デュフィの南仏
エクソンプロヴァンスの
オテル・ドゥ・コーモンへ行ってきた。
旧コーモン伯爵邸、2010年までここは
エクソンプロヴァンス音楽院だった。
音楽院が街のはずれの近代的な建物に
引っ越してから
Culturespaces というグループが
この屋敷を市から買取り
豪華なアートセンターに生まれ変わった。
この夏の展示はラウル・デュフィ!
私が昨年モンマルトル美術館で魅了されたのは
パリの絵が殆どだったけれど
(https://note.com/erikorenaud/n/n5e212dbf7571)
今回のタイトルは
L’ivresse de la Couleur 色の酩酊
光いっぱいの南仏の絵が多い。
ノルマンディー生まれのデュフィは
パリで学び画家になったが
アラフォー時代の数年間をコートダジュールや
プロヴァンスで過ごしている。
六角形のテラコッタタイルで出来たトメットは
南仏の家の特徴的な床。
私が以前住んでいた家の床もトメットだった。
掃除がしにくい、と思っていたけれど
デュフィの筆にかかると
なんともお洒落!
17世紀のお屋敷の中で
眩しい光に煌めく色を浴びてリフレッシュ、
幸せに浸った。
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