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【駐妻生活って本当に幸せ?】本から学ぶ幸せな海外ライフの作り方

今月で駐妻生活、約半年を迎えるERiです。周りから羨まれる駐在生活。
確かに素敵な生活をしているのに、どこか寂しさを感じるという駐在帯同者が多いのではないかと思い、記事にしてみました。
きっと海外生活をしている方にも当てはまる人が多いかなと感じます。

今回の記事は、
・これから駐在妻の生活を送る方(プレ駐妻さん達)
・駐妻になったはいいものの、どこか楽しめない方
・生活できるお金と時間はあるけど、どこか寂しいという方
に届くといいなと思い、noteを記載しております。


■駐在帯同を3か月まで振り返ってみる

【1か月目】旅行気分で毎日Happy

ついに、駐在帯同生活!初めての海外生活!見るもの全てが新鮮!
日本では住めないようなアパートに住んで、まずは近くのスーパーマーケットに行くとびっくり!
毎日が旅行気分で、バスを使うことや電車に乗ること、少し遠くの観光地に行くこと、語学を学ぶこと。目新しいことだらけでワクワクしていたらすぐすぎる毎日。
駐在1か月目は、行きたい場所も多く、新鮮な出会いが多いし、いわゆる「駐妻最高!」と思っていました。

【2か月目】新しい生活も日常と化し、どこか寂しく、焦る

何もかもが楽しい1か月目とは違い、少しずつ慣れてくる帯同2か月目。
「○○は行ったよな」
「▼▼は(値段が)ちょっと高いから、次の土日に▼▼が安いスーパーに買いに行くか」
と大体の場所には行き尽くし、物事を把握し始めます。

きっとこのタイミングで、「そろそろ何か始めてみないとな」と思い始める気がします。
何も予定がなく家にいると「何してるんだろうなぁ、何かしないと」とどこか焦る毎日。
私は習い事を探し始めたり、お友達を作りのためにInstagramのアカウントを作ったり、「暇だし就活するか」と現地の転職エージェントとお話したりしていました。

女性も社会進出するようになった現代では、きっと駐妻も焦る人が多いのではないかと思います。

【3か月目】友達、仕事が恋しい。本当にこの生活で幸せなのか?

仕事(就職、転職)も、恋愛もよく「3か月の壁」なんて言葉を耳にすることがあります。
「3ヶ月経つと冷静に物事を判別できるようになり、急に冷める。」という現象。
3カ月の壁は駐妻にもおきます。前の環境を恋しくなったり、変化にイライラしてしまう…
学生時代の友達や、仕事の仲間は共通言語が多く会話がぽんぽん出てくるのに、
新しくこっち(タイ)でできた友達は共通の話題が少なく、会話を紡ぐのがなんとなく難しい…。
今までコミュニケーション能力には自信があったのに…
日本の友達、仕事が恋しい…。みたいな3ヶ月目。

突如現る、感情。
「あれ?私ってタイに来て幸せだろうか?」

■「私って幸せ?」と悩んでいる人へおすすめの著書

そんな感情を晴らしてくれたのが
【幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」】
という著書です。
↓リンクはこちら(ちなみにアフィリエイトは使っていないので私には何も得はありません。悲しい笑)

■幸福の土台を定義する

幸福の資本論では、幸せのための土台(要素)は3つあると書かれています。
新しい家を建てる時も一緒で、しっかりとした土台を設計し、作らないと崩れてしまいます。
幸せも一緒で「しっかり土台を作ろうね」という話です。
その要素は下記3つ。

①自由

自由を支えるインフラとして、”金融資産=金/財産”とあげられています。
お金があると、「自由」という幸福条件を得られます。

②自己実現

自己実現を支えるインフラとして、”人的資本=働いてお金を稼ぐ能力”と挙げられています。
働いてお金を稼ぐ能力を上げれば上げるほど「自己実現」という幸福の条件を得られることができます。

③共同体=絆

共同体、絆を支えるインフラとして、”社会資本=人との絆、ネットワーク”と挙げられています。

【図①】幸福の資本論より抜粋

上記図が一番わかりやすいので抜粋してきました。

幸せの土台である、3要素【金融資産】【人的資本】【社会資本】を意識して人生を設計することで「幸福」を得られることができます。
反対に3つの資本、資産の合計が一定値を超えていないと「自分を貧困」「不幸」と意識しやすくなります。

駐妻になったばかりの自身の状況に当てはめてみると

①人的資本の圧倒的欠如(O-ビザのため働けない)
②共同体の圧倒的欠如(日本にいた時は友達が多くいたが、バンコクに引っ越してきたことでコミュニティがなくなったこと)

①人的資本の圧倒的欠如(O-ビザのため働けない)
②共同体の圧倒的欠如(バンコクに引っ越してきたことでコミュニティがなくなったこと)

 

この2つが原因となり、本書でいう「退職者パターン(=金融資産だけある状態)」に陥るため、幸せを感じにくくなってしまいます。

※本書ではもっと細かくパターンを記載しているので是非ご興味ある方は読んでみてください。

■幸福の資本論から学ぶ、駐在(海外)生活をより幸せにする方法

定義と原因が分かれば、後はどう行動するか?
「3つの資本のうち2つの資本を確保すること」にフォーカスして動くことが大事だと思います。
人的資本を増やすことはできないので、、、

具体的にできる策としては
①社会資本(コミュニティ)の量を増やし
②社会資本(コミュニティ)の質を上げる
ことです。

要するに「とにもかくにも、まずは友達を作る行動をしよう!」ということです。

今ではInstagramやX(旧twitter)もあるし、meet upだって、習い事だってある。昔みたいに情報のアクセスがしにくいわけではないため、行動次第で出会いの総量が変わります。

100人にお誘いすれば1人は必ず返信来ると思いますし、断られたら違う人にお誘いすればいい。

きっとその中で「またご飯行きたいな」「○○さんはお皿が好きだったから、あの店に誘おう」と思う人でてくるはず。

共通項が多く、居心地がいい子は「また会いたいから誘おう」と自ずと選択をして、会っている時間長くなります。それがきっと「絆が質が高い人」かなと。
質が高いとか書くと失礼な気がしますが、本書でも書いているので、同じ言葉を使っています。。「今日会う友達は絆の質が高いな!」なんて思ったことはないです笑

半年ほど、バンコクで過ごしていますが、今は友達も増えていきたいところにも行けるし、
相談事があればすぐに相談できる友達も多くできたため、幸せを感じています☺

同じ悩みを持っている人に届けばいいな、
次回もまたゆるりと投稿します(^^)/


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