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【クルーズ客船で行く】アマゾン、ボカダヴァレリア、ブラジル ~Boca de Valeria、Brazil

今まで数多くの港に来ましたが、ここは一生忘れないでしょうし、数ある港の中でお気に入りトップ3に入ります。

まず、クルーズ客船が入港できる立派な港はあるわけもなく、手作りでちょちょいと作った桟橋にテンダーボートで行きます。

到着前にまず驚いたのが、船からテンダーボートに乗り移り、反対側(船と密着してない方)にまわったら、なんと地元の人がボートできてた!

ナマケモノ一緒に連れてきて、物乞いてきな(全然しつこくない感じの)、、、そうよね、このクルーズ客船のお客様たちは金持ちが多いですから。

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そして、桟橋に到着すると、アマゾンの子供たちの手厚い歓迎を受けます。(あとでその理由が分かった)

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ナマケモノや赤ちゃんを抱いた子供たちがいて、抱っこさせてくれます。(お礼に1ドルくらい支払います)

良く寝るコアラについて

余談ですが、オーストラリアに行ったときに、コアラを抱っこする公園に行ったことを思い出しました。コアラは1日に22時間寝るのと、ストレスが掛かりすぎないように、1~2時間おきに抱っこできるコアラを交換していました。そっか、ストレスだよなー可哀そう、と思いました。

公園に到着するまで、自分は絶対にコアラを抱っこしない!と決めてたんですが、わたしを含めて5人で旅行してたのですが、他のみんなは抱っこするとのこと、抱っこすることが悪いことじゃないけど、、、と葛藤の末、欲が勝って、コアラを抱っこしました。めっちゃ可愛かった!抱っこして良かった(人間ってなんて自分勝手なんでしょう)でも虐待してるわけじゃないもん。きっとちゃんとストレスも管理されてるし、、、と願いたい。

コアラの次に良く寝るナマケモノについて

で、この時はナマケモノが何時間寝るとか知りませんでしたが、この間テレビで見たら、ナマケモノって15時間~20時間寝て、1週間に1回(種類によっては3週間に1回)木から降りてトイレする以外は体力を消耗しないように、あんまり動かないんだそう。

この港で子供たちが持ってたのはナマケモノの赤ちゃん、何も考えずに抱っこしちゃったけど、きっとストレスだったはず。ごめんよナマケモノの赤ちゃん。キィーキィーって泣いてたな。トラこそは機会があっても抱っこしないでおこう。

さてさて、子供たちから手厚い歓迎を受けて、ナマケモノの赤ちゃんを抱っこしたあとですが、その中のうちの2人がわたしたち2人にぴったりで。

もうこの獲物は離すまい、といった感じで腕を組んでました。
でも可愛い女の子たちだったので、なんか嬉しかった♡

アマゾンを小舟で散策

さて、ここに来たら学校に行って、折り紙とかドネーションしたいなと思っていました。

なので、付いてきた女の子たちに、学校に行きたいから連れて行ってとお願いしたら、学校は、船でちょっと行ったところにあるとのこと、、、このドライバーさんは女の子の知り合いだったんかな?というか、適当なドライバーさんとこ行って連れてってもらえることになりました。

よく見渡したら、桟橋の近くに小舟がたくさんあって、ゲストやクルーがツアーに行ってた。

さて、学校にレッツゴー!

最初は狭い川ですが、だんだん広くなる

※この黄色い服着た女の子、覚えておいて!

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もうね、最高です。なんだろ、あー世界の裏側、ついに来たのね!わたし、アマゾンにいるのねぇ~!みたいな。

船に乗ってると色んな船着き場を通りすぎました。ここには色んな集落があって、それぞれ船で行き来しているようです。

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すれ違う地元の人たち

船は生活の一部なようです。タクシーみたいなもんかな。
屋根がないので暑そうだ。

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ここで、気付いてくれましたでしょうか?手前の女の子の服が、黄色から白と黒の服になってるねぇ。わたしがもう着ない服をドネーションとして持って行って、この子にあげたらすごい喜んでその場で着替えてくれたんです笑

なんて可愛いんだ!もっとあったら良かったのに、、、もし、この辺行く予定があったら、是非いらない服やモノをかき集めてスーツケースに詰め込んで持って行ってね ♪

水牛もいました

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さて、そうこうしてるうちに学校のある水場に到着、ちょっと坂を上ります

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学校に到着

黄色が可愛い。この日は休み?なのか、子供たちはいませんでした。

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日本も田舎の方はこんな広々って感じの学校なのかな?元気になる行きたくなる学校。緑もあって、子供はこんなところで育てたいな~と思わせる。

アマゾン住人の家

学校で折り紙などをドネーションしたあと、わたしの手を繋いでる子供がここら辺に住んでるとのこと。え?行ってもいい?いいよー!って二つ返事。

アマゾンの住人の家に行くことができました。

どこの国行っても、その土地の人がどうやって暮らしてるかって知りたかったら家行くのが1番よね。遠慮しつつ、写真撮る許可を得て写真も数枚撮りました。

まずはリビング

テレビがフラットな液晶とブラウン管テレビで2つおいてありました。
可愛いベンチっぽい青い椅子と、ハンモックもありますね。

ここでお昼寝とか、家族が多かったらここが夜寝室になってもおかしくないな。

よく見ると右側に昔ながらのミシンがあります。

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キッチン

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鍋のかけ方可愛い。なんかほぼ同じサイズに見えるけど、わたしも違いがあまりない鍋持ってるな~、重ねられるから捨てるまでには至らないのよね。

棚に調味料っぽいのが置いてあるね。手作り感がまた良い。

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お兄さんすみませんねー。お邪魔してます。

この人はこんな感じでずっと外を眺めてた。いつかリオとか大都市に行くのだろうか?

こっちが洗濯する部屋かな?めちゃめちゃ小さい洗濯機らしきもんが、可愛いおじいちゃんの後ろにあります。

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おじいちゃんの目の前には冷蔵庫が3つ(なんで)。

うーん、さっきの部屋じゃなくてこっちがキッチンか?

中見て良い?って聞くべきだった!今更だけど中身が気になる!

多分どれかお皿とか入っててもおかしくないな。

マグネットを冷蔵庫に貼るのは万国共通かしら?

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そういえば女の子の部屋も見せてもらったけど(おにいちゃんとシェア)すっかり写真撮るのを忘れたらしい。

こちらが庭。庭っていうかさ、この家の周りに他に家なんてないし、敷地をなんかで区切ってる感じでもなかったから、どこまでも庭なのかな?

ここでは洗濯物を干してました。すぐ乾きそう。

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家の中は、どこも、窓が開けられていて換気が出来ていたし、男性軍は上半身裸だったけど、めっちゃ暑い!ってわけでもなかったね。

さて、目的も果たしたし、時間も時間なので、ということで、またボートに乗って港に戻りました。

動物たち

少し時間があったので、ちょっと散策。

見付けたのはこの子達

ブラジルの国鳥、トゥッカーノです。
熱帯雨林など中南米に生息する鳥で、日本名はオオハシ科。

なにこれ、愛くるしい!

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美しすぎて人形みたい。

そして忘れてならないこの子。このこはみんなペットみたいにしていっぱいいた。

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ナマケモノちゃん。葉っぱ食べてました。1枚の葉っぱを消化するのに最大30日かかるらしい。なんでこんなに可愛いんだ。

請求されませんけど、写真を撮ったら気持ちでお金を渡すのが暗黙の了解。

オープン動物園みたいなもんだもんね、しかもいくらでもよい(多分)。気持ちでいいの。

東南アジアの国みたいに押し売りもしてこないし、のーんびりしてていいわ~。

まとめ

というわけで、今回はわたしの忘れられない、大好きな寄港地トップ3に入る、ボカダヴァレリアを紹介しました。

そういえばボートに乗ってる間に、あきらかに私たちの船のゲストでない欧米人(若いカップル)を陸で見かけました。

なんとここ、宿泊施設もあるということで(当たり前か?観光地っぽくなっちゃってるもんね)、ゆっくり来たい人は、クルーズ客船ではなく、数日滞在がいいですね。

ちなみに、最初に子供たちの手厚い歓迎を受けるのは、やっぱり観光客がお土産とかドネーションとか持ってきてたり、お金くれたりするからでしょうね。

どの下船者にも1組くらいの勢いで、子供付いてきてたもん。わたしたちの場合はなんか一緒に観光もしてくれたけど。

クルーズ客船到着
「わーいお金がやってきたー」ってかんじかな?

でもそういうい嫌な雰囲気全然出さないし、お金あげなかったとしても嫌な顔されなそう。わたしたちは家も見せてくれたし、お礼も込めていくらか渡したから真相は分からないけど。お金じゃなくて、もっと違う形で貢献できたらそれでも良いけど。やっぱお金が助かるもんね。現金ですよ。ありがたいのは。

自分の生活もあるからさ、ユニセフとか大きいドネーションとかできないけど、小さな出来ることを少しづつで良いはず。

このアマゾンの小さな村々が今後もずーっとありますように。ここで生まれた人は恵まれてるな~。っていう無いものねだり。



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