お兄ちゃんの子ども

今日はじめてお兄ちゃんの子どもに会った。
生後4ヶ月くらい。多分。

宇宙人みたいな、小さい生き物って感じだったけど
可愛かった。
肌がもちもちだった。

実は、赤ちゃんを抱っこするのが初めてで、
すごく緊張した。
これが赤ちゃんかって。
っていうか何より、
赤ちゃんを抱っこしてるお兄ちゃんとパパの顔が
印象に残った。
お兄ちゃんの顔は今まで見たことの無い、
愛しいものを見つめる目をした笑顔で、
パパの顔はシワが沢山できるくらいにニコニコしてた。
赤ちゃんの力すごいって純粋に思った。

子宮の中ではお母さんと同体で
孤独を知らなかった生き物が、
お母さんのからだから外界へ出てきて
初めて孤独を味わう。
常に接するものをなくすという意味の孤独で。
孤独には色々な種類があると思うけど、
孤独の第1歩を踏み出す、それが赤ちゃん。

表向きでは大人なんかにたくさん可愛がられて、
孤独を知らずに生きていくけれど。

孤独に気づかない人生ほど
幸せなものは無いかもしれないけど、
孤独に気づいた時始まる人生もまた真実。

こんなことを
赤ちゃんと触れ合って、
考えたわけです。
赤ちゃんと触れ合った大人を見て
感じたわけです。
めんどくせえやつだなほんとに。笑

私が小さい頃、
お母さんが赤ちゃんや私より小さい子を
かわいいかわいいと言うから、
私は嫉妬して
赤ちゃんや私より年下の子を好きになれなかった。
あんなのかわいくないって、
私の方が可愛いのにって多分思ってたんだと思う笑
子どもながら笑
今はそんなことないけど。
だって赤ちゃんや小さい子は無条件に可愛いからね。

いやーほんとに嫉妬してたな。
小二のときに飼い始めたワンちゃんにも
嫉妬してる時期あったからね。
なんで君がうちの中心なの?
なんで君が1番相手にされるの?って笑

末っ子だからそれまでは
ずっと構って貰えてたんだ。多分。
それが急に変わったもんだから
気持ち的に対応できなかったんだと思う。笑
ノートに呪ったりしてたもんな確か‪笑

まあそういうこともあったからこそ
今素直に小さい子に対してかわいいって思うようになったんだと思う。

お兄ちゃんの子供も
もちろん可愛かった。



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