犬もどんどん変わっていく
我が家の姫ぎみ 黒パグちゅらが我が家にきたのは、推定7歳のときだった。犬の年齢はざっくり人間の7倍らしいので、人間でいうところの50歳くらいで、我が家に来たことになる。成犬どころか、シニア…というかマダムでした。
彼女の保護理由はブリーダー崩壊。
ちゅったんはブリーダーさんのもと、たくさんの仔犬を産み、手放してきた。かなりの数を出産しただろうことは、たぷたぷのお腹とおちちがものがたっている。ごはんはちゃんともらっていたようだが、散歩など運動はほとんどしていなかったようで保護当時は7.5キロとダイエット必須体重だった。
「パグは空気を読まないコが多いけれど、このコは空気を読むパグです」と預かりボランティアさんが言っていた。そのとおり、今思うと最初の頃はかなり遠慮して様子を見ていたのだと思う。
2018年1月22日に最初に我が家にきて数日、自分からは全くゲージから出てこなかった。抱きかかえてゲージから出すと、膝の上にずっといたけれど、自分からは出てこなかった。
1週間ちょっと経つと、自分で出てくるようになった。それが今では…いつでも抱っこ抱っこー!!と甘えてくれる笑笑 ほんと振り返ると同じコとは思えない!笑
散歩も最初は自分で歩けなかった。抱っこして近くの公園まで連れていき、歩かせた。横断歩道のど真ん中で立ちどまってしまったこともあった。それでも散歩は1ヶ月もしないうちにかなり歩けるようになった。
振り返ると一番時間がかかったのは食事だった。
半年ほどはごはんを用意してもすぐに食べなかったのだ。一時間くらいたった頃に少しずつ食べる。食べ始めると全部食べる。手にご飯を載せてみると、手の上からだったら食べてくれた。
変化したのは今の実家に引っ越してきて、1週間ほどだっただろうか。器から自分ですぐに食べるようになった。ずーっと手の上で食べさせなきゃいけないのかな、という心配は無用だった。
そして今は、フードの袋を開けた音で「ごはんごはんごはーん!!!ワフワフワフー!!」とクルクル回りながら大喜び。器をおいたら待てはできず、1〜2分で完食する笑 推定もうすぐ10歳なのだけど…そうとは思えない食欲です。
フードが気に入ったのかな。もう大丈夫、食べて大丈夫、と思えたのかな。ちゅったんも慣れるまでにいっぱいいっぱい、情報を集めて、考えたりしていたのかな。
仔犬はもちろん、成犬も日々変化成長がある。変化していく様子を共に過ごすのも犬と暮らす幸せだなと思う。
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