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自分の外で起きていることは自分の内面でも起きていた話1(2020.07.13)

こんにちは、えりかです。

学び多きコーチングスクール第1回目から一夜明けて今朝、大きな気づきとともに、これまで曇りがちだった心が晴れた経験をしました。

コーチングスクールで何度も吐き出した最近のモヤモヤ、それが

「つい相手をコントロールしようとしてしまうんです。」

私は相手が自分で答えを出して、それに納得する瞬間が大好きで、それが起きた時にはその時間が終わってからしばらくしても充実感でいっぱいになるんです。それくらい、相手が自ら自分を表現できていて、それに納得している状態が大好きなのです。

でも最近、はぐくむで活動していたら、相手に関わる時はある程度の意図やミッションがあります。それが相手に与えることを期待されている価値だからです。

その意図を持って相手に向き合ったり、問を投げたりします。その意図の方へ導けることを願っています。しかし、同じ問いを投げても相手によっては向き合ってくれる人と向き合ってくれない人がいます。向き合ってくれない人にはイライラしていろんなことが自分の中に湧き上がってきてしまいます。

でもコーチとしてそれを相手にぶつけるのは違うと思います。それはわかりつつも、フィードバックとして相手に伝える時もあります。伝えないと自分の中で湧き上がったものをどこにも開放することができずにモヤモヤが溜まってしまって気がついたら苦しさに変わってきてしまいます。

他のスクール生も共感してくれていました。そういうときあるよね、と。

でもそこで学んだことは、

はぐくむコーチングの目指すところは、

相手が行きたいところを自分で決めるということ。どうしたいのか、どこに向いのか、どう在りたいのか?それをクライアントがゼロベースで、なるべくコーチの恣意的じゃないところで、描いて実行して行きたい。

というものでした。

そうそうそうそうそう!!!!

それができたらね、クライアントって、本人の中からとてつもないエネルギーが湧いてくるんですよ。人間って本当にすごい。自分で自分の中に大きなエネルギーを宿す力を持ってるんです。そしてそのエネルギーを感じられると私はとても幸せになれると知ってるんです。

もちろん、私には相手に対する願いがあります。相手が私の願いから遠く離れたところにいて、相手も私が願っているところと同じところへ向かいたいと思っている、でも本人は到底向かえっこないから今のところでいいと正当化している。

あるいは自分が正当化していることも気づいてないくらい正当化してしまっている。

そんな状態ってあると思います。

そんな状態を見て相手の状態が残念だなと思うときってあります。

そんなときこれまでの私は、「こっちに行かなきゃいけないでしょう」とおもってイライラしてしまうことがありました。


でもねでもね、大切なのは、

一旦「そうだよね。そうなっちゃうよね。」とした上で、

「その上で、あなたはどこに向かって行きたい?」と問う。

そこで出てきたものはもしかしたらまだ私の願いと離れたところにあるかもしれません。

でも、この世界というものは常ならざる世界です。

当然人の心というものも、無常です。

本人の身に起きる何らかの出来事によって、どこに向かいたいかはその時々によって変わってくるものです。

だから、何らかの願いを持ってはぐくむに関わってくれているのなら。

きっとその人の魂はどこかで願いに向かって進んでいきたいと、叫んでいるはずです。

その魂の声を、本人が聞ける時は、いつかきっと、やってくるはずだと、長い目で信じて待ってみましょう。

そう思いました。

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私は相手を変えられないと思ってしまう。そうするととても残念に感じる。

しかし人は自分の意思で、変わりたいと思える生き物である。

願いは日々変化するものである。

その変化の声に、常に耳を澄ませられる人でありたい。クライアントと共に。


相手をつい、「この時間内にここまで持って行かなきゃいけない。」と思ってしまう。自分の枠に相手をはめ込もうとしてしまう。

でも、相手には必ず願いがある。相手ならではの声がある。相手ならではのペースがある。そしてそれは日々変化し得るものである。相手には必ずその人の魂が喜ぶ願いがある。

それを信じて、長い目でクライアントの人生と共にありたい。

改めて、はぐくむコーチングの大原則である、「答えは相手の中にある」を信じられた、初心に戻れた回だった。

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はぐくむコーチングを使って、学校の先生や先生になる人、先生ではないけど教育に関わっている人が生きる喜びを感じながら生きて欲しい。
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