阿波しらさぎ文学賞について

徳島県民から見て。

ついに、受賞者が受賞辞退という事態にまで発展しました。
受賞を辞退された方の見解についてもノートで拝見しましたが、辞退理由もしっかり明記されていて、納得します。

しかし、主催者側は、文学賞の終了は新たな書き手の発掘に一定の成果を得られたと、円満な形で終わったかのような記事を出したのみで、それ以降のことについては一切報じられていません。

なぜ、こんなことになってしまったのでしょうか。本当に、本当に残念でなりません。


選考委員をもっと人気作家に‥という主催者側の高望みした「欲」が、結果として足もとを掬ってしまったように感じています。

そもそも、吉村さんも小山田さんも、徳島に何らかの形で縁やゆかりのある作家さんです。そのような理由で選考委員をされていますので、阿波しらさぎ文学賞の選考に相応しい方々だと思っていました。

「縁」や「ゆかり」をあまりにも軽んじてはいませんか。

どのような理由であれ、与えられた「縁を切る」ような不徳をしてはいけないと思います。

選考委員の御二方は、阿波しらさぎ文学賞の選考に相応しい方々だったと私は思っています。

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