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UiPathの人事が考えるこれからの働き方#4

はじめに

みなさん、こんにちは。UiPath 人事の村上です(@eriko_hr)。
こちらは#UiPathブログ 発信チャレンジ2024サマーの7/6の担当記事です。他の方の記事も是非ご覧になってください!📅 カレンダーURLリンク
※ここに書いてある内容はあくまでも個人の感想や意見です

コロナ禍を経て変わった私たちの働き方

私が2021年9月にUiPathに入社した時は、まだコロナ禍でした。採用面接はすべてオンライン、入社後のオリエンテーションや、関係者との初めましてのミーティングもZoom越しで、同じ人事本部で働く仲間と対面でお会いしたのは、入社してから3週間経った頃でしょうか。仕事自体はすっかり慣れているのに入社初日のような緊張感、会う人の名前と顔が一致していても気恥ずかしい、あの奇妙な感覚はいまだに忘れませんw
当時は東京オフィスのスペースも限られていて、定期的には出社していませんでした。人事からのコミュニケーションは、SlackかEメール、全体会議での発表機会はZoomが基本。新型コロナウィルスによって、人と接触しないビジネス活動が求められた結果、私たちの働き方が大きく変わったのは言うまでもありません。

現在の働き方

時を経て日常生活が戻り、昨年10月にUiPathの新しい東京オフィスがオープンしてからは(移転時の記事はこちら)、お客様やパートナー様、ユーザーの皆様をご招待する機会も増え、定期的に出社する社員も少しずつ増えてきています。
同じIT企業でも方針は様々だと思いますが、UiPathは社員の働き方の柔軟性を尊重しつつ、革新的な製品を世の中に送り出すためにも社員同士のコミュニケーションやコラボレーションを重要視しています。日本の各オフィスに勤務する社員は、出社するとUberEatsでランチをオーダーし(上限金額あり)、それぞれ好きなものを都合の良いタイミングで受け取ることができます。おかげで社内で気軽にランチ会も開催できて、お互いの定番メニューを紹介しあうなど、雑談のきっかけにもなっています。

一方、在宅勤務を続けているなかで、オフィスよりも家で仕事をするほうが快適と感じる社員も少なくありません。通勤で時間を削られず、会議室の確保も不要。ディスプレイやホームオフィスの装備が充実して集中できる環境が確保されている。しかも、プライベートとの両立がしやすい。コロナ禍をきっかけに、自分仕様のワークスタイルが確立されているので、一番効率が良いのは当然です。正直なところ、私も在宅勤務が続くと、つい出不精になってしまうことがあります。

1.5日間のオフサイトミーティングに参加してきました

最近、全社員の6割以上のメンバーが一堂に会する、一泊二日のオフサイトミーティングが開催されました。オフサイトミーティングは、社外の会場をお借りして開催する集中会議のことで、今回UiPath社内のタスクチームが企画し、オリジナルのカリキュラムで開催されました。会社として到達すべき目標を達成するために、様々なロールに就いているメンバーが各テーブルで喧々諤々とディスカッションをおこない、意見をまとめ、発表し、アクションプランを策定、行動宣言に落とし込む、という流れで進められました。

これだけの人数が集まる機会は、年末に開催されるイヤーエンドパーティー以来。初めてお会いする方や、やっと顔と名前が紐づいた人がいて、コソコソとチームメンバー表と参加者の顔を見比べてお名前を確認していたことは内緒です・・・。

集まった人数にも圧倒されましたが、何よりも驚いたのは、皆さんのコミュニケーション能力と処理能力の高さ!私のような人事など間接部門の人や、普段は組織が異なり殆ど仕事で絡まない人もいるので、同じテーマでも別の視点の意見がどんどん出てきます。そして様々なインプットが、いつの間にか資料に端的にまとめて下さっているメンバーがいて、素晴らしいアウトプットになっている。短時間で成果を出すために、もちろん生成AIも活用されていました!私はテーブルのリーダー役を仰せつかっていましたが、入社したばかりのメンバーも、社歴の長いメンバーも積極的に貢献してくださり、それぞれがリーダーシップを発揮できるプロフェッショナルな集団であることを再認識しました。

普段はZoomでしか話さない人にとっては、濃密な時間を過ごすオフサイトは、ハードルが高く感じられたかも知れません。大きな会場で、それぞれのテーブルで一斉に話していると、周りの音でよく聞き取れなかったり。
それでも、長い時間を費やして一緒に考えることで、社員同士の関係性の質が高まり、互いの視点から気づきを得て思考の質が高まったはず。一番重要なのは、一人ひとりが何をすべきか考え、これから自律的に行動していくこと。それが実現できれば、必ずビジネス成果に結びつきます。最近学んだ、ダニエル・キムの”組織の成功循環モデル”におけるグッドサイクルのように。

多様性のある集団で一緒に考えることの価値

今回のオフサイトに参加して実感したのは、普段の職場環境から一歩離れ、多様な人と対面でコミュニケーションすることの大切さです。オンラインでも会話自体は成立する時代に、集合研修なんて時代遅れじゃないか、という声も聞こえてくる事は承知の上。家庭の事情などで参加できない人がいたことも理解しています。非効率な部分もあるかも知れないけれど、一緒に考え、一緒に汗をかき、一緒に楽しい時間を過ごすことで、仲間たちと大きな目標にチャレンジする意欲をかきたてられたのは間違いありません。有数の外資系企業が大規模なSales Kick Offを毎年開催する理由も、全く同じでしょう。

余談ですが、今回 人事のワークショップも実施してきました。製品や戦略の話よりも、会社としての”UiPathらしさ”について意見を出し合ってもらい、多くのインプットを参加者の皆さんから頂戴しましたので、それはまた、次回のために書きとめたいと思います!

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