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これから事業を始める人に。シード周りのあれこれ。シードに向けて頑張るあなたにも。

今日は大好きな友人であり、起業家の先輩とのキャッチアップ。
気づいたら3時間近く話していました。

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手持ち服で輝くプロによる着こなし提案【ミニスタ】MINUTE STYLEの小林です。
https://minute-style.com
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そして朝は7時から【HUNTER CITY】進撃のWeek#40 Day3です。
「1億円調達までのファイナンス術・投資ファンド構造理解」という、先の先の先の先くらいの未来の話でした。

投資ファンドの構造と、私が考えるシード投資へのアプローチへのタイミング

シード期からEXITまでそれぞれのステージごとに投資をしてくれるVCがありますが、

そもそもVCも機関投資家(LP)から出資を受けていること
2%の手数料動いていること
投資先のスタートアップがEXITした際のLPとVC間での取り分

などの話を聞きました。

Day2のアウトプットはしましたが、肝心の事業内容の見つめ直しは絶賛継続中なので、今日復習したことのアウトプットは他の方のnoteにお任せすることにします!←

もともと戸村さんが山本さんとSEVENを始められた時に、シードやプレシードをサポートするVCが減っているという課題(です!私たちには!)もあったからだったかと思いますが、高確率でトラクションを求められます。

つまりすごいバックグラウンドを持つとか、超専門的なバイオやディープテックの研究知財があるとか、むちゃくちゃ時流にのっている企業(例: コロナ禍のリモート医療)など以外は、トラクションがでるまでは投資を受けるのはシード支援を謳っているVCからでも難しいのかなと思います。
私の周り女子たちは強者揃いなので「億」とか普通に話しますが、VCとしてはLPから託された貴重な資金なので、シードの数千万円という金額を慎重に扱うのは当然のことです。

→なのでシードいきたい皆さん、トラクション出るまでなんとかがんばりましょう!
断られてもそれはあなた個人の問題ではないのです!

私の周りには技術系で外国人のスタートアップCEOが複数名いますが(@東京)、彼らは海外からお金を引っ張ってくるので創業時とかでも1億など普通に聞きます。
もちろん全員がPh. Dで、アイビーリーグや優秀な工科大卒業だったりします。

ちなみにこんなメンバーと当初一緒に起業しようと計画していたので、今私がやっているビジネスの延長線上にスマートミラーだったりが出てくるわけです。
私も未来志向な人間なので(ストレンクスファインダーの結果より)、実際にユーザーさんが使っているイメージとかがクリアに想像できたりします。
APT Womenになぜか会社もないタイミングで入れていただいけたのですが、最初の決起大会の時にビデオ撮影があり私はそこでスマートミラーに触れています。
そこには当時のそんな背景があったからなのですが、いやぁ恥ずかしいものです。。。
でも私が新卒で入った会社はその辺のことをやっているので、いつかお世話になった恩返しができたらいいなと、密かに思っていたりいます。

そして説明の中に投資と融資の違いの説明がありましたが、投資は未来に向けて、そして融資は過去に向けて(=過去の実績に基づき融資額が決まる)というお話もありました。

詳細は他の方もこちらのノートに記録をされているので進撃のウィークと検索していただけると良いかなと思います。←

私のファイナンス勉強方法

実際にご投資いただけて株を発行することになると(いやその前に)、企業価値のつけ方や株の配分など基本的なことを勉強する必要があります。
初回は大体サイズ感が決まっています。
だってまだ何者でもないですからね。
アイデアと熱意だけだったりもするわけで。

ご参考までに私が参考にした本をあげるとこちらになります。
もちろん今でもすべてを理解しているわけではありませんが、ゼロベースからの学びとしてかなり参考になりました。

『起業のファインナンス』は増補改訂版がでていますが、次に読むならこちらかなと思っています。

また、VCや税理士さんなども株の勉強会などを開催してくれたりしています。
地域の起業支援でも勉強会などはあるはずです。
私も東京都主催のものに参加したことがあります。

投資家へのアプローチ方法と御作法

トラクション出てきた、ファイナンスもできた、となると次に実際に投資家にアプローチしたいですよね。
私はまだ自らドアをノックしたことはありませんが(唯一お一人、ファンだった方のTwitterを見て、数回チャットで質問に答えオンラインで話を聞いていただいたことはあります)、まずどこに行くのかを決めます。

お互いの貴重な時間のためにも、相性の良さそうなところを調べる(投資のステージや分野など)ことは最低限必要だと思います。
これまでの投資先を確認するのも大切な準備です。

ラッキーだと先輩起業家に投資家リストなどをもらえることもありますが、戸村さんが運営されているデータベース(https://datavase.io/)などを活用するのも良いかと思います。
進撃のWEEK参加者は、なんと500社分のデータをいただくことができます!
各VCの特徴が簡単にまとめられていて、分野やステージが合いそうなところを探す助けになります。

ベンチャーキャピタルへのアクセスは直接アポイントもありますが、一番効果的だと言われているのが他の起業家からの紹介です。
当然ですがこちらのビジネスを理解してくれているので、最初から相性の良さそうなところを紹介してもらえます。
また、VCも○○さんの紹介なら、ときっと株も上がるはずです。

他にもピッチ大会やアクセラプログラムの成果発表的に、話すチャンスを得ることもできます。
DTVSや01(ゼロワン)ブースター社などスタートアップの支援を行う企業などもあり、そちらが開催するピッチイベントなども有名なのではないでしょうか。
(DTVSにはAPT Womenでお世話になりました。
今もその時のネットワークに非常に助けていただいております。)

アクセラプログラムではNewsPicksのサブスクリプションやAWSのクレジットをいただいたこともあり、後方支援的な意味で助かりました。
大きなピッチイベントでもこのようなサポートがありますので、一緒にチャレンジしましょう!
(今もAWSを使っていますが、固定費としてつらいので、なのでアマゾンさんもう少しステージが進むまで助けてください!←)

VCさんへのアプローチは私もアクセラとそこでのピッチのおかげで何社か初回のご挨拶や壁打ちの機会を頂きました。

「ご挨拶」と書いたのはよほどのビジネスモデルやすごいトラクションが出ていない限り、一発で「はい、君に投資するよ!」とはならないので、トラクションが積み上がるたびに近況報告をし、良い頃合いをみて投資検討となるからです。

もちろん興味がなければ「ご挨拶」の機会もないので、こんなアイデアあるので壁打ちお願いします!とお願いするのは全然アリだと思います。

何社かまわるうちに学んだのは、VCにもタイプがあるということです。
VCとCVCくらいは分かりますが、独立系とか、リードvsフォロー投資家、ハンズオンで面倒見てくれるタイプか否か、など。
投資額の幅もサイト等では分からないこともあるので、その場で確認します。
投資決定までのプロセスや期間なども併せてチェックを。
私は担当になってくださる方との相性も大切だと思うので、その辺りも確認します。

なかなかこれ!というアップデートができていませんが、早く次のメッセージが送れるように頑張ります!

オンラインでのピッチについて

数千万というお金が動くシード投資。
オンラインでのピッチでどこまで熱意が伝わるのか。
コロナ禍ですっかりオンラインmtgに慣れてしまった私たちですが、ここのところはどうなのでしょうか。

「起業家の目を見て決める」「オーラがあるかどうか見極めたい」。。。

あくまで私の個人的な意見ですが、そんな素敵なセリフはおそらくなく、オンラインでも問題なく進めると思います。
VCは熱意も認めてくれるでしょうが、1番大切なのはビジネスそのものです。
昨日の話にもあった「将来性・収益性・成長性・優位性・継続性」そして「戦略」など、どれだけ立派なCEOが社会を良くするために頑張っても、収益を生まなければ事業になりませんし、その他の項目がなければ大きなリターンを期待する(されてる)VCは出資することができません。

→なので改善すべきはビジネスモデルとトラクションのサイズなわけで、あなたではありません。
一緒に頑張りましょう!!!←

プラスの面で捉えると、訪問数は稼げます。(言い方ナンですが、VC側も出会える確率UP)
そうなると日本にいても海外の投資家へアクセスすることも可能になり、アメリカなりシンガポールなりに子会社を作り、そこに投資を受ける事も以前に比べハードルが下がったと思います。

そして今回のHUNTER CITY/SEVENとのご縁のおかげで、VCとは違うエンジェル投資家さんへのアプローチするチャンスがやってくるかもしれません。
私もビジネスモデルを磨き込み、ギリギリまでトラクションを積み上げて、そしてアレもコレもソレもやり、24時間ビジネスのことを考えながら動いていこうと思います!
一緒に頑張りましょう!!!!!←

DO MORE.
もっと、やれ。



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