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海のアトリエ 堀川理万子
とても素敵な絵本に出逢いました。
主人公は、心に傷を負って学校に行けなくなった女の子と
お母さんの友達の、海の近くに住む女性画家さん。
1週間、自宅を離れて、海のアトリエで暮らすことになった女の子は
絵を描くことを生業とする画家さんの生活に
居心地の良さを感じ、少しずつ心を開いていきます。
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自然と共にあって、感性を研ぎ澄ませるための練習の時間があって
その感性を表現する場所がある。
生活する上で自分に役割があって、自分の居場所がある。
”子供である女の子”を、画家さんは子供扱いしないことが
女の子の、後の生き方に大きく影響するお話です。
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そして何より、画家さんの暮らし方そのものが
私のイメージしている理想の暮らしでした。
私の人生の道標になるだろうと思う、素敵な絵本でした。
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