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私は愛されている ①
閲覧いただきありがとうございます。eriです。
今回は、私がカウンセリングを受けるようになった経緯についてお話します。
* * * * *
私は、感情の起伏の激しい父親と、波風を立てないために父に従うことを良しとしていた母、器用でおとなしく世渡り上手な姉という家族の末っ子として生まれました。気が強く、甘えん坊で、泣き虫で、不器用な私は、姉と比べられることが多く、強い劣等感と家庭内での疎外感を感じながら成長しました。そのため、大人になっても自己肯定感が低く、承認欲求の強い人間でした。
私自身がそれに気付いたのは、1人目と2歳差で下の子を出産し、自宅に戻ったあとでした。不規則勤務の夫になかなか頼れず、育児に躓き『いいお母さんになりたいのに。どうして思っている通りに出来ないんだろう、なんでやっちゃダメって思っている対応しか子供に対して出来ないんだろう。』そんな思いで日々自分を責め続けていました。
ある日、『私にはこの子たちを幸せにすることが出来るんだろうか。むしろ、いつか我が子を虐待するような母親になってしまうかもしれない。』そう思った私は、ネットで対策を色々調べました。
そして引っかかったのが『自己肯定感』というワードでした。そこに書いてあった特徴にほとんど当てはまり、原因はこれだったんだ、と附に落ち、これはどうにかしないといけないと、すぐに、専門のカウンセリングを受けた方がいいこと、市内でカウンセリングを受けられるところがあることを調べ、なんとか夫に交渉してカウンセリングを開始したのが、2015年2月のことでした。
カウンセラーに今までの話を聞いてもらい、「あなたは足が折れている方がいたら、なんと声をかけますか?頑張れって言わないでしょう?今のあなたは足が折れているのに等しい状態なんですよ。よく、ここに来てくださいました。まずはゆっくり休みましょう。」と言っていただき、涙が止まらなくなったことを覚えています。そう言ってもらうまで『自分が悪いんだ。自分はまだ頑張らないといけない、休んではいけない。』そう思っていました。
それから、月に1回ペースでのカウンセリングを5年継続しています。
その間に、仕事復帰をしたり、父親と向き合って父親が大きく変わったり、自分の働き方を考え直す機会などがあり、その度に思いもしなかった自分の考え方を知り、だいぶ以前より生きやすくなりました。そして、自分の本当にやりたいことを見つけることも出来るようになりました。
ですが、どうしても解決できなかったのが、パートナーシップでした。『夫を育てる』ということに抵抗があり、なかなか意固地な私は、夫と張り合っては夫を見下していたように思います。
その葛藤は、とあるきっかけを得て解決したのですが、それは以前の記事を参照してください。
そして、今回、私の根っこにあった大きな観念を見つけました。
それに気付いた時、
すべては自分が見たいように見ている。そしてすべては繋がっている。すべて最善である。
これがストンと附に落ちて、涙が止まらなくなりました。そして、『私はもう大丈夫』だと、今は自分に対して言えるようになったと思います。
そのことについては、次回にシェアしたいと思います。
お付き合いいただけますと幸いです。
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