自己紹介 わたしがわたしで在るために


特になにかの才能があるわけでもなく、私はこの世界にいてもいなくてもどうでもいい人間。

そう思って生きてきた。

高校生の頃から自傷行為をするようになり、精神科通うようになり、薬漬けの10年間を過ごしました。

16歳の秋から通院し服薬をはじめ、

26歳の冬に完全断薬をしたので、10年になります。


服薬を始めてからの3~4年はあまり記憶がありません。

ベンゾジアゼピン系睡眠薬の作用が大きかったのでしょう。

高校生ではありましたが、朝も起きれず、学校に行っても眠気と、薬の作用で集中力が保てなくなっていたため、

一年間休学をして、通信制高校に転入をしました。

私立高校の特進クラスに特待生として入学をしたのに、

その高校を卒業できなかったことを、二十代前半まで引きずり、

劣等感の塊でしかありませんでした。

通信制高校の卒業後は、進学も就職もできず、

作業所と呼ばれる、就労支援事業所に通うようになりました。

周りの人たちは皆、障がい者と一般的に言われる人。

私が通った作業所は精神障害のある方を主にしていました。

当時は私が一番年下で、上は40代後半。同年代の女性と仲良くはできても、それ以外の利用者さんに対して、薄気味悪さや、不信感、嫌悪感などを抱いていました。

その後、体調が安定したときは一般就労として、アルバイトをしていましたが、長く続きませんでした。

そんな時に一冊の本に出会ったことで大きく変わったといっても過言ではありません。

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内海先生以外の先生の本も読み漁りながら、断薬を決意


だれにも頼ることができない状況で、ほぼ独学でじぶんの身体の声に耳を傾けるうにりなました。

この本と出会って一年後

2020年1月以降、精神科には行かず、

翌月には完全に断薬に成功しました。


これからの人生はバラ色

にはならず、今までじぶんが見ないようにフタをしていた現実を突き付けられました。

専門機関での診断ではないのですが、じぶんの行動や思考のパターンが発達障害に当てはまり、断薬した後にお会いした就労支援事業所の理事長婦人に、

「あなたを見ていたら、統合失調症ではなく、発達障害だとおもっていた。」

じぶんで分析をした結果、まわりにもそう思われていた。納得と確信。

婦人はこうも言いました。

「今の世の中は、発達障害が多い。障害ではなく、性格

私はその、性格というワードにとても救われました。

個性ではなく、性格。

合う環境を見つけることができたら、私は私でいいのだと。

合う環境を見つけるまで、探し続けるのだと。


抗精神病薬の作用で幻聴幻覚、自殺念慮

断薬した後に、私の無能さや、不甲斐なさから、本当に自殺未遂にまでおよびました。

何人もの人が亡くなっている、自殺の名所まで行き飛び込んだにもかかわらず、打ち身で済んだラッキーガール(ガールという年齢ではないですが…)

まだこの世で私はやらなくてはいけないことを、終えていないのだと。

いつか必ず、この命は終わるのだから、今でなくてもいい。

いいえ、今ではこまる。

やり残したことがたくさんある。

それは、一人でも多くの人と出会うこと。

私の想いを伝えること。

去年はあの後、バタバタしたのでこれから、noteで発信していけたらと思います。

私はこういう経緯で今ここに存在しています。


#自己紹介 #精神疾患#断薬#生きること


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