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自然の中で楽しむ、親子の夏休み

気付けば2ヶ月も更新が滞ってしまいました。

言い訳でしかないのですが、【新しい働き方実験】の研究計画と予定を立て終えたタイミングで夫と娘が夏季休暇に突入し、しばらく家族中心の生活となっていたため、当初の計画通りの実験を進めることができませんでした。

始めはモヤモヤしていたのですが、天真爛漫で純粋無垢な5歳児の娘と過ごすことのできる時間は、もう今後戻ってくることはないと思い、夏休みの間は、思い切って私もこの貴重な時間を精一杯一緒に楽しむことにしました。

集中した作業などはできませんでしたが、自然を散策したり、町から離れて森の麓で過ごしたり、自分たちで収穫したベリーで一緒にお菓子作りをしたり、普段の生活範囲とは違う環境に身を置くことで、今後の新たな制作に繋がりそうなインスピレーションも受けたので、今回はその様子を綴りたいと思います。

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少し話がずれてしまうのですが、プロフィールに書いている通り、私は10年ほど鬱の期間があり、最も酷かった頃は「何かを楽しむ」という感覚がほぼ消え、生きている価値を感じなくなっていました。その経験から、現在は日常生活のほんの小さなことでも「楽しい、やってみたい」と感じる気持ちに気付くことを大切にしたいと思っています。

今回の休暇も、「楽しい気持ち」をなるべく研ぎ澄まして過ごしてみました。

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夏休みに娘とトライしたこと1つ目:押し花作り

この夏休みにトライしたこと一つ目は、小さい頃に興味津々だったものの、試したことのなかった「押し花」に娘と一緒に取り組んでみました。
新しい発見でしたが、好きなお花を摘んで白い紙の上に置くと、それぞれのお花や葉の色が鮮やかになり、とても綺麗で、娘も(私も)大喜びでした。普段は見慣れた景色となって気に留めないような草花も、可愛らしい色や形をしていることに改めて気がついたりします。
押し花の作り方は、ネットで検索して電子レンジで作れる方法を試してみました。

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レンジで素早く乾燥するためか、本に挟んだりして作る押し花よりも、鮮やかな色合いを保ったままの押し花が完成しました!
この押し花を自由に並べて、好みの配置やデザインを考えてみたり、摘んだ日毎にノートに貼り付けて日記を付けてみたり。思い出作りにも最適。
ドライフラワーはレジンの材料にも使えるので、たくさん作って保管しておくのも良いかなと思います。

夏休みに娘とトライしたこと2つ目:ケーキ作り

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次にトライしたこと2つ目は、7月になると実り始める様々なベリー類(ラズベリー、ブルーベリー、グースベリー、カシス、赤すぐり、バラの実)をふんだんに使ってのケーキ作り。特に、森の麓に滞在するときは気分がリラックスするのか無性に何かが作りたくなるので、今回は娘と一緒に簡単ベリーケーキを作りました。

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【混ぜて焼くだけ、簡単ベリーケーキ】

・バター 75g
・砂糖 1カップ(200ml)
・卵 1個
・小麦粉 1カップ(200ml)
・バニラエッセンス 少々
・お好みのベリー(冷凍でもok) 適宜

1. オーブンを175度に予熱開始。
2. バターをレンジで柔らかくしてから、砂糖、卵を投入して混ぜる。
3. 小麦粉を加えゴムベラで切るように混ぜバニラエッセンスを数滴加える。
4. 型にベーキングシートを敷いて、生地を広げる。(✴︎)
5. 生地全体にベリーを散らし、オーブンで25分〜30分焼く。
→ お好みで、お砂糖をまぶしても美味しいです。
6. 生地の表面がきつね色になり、楊枝を刺して生地がつかなければ完成✨
✴︎ベーキングシートは、クシャクシャに丸めてから型に敷くと簡単!

今年はカシスの実りが豊富で、バケツいっぱい収穫できたので、専用お鍋を使って濃厚シロップも作りました。このシロップは、熱湯消毒した瓶に保管しておけば常温で長期保存が可能になるので、大量に作って年中楽しむことができます。

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好みの濃さに炭酸水で割ったり、温かいお湯を入れたら寒い冬にも身体が温まるドリンクに。原液のまま、バニラアイスやヨーグルトにかけても美味しいし、レアチーズケーキをつくるときに少し混ぜて簡単にベリー風味にしたり、お肉料理のソースに入れても美味しく、年中とても重宝します。

夏休みに娘とトライしたこと3つ目:モビール制作

「新しい働き方実験」に参加しているお仲間、こみやさおりさん主催の「オンライン造形レッスン」にも参加させていただきました。
事前に型紙などもダウンロードできるように送ってくださったり、準備もしっかりされていて明確でとても分かりやすく、初めての私と娘でも可愛いモビールを制作することができました。
工作には興味を持っていたものの、あまり体験したことのなかった娘も大喜びでした!この後しばらくは、このレッスンで学んだモビール作りを一緒して過ごすことができ、とても良い思い出となりました。

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夏休みに娘とトライしたこと4つ目:娘のイラストからのペンダント制作

私が「新しい働き方実験」研究内容にもしている銀粘土制作の活動として、娘のイラストからインスピレーションを受けてペンダント制作をしてみました。

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娘は絵を描くのが大好きで、とても魅力的なイラストが多く(親バカですが)いつかこれを銀粘土で形に残したい、という思いがあったのですが、なかなか重い腰が上がらなかったところ、創作好きの友人や、一緒に研究活動をさせていただいているライターの、ことのは舎さんからも後押ししていただいたおかげで、思いがようやく形になりました!
いつか娘と一緒に銀粘土制作もできる日が来るといいなぁ✨

さて。夏休みも終わったので、計画倒れになっていた「新しい働き方LAB」の研究生活に戻って、「新しい働き方」を模索するべく、真面目に研究活動に取り組みたいと思います!