様な連パンワンショット系に弱くなってしまったのが残念でした。

◆まとめ
始めて組んだ時は比較的デッキの寿命が短い傾向にあるデジカでここまで長く戦えるデッキだと思いませんでした。
決まった時の爽快感があるデッキであり、動きとしても十分強いのでこの後の環境でも愛用する人はいそうなデッキだなとは思います。

2弾かけて遊んでしまったので自分は1度別の緑で頑張ろうと思っていますが、もしこの記事を読んでクワガタに興味を持って下さる方が増えればとても嬉しく思います。

順当進化の基本が詰まっているデッキなので初心者の方でも比較的簡単に回せるはずですし、何より安価!w
来週にはロアが出るのでもっと安くなるかもしれません(悲しい)

それでは今回はこの辺りで。
次の記事はそう遠くない未来に公開すると思います。

それではまた~ノシ