王の来訪

少し前になりますが、ちょうど夏至の次の日の朝でした。
玄関のドアを開けると、見たこともない大きな蝶がいました。
まるで王様のような蝶です。弱っているご様子で、このままコンクリートの上に置いておくのも・・と思い、庭のラベンダーの花の下へ移動しました。

その時、すぐ側の電柱でカラスが蝶を狙って、カァカァ鳴いていました。

ラベンダーの下に蝶の王を置いて、すぐお向かいの公園にウェーキングに行くと、さっきのカラスが追いかけてきて、「あれは私の獲物だったのだが・・」というので、「まだ生きているのだからダメ！魂が抜けてからにして」と言うと、わかったというような素振りをしてどこかに飛んでいきました。

その後、家に戻って窓からちょくちょく蝶の王を見ていましたが、そのうち息絶えたようでエネルギーが感じられなくなり、天へ召されたようでした。

するとその10分後には、もうお姿が忽然と無くなっていました。
きっと先ほどのカラスが来たのでしょう・・

そして、その後、買い物にでかけると３９ＮＯと３９３９ＮＯの車とで４台すれ違いました。

蝶の王からの最後をラベンダーの下で迎え、天に上がれたことの御礼だと思いました。

きっとあの蝶の王は自然界の何か大きなエネルギーの象徴のようだと感じました。

王が入れ替わる・・・。そんな声が聞こえました。。。

ハチ君がどうしたの？と聞いています

薄緑色の綺麗な蝶です

ラベンダーの下へ