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WEBサイトの検索表示に必要なGoogle Search Consoleの使い方と注意点
WEBサイト公開時によくあること
WEBサイトを公開して、よく聞かれるのが
「公開したのに、検索しても出てこない」
というものです。
これはどういうことかというと、せっかく公開されたWEBサイトが、検索エンジンにまだ登録されておらず、検索にかからないため、ほとんど誰にもみてもらえていない状況を指します。
WEBサイトを作ったら、世界中の人にすぐに見てもらえている、と多くの方は思いがちですが、実はそうではありません。
WEBサイトを作ったばかりの時は、砂漠に一軒家をたてたようなもので、
ほとんどの人は公開に気が付きません。
![](https://assets.st-note.com/img/1706509161622-jjkfVzX7r8.png?width=800)
ではどうやって、ユーザがあなたのWEBサイトに気づくかというと、つぎのようなプロセスを経由しています。
WEBサイトが検索にでてくる仕組み
1.Googleがネットの世界を巡回して発見する(クロール)
公開していると、Googleが世界中のWEBサイトを巡回しているので、気長にまてばいつかそのうち出てくる、というものです。
大抵の場合、通常一週間~1ヶ月程度ではないかと思われます。
ただ、いつ表示されるかはわからないため、気長に待つしかありません。はじめから管理者のサービスやコンテンツに人気があれば、アクセスも増え検索にもすぐにあがりますが、コンテンツに問題があったり情報量が少なすぎるサイトは表示されるとも限りません。
2.SNSやメールDMなどでWEBサイトの主が拡散することにより、ユーザが来訪する。
プッシュ型で、ステークホルダーやフォロワーに周知することで来訪を促します。販促として基本なので、検索に出ないことを不思議がるまえに、公開と同時にニュースリリースを出しましょう。
3.WEBサイトの情報をGoogleに送信する。
今回これから説明するのはこちらです。作成したWEBサイトの情報を、自ら意図的にGoogleに送信して、登録をリクエストします。具体的にいうと、Google Search Consoleというサービスをつかいます。
Google Search Consoleの手順
Google Search Consoleのアカウントをつくる。
登録が必要ですので、こちらからすすめて下さい
![](https://assets.st-note.com/img/1706506559077-UG3u8LvZxF.png?width=800)
手順を簡単にいうと以下のようになります。
Google search consoleにWEBサイトを登録する。
Google search consoleに登録したWEBサイトに、インデックスを送信する(インデックス登録のリクエスト)
GoogleにWEBサイトが登録される(登録されるだけで、検索順位が上位にあがるわけではないことに注意)
Google Search Consoleの注意点
さて、設定は終わったのに、WEBサイトが、Googleの検索に出てこないことがあります。実は次からの設定が重要です。
以下のどちらかを必ず行って下さい
検索表示させる方法A URL検査で WEBサイトのURLを入力する。
![](https://assets.st-note.com/img/1706506869675-J6dAmtUXC0.png?width=800)
登録されていません、とでる場合「インデックス登録をリクエスト」を押す。
しばらくたってから(通常24時間以上)もういちどURL検査をしてみる
![](https://assets.st-note.com/img/1706506901369-D0UF1KrBPc.png?width=800)
WEBサイトでページを更新したり、ページを増やしたりする場合は、URL検査にてインデックス送信をするのが良いのですが、これには送信上限がアカウント毎に割り当てられています。
何度かインデックス登録をリクエストした場合、「割り当て量を越えています」と出ることがあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1706506943149-oxWkpCunAA.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1706506997734-kdLNIxDe58.png?width=800)
上限の量は公表されていませんが、1~2日たってから再度送信すると、登録できることがあるので、少し立ってからお試し下さい。
検索表示させるもう一つの方法B:sitemapの送信
「新しいサイトマップの追加で WEBサイトのURLに「sitemap.xml」を入力して送信します。WEBサイト全体を一度これで登録しておくと、ページ毎に一回ずつURLを送信しなくても、巡回を早くしてくれる(はず)です
![](https://assets.st-note.com/img/1706507086740-TJ8rIz92YL.png?width=800)
xmlを作成しているWEBサイトであれば、こちらの方がGoogleの取得が早いと言われています。
ただし、XMLを作っていないWEBサイトであれば、この機能は使えません
確認する方法は、ブラウザで、WEBサイトのURLに/sitemap.xmlを入力してみて下さい。xmlが作られていれば、このような画面が出来ます
![](https://assets.st-note.com/img/1706507171304-rOKAf4BncI.png?width=800)
CMSサービスや、WEBサイトの制作会社がつくるものであれば、通常sitemap.xmlは入っています。ただし、無料版のWEBサービスやオリジナルドメインでないWEBサイトでは、xmlを作っているのに、Google Search Consoleで認識しない場合もなぜかあります。ご注意下さい
![](https://assets.st-note.com/img/1706507240304-SfpaAzx1EY.png?width=800)
まとめ
キーワード検索が重要であるWEBサイトであれば、公開してできるだけ早く検索エンジンに表示されることが良いと思いますが、Google Search Consoleを活用せずに、Googleが自動巡回することを待っている方が多くいらっしゃいます。
いずれ検索にはでてくると思うのですが、コンテンツのボリュームや、ニーズの大小によって、表示までに長い期間かかる場合も考えられます。
WEBサイトをつくったらできるだけ早くGoogle Search Consoleを活用しましょう。
※なお、Google Search Consoleの登録は、Bingのエンジンに影響を与えません。また、Yahoo!のエンジンはGoogleとほぼ同じです。いずれのエンジンの解析もGoogle Search Consoleでは分析できません。まずGoogleに表示されることによって、いずれ二つのエンジンにも効果が反映されていくと思います。
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