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フランス ちょっといい話その1


粋ですやん、フランス。

こんにちは。南仏ゆるミニマリストのErikaです。
今朝ネットサーフィンで見つけたちょっといい話。
ざっくり日本語訳をしてみます。

フランスはブルターニュ地方のカンペールという街での出来事。
土地開発、マンション建設計画が、274年前の遺言書のおかげで中止になったとのこと。
開発予定だった土地は西暦1749年に富豪の未亡人Agnès Pérard de Kersula さんが遺贈する際、
【貧しい人々、病気の方々を救うための寄付である】
と言い遺した遺言書が、2023年にも有効で尊重されるべきである、との裁判所の判決が出た。
街と開発業者は計画の見直しを迫られている。

1749年って日本は江戸時代、九代将軍家重の時代だそうです。
町人文化花盛りの時代でしょうか。

この場合、遺言書の有効性というよりは、未亡人の意思を感じ取った、現代人のヒューマニズムが勝ったという気がします。
そこが、粋ですね。
大岡越前的裁きと言いますか。

江戸っ子も認める粋さかと思い、noteしてみました。

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