山口絵理子 Eriko Yamaguchi
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米国挑戦日記のこれから
NEILさんがブックフェアを訪れ、企画書を持って回り始めてくれたらしい。
「代理人」といっても、スムーズに連絡が取れるわけではないので、期間中はなかなか反応をすぐにもらうことはできなかった。
数日経った後に、「複数の国が興味を示してくれた」ということをYさん経由で知ることとなった。
しかし、それから1ヶ月、具体的な話が進展せずに、今に至る。
定期で行っているミーティングも、一度動きが出るま
運命を決める、一枚のサマリー。
前回のミーティング時に代理人のN氏(以後Nさん)は、3月に行われるロンドンのブックフェアに行くと、Yさんから聞いていた。
それにあたり、A4一枚のサマリーをNさんが作ることになった。
私からも経歴や日本での出版状況や、今の事業をどうみているか、また複数の写真などの提供をした。
どんなサマリーができるのか、ちょっと緊張しながら待っていたら、ある会議の中で、Yさん経由でNさんからの指摘をもらった
出版に向けてのネクストステップ
野球界と同じで、本の産業にも、有名な代理人が何人かいるらしい。
当然Yさん自身は、代理人ではなく、過去の本のプロジェクトにおいては代理人と一緒にチームを組んで、協働してきた経験があると教えてくれた。
私は過去に、講談社さんで4冊と、他の出版社から1冊出版をしているが、日本での出版実績が非常に大きな説得材料になるようだ。
「でも、印象として日本の人が読む本とアメリカで読まれる本って相当違うと思う
18周年を迎えるにあたって。
ついに会社が18周年になりました。
最近、業務の中でお客様のリストを見返していた時に、起業した2006年からずっと変わらず応援してくださっているみなさんの名前がたくさんあって、お一人お一人とお店で最初に出会ったときの思い出や、ある時は会社に対するご指摘を頂いた思い出、本当にたくさんの歴史を一緒に歩いたことが頭をめぐり、「18年も一緒に歩いてくれているお客様がいること」に幸せと感動を改めて抱きまし
新しいチャンスとの巡り合い??
第3回目の記事を覚えているでしょうか?
そこに登場したロサンゼルスで会社を経営している関くんと、ある時ZOOM会議をしていた。
関くんとは、短期間なんだけれどなんだかとても気があって、前回の記事にも書いたけれど、彼はマザーハウスにいそうな(失礼ですみません!)雰囲気で、最初から親近感が湧いた。
関くんと、彼の会社のスタッフの皆さんと、米国出張から帰国後も、隔週小売の状況だったり、展示会の機会
フラッシュバックする起業当初
キャシーさんが約1年がかりで翻訳を始めて、中盤に差し掛かってきた頃、予想外の壁にぶち当たった。
ある日、キャシーさんからメールが来たのだ。
「えりこさん、こんにちは。元気ですか?今翻訳を進めています。そこで、いくつか質問があるので答えていただけますか?」
「ああ、事実確認か」と思ったので、1時間以内に返事をした。
「早速ありがとう!」とキャシーさんから返事がきた。
しかし、2日後、再びメ
突破口はどこにでもある??
ある日、代官山蔦屋で遠い未来を考えながら日記を書いていた。
私の日記はランダムで、Wordファイルもきちんと保管されてなくて、「あれこれ」というタイトルの場合が多い。「あれこれ2」「あれこれ7」とかが散乱している状態だ。
でもこの整理されていない感覚が、自分としては心地よい。ゴールに向かうのではなく、ただただ浮かんできた発想を書けることがストレス発散になっているので、きちんと記録しておきたいわけ
ビーチにセレブ!ロサンゼルスと鞄。
そんな漠然とした問題意識を抱えながら、今度はロサンゼルスへ向かった。
そこでは副社長の山﨑の知り合いである「関くん」と合流した。彼は現地法人を作り、15年も物流から日本のブランドの紹介まで現地でやっている。
「滞在期間は少ないけれど、現地の商業施設やセレクトショップなど全体感が知りたいので、2日間案内していただけますか?」という内容の依頼をした。
空港で初対面だった。
「こんにちは!」
意外な気付きと、世界は繋がっている?
「NORDSTROMの後は、Bergdorf Goodmanに行きましょう。」
最高ランクの百貨店だ。
ウィンドウも素晴らしかった。
世界観へのお金の掛け方が違うなと思ったし、とても独創的で遊び心がある。
一階に入ると、まずジュエリーがあった。
しかも日本のように1cmくらいのジュエリーではなく、大体30カラット以上で、大きさは5cmくらいはあるんじゃないかと思えるものばかり。
プライスの表
久しぶりの米国出張で食らったパンチ
どうなるかわからないけど、こんなnoteコラムをスタートした。
なぜなら「なんだか人生で貴重な経験を今している!」と感じていて、単純にそれを自分だけじゃなく、スタッフや、大好きなお客さんたちとも共有したいからです。
さて、5ヶ月前、私は10年ぶりくらいにアメリカに行った。
ニューヨークとロサンゼルスだ。
ロサンゼルスは初めてになる。
「途上国から世界に通用する」という言葉をこの17年間で何
「Inspired by MONET」色彩の重なりをレザーへ。
「山口さん、モネ好きだよね?」
副社長の山崎からそう聞かれたのは1年くらい前。
「え?睡蓮の。大好きだよ。パリでも何回も見てたよ。」
「コラボの話があるんだけど。」
「え?なに?モネと?」
「モネが上野の美術館にくるらしくて、主催者がマザーハウスにグッズを一緒に作ってもらえないかって依頼が来たんだ。」
「えええ!!!!Inspired by MONET?!!! 絶対やりたい!!」
後か
スリランカで新しい挑戦がはじまりました。
スリランカでの活動が始まったのは2016年。お客さんの一人が
「スリランカってすっごく綺麗な石が採れるんですよ」
って教えてもらったんです。
それを聞いて私はすぐに「へえ、行ってみたいなあ」と思い、実行!
コロンボで一週間くらい手仕事の産業を見て周りましたが、やっぱり採掘場から採れるカラフルな石と、それを加工する技術を持った職人さんたちの可能性に最も惹かれ、今では工房を持ちながら職人さ