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プロクラスティネーター
数年前に英語の復習を真剣に始めようと思っていたら、友人で、英語の先生が、"TEDトーク"がいいよと勧めてくれ、それを聞いて、この言葉を知った。
"TEDトーク"は、ネットで配信されているプレゼンの無料動画。
色んな人(有名人や無名の人も)が、テクノロジー、エンターテインメント、デザイン分野を中心に、とても役立って、大変価値のあることが、無料で聞けるものだ。
また、英語で聞けるので、英語のリスニングを向上させるのにはとても良い。
プロクラスティネーターとは、辞書アルクによると、〔するべきことを〕ぐすぐすと先延ばしにする人、〔仕事などを〕すぐにやらない人、〔するべきことをすぐにしない〕。
このことについて話しているのは、Tim Urbanさんで、タイトルが「inside the mind of a master procrastinator: 先延ばし達人の心の中」。
このトークには、とても笑わせてもらったと同時に、Tim さんの話し方がうまく、いつか私もこんな風に話せたらいいなと思いながら聞いていた。
これが、そのリンク。https://www.ted.com/talks/tim_urban_inside_the_mind_of_a_master_procrastinator#t-64295
話が逸れてしまったが、この言葉は完全に私に当てはまると、泣き笑いをしながら聞いた。
いつもするべきことを、まだ時間があるから、大丈夫と思って、ギリギリまでやらない。
よく考えたら、これは小学生の頃からだ。夏休みの宿題を、夏休みの終わる前日に、母親に叱られながら、「あー、また今年も怒られたかあ」と思いながら、しぶしぶ取りかかっていた。
大学生になっても、レポートを書き始めるのが、提出する2日前、または、前日とかで、徹夜などをしたことがないのに、強制的にやらなければならず、提出したレポートの点数も悪く、ひどい思いをしたことがある。
最近では税金申告だとか、公共機関へ提出しなければいけない書類を作成し、提出するのも期限ギリギリ。
たいてい、Timさんが名づけた、パニックモンスターが、一瞬、私の頭の中に出現する。
けれども、私は、とてものんびりとしている性格なので、何とかなると思って、自分のペースで進める。
それで、ずっと、何とかなっていたから、よくないのである。
ところが、先日、一日遅れで、税金の申告書を提出したことで、追徴金の支払い請求書が、税務局から届いてしまった。
確かに、やり始めたのが遅かったが、その提出日に、コンピューターシステムの作動がうまくいかなかった・・・・というのは、私だけの言い訳になるだろう。
コロナで、収入が少なくなっている上に、更なる支払い。ここで、強力なパニックモンスターが現れたのだった。
そして、もう、いい加減に目を覚まし、きちんと計画を立てて、物事を進めようと決心した。
この先延ばしする悪い習慣をなくすため、なぜ、そうしてしまうのか理由を考えてみた。
それでわかったのは、やらなければならないことを、やっている最中に、他のこと(例えば、携帯など)に気をとられ、やるべきことを、二の次にしてしまうということと、計画性がないということだ。
この年になって、わかるとは、なんということだとあきれた。でも、ずっとわからないでいるより、遅くとも、わかったということは、良かったかもしれない。
わかったから、それを解決するということで、とにかく、今回は、これ以上の支出はお断りだと、頭にたたきつけた。
これからは、プロクラスティネーター脱却を目指して、頑張る。
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