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自分に厳しくそして人にも厳しい、夫に負けてはいけないという考え方の人間になっていたことに気づかされました。

絵里香さんへ

ある日突然夫に言われた「離婚したい」。
子供が生まれて仕事に復帰して全く余裕のなくなった私、マイホームを建てたものの通勤時間が長くなり、また仕事における責任も振られる仕事も増え多忙を極めた夫。
そんなことから私たち夫婦のすれ違いは始まりました。
何となく楽しく話せない、夫と目を合わせられない、何気ない一言にもイライラする、そんな日々が続き、でも「夫婦ってこんなものじゃない?」と両親の姿から思い込んでいた私と、徐々にそんな夫婦のあり方に失望していった夫がいました。
夫にとっては離婚は突然思いついたことではなかったのだと今は思います。
そこで慌てて相談できる誰かを探していたときに出会ったのが絵里香さんでした。

個別相談を経て「とにかく今できることをやれるだけやりたい」とスクールに飛び込みました。
そして、男女の違いや個性の違い、実家の親兄弟との関係、自分を大切にすることを学んでいくにつれ、少しずつ自分のことがわかってきました。

私は両親の不仲や親と兄の不仲を仲裁しながら育ってきたことから、子供でありながら大人の役割を担わされてきたこと、甘えたかったのに甘えられなかったこと、そんな中から「役に立つ私でないと愛されない」「完璧でないといけない」「弱い母のようになりたくない、強くなければならない、男性に負けてはいけない」という気持ちが強く、自分に厳しくそして人にも厳しい、夫に負けてはいけないという考え方の人間になっていたことに気づかされました。

そして「そんな自分でもいい、完璧でなくてもいい、できないことで自分の価値は下がらない、自分で自分を褒めてあげて、愛してあげて」と絵里香さんに毎回のように言っていただき少しずつ自分を緩めることができてきたように思います。

スクールに入った頃は、離婚、離婚と言い、されて嫌だったことを言って責めてくる夫に「確かに悪い部分もあった」と思いつつも「でも私だって」と反論して夫を悪者にして自分を守りたい私がいました。
しかし、今は夫をそこまで追い込んだ自分の言動を素直に振り返ることができるようになりました。
実はこの期間、夫が不倫していることも発覚したのですが、それもまた夫だけが悪いのではなかったという気持ちになり、不倫自体は許せないけど、そんな夫自身のことは許したいと思えるようになってきましたし、それを夫にも伝えることができました。

また、仕事に家事育児を「我慢してやっている」という意識から「私がやりたくてやっている、やりたくないことは少し手抜きする」という気持ちに変わり、イライラオーラを出すことが格段に減りました。夫がくれていたたくさんの愛にも気づくことができました。
夫も私の変化に気づいてくれ、不倫は解消し、 離婚に対しても考えが緩んできているようです。

まだまだ自分に完全に自信が持てないでいること、自分の思い込みを知って緩めていくこと、夫の言動に左右されがちなことが私のこれからの課題です。
絵里香さんに教わったことを復習して、トライしてエラーして、またトライしていく中で自分のものにしていかなければと思っています。

絵里香さんにはいつも明るく励ましてもらい、元気をもらっていました。
離婚宣告に不倫発覚と壊れそうな心を支えてもらいました。
何かあるたびに相談に乗っていただき、絵里香さんとつながっていなかったら、一体どうなっていたんだろうと思います。
たくさんの気づきを与えてくださった絵里香さんに、大感謝です。
本当にありがとうございました。

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