イヤなことの中にポジティブなことはあったか

『今日が終わるたび、胸を撫で下ろすなんてやめよう🎵』
先日仕事帰りにコンビニに入ったら安室奈美恵ちゃんの曲が流れてて、急に詩が頭に入ってきた。
そしたら急に横浜にいた時のことを思い出して、一瞬ドキッとしてホッとした。

今読んでいる本で苫米地英人著『イヤな記憶を消す技術』がある。
ある方からのオススメで買ってみた。
あまりこの手の本は読まないんだけど、オススメなだけある。
いつまでもイヤな記憶を持っているって損だなと思った。
つまり、未来が幸せだと、過去も現在も幸せであると。
めっちゃめっちゃはしょって書いているから訳のわからないことを…って思うかも知れないけど、そうなんだって。
詳しくは本読んで。

それで、安室ちゃんの詩と何が関係あるのか?って話だけど、この詩から当時の横浜での生活をふと思い出して、会社の違和感に鳥肌立たせながら仕事して帰り道は1日無事に終わったとホッとしながらというか胸を撫で下ろしながら歩いていたなと。
何でかその頃の生活とか仕事が苦痛で仕方なかった。
でも、本を読んで横浜での生活がイヤなことばかりだったのかというとそうでもなかったなというのも思い出した。

何でかヘルパーの仕事してて、暑くて湿度が高くて坂の多い横浜を自転車で走り回っていたけど、訪問先の高齢者の方は笑顔で迎えてくれた人が多かった。事務所にいるのは苦痛だったけど、訪問先の高齢者の笑顔に癒されていたと思う。今だって認知症の高齢者の笑顔に癒されて元気をいただいていると思う。
1分後には笑っていたことを忘れてしまってもだ。

今の職場は正直好きじゃない。
特にスタッフが。
でも入所されている高齢者は好きな方だと思う。
好きなフットケア、特に爪切りもさせていただいているし。
あのきつい思っていた横浜の生活が、あれはあれで良かったのだと、爪の先ほどくらい思えるようになった。

あれで良かった。
行ってみて良かった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?