見出し画像

氣内臓③前編~心と小腸~

季節は過ぎて
すっかり秋めいてきて
過ごしやすくなってきましたね。

だいぶ時間はあいてしまいましたが
忘れてはいませんでした!

シリーズ第2回目は

『心と小腸』

です。


チネイザンにおいて
『心と小腸』『憎しみ』
の臓腑とされています。

ではそれはどういうことなのか
紐解いていきましょう。


『心と小腸』は陰陽五行においては
『火』の性質にあたります。


その『火』の氣が象徴するものは

季節であれば『夏』
方角であれば『南』
植物であれば『開花』
色であれば『赤』

であります。


つまり

開いたり
広がったり
熱くエネルギッシュに燃える時

その『広がっていく氣』
『心と小腸』ということになります。

ではそれぞれ分けてみていくと
『心』は臓器でいうと『心臓』にあたります。


『心臓』の役割としては

全身に巡る血液を統括する巨大ターミナル

です。

血液は全身に【栄養】と【熱】を与えます。
この【熱】こそ【火】のイメージに
あてはまるのです。

この【熱】=『心』ということを
分かりやすくしている現象として、
『心臓ガン』という疾患が
とても珍しいということです。

ガンの発生には
低体温という体質、体調が
関係していると言われています。

従って『心』は熱を
司る臓器であるため
『心臓ガン』は発生しずらい
というわけなんです。

また逆に
【熱】であるからには
『発散する』という性質も
持ち合わせており、
その『発散』がうまくできないと
異変が起きてきます。

心臓に熱がこもり
『内熱』の状態になり
『リウマチ』が発症します。

心臓内の熱が
骨まで変形させてしまうのです。

熱をこもらせずに
逃すこともとても大切ですね。


そして次に『小腸』

『小腸』にも言えるのが

血液を扱う主要ターミナル

ということです。

心臓が上半分、小腸が下半分。
といった感じです。

主な役割としては

【栄養】を吸収し
【血液】にいれて全身に送る。

ということです。

ここには2つの要素があり

物理的には【熱】
精神的には【共感】

です。

ではどういうことかといいますと

まず【熱】

小腸にも心臓に負けないくらいの
【熱】があります。

食事したものは
まず胃で細かくされます。
これを『化かす』力といいます。

そして次に
小腸から吸収されていきます。
このとき小腸の中から
血液へと姿が『消える』のです。

そのふたつの作用をあわせて
『消化』と言うわけです。

この『消化』
ものすごいエネルギーが必要なので
【熱】が発生し
小腸は溶鉱炉のようになる
とも言われています。

現に大腸は
小腸の熱の力で
水分の再吸収や排泄物の固形化
をしたりするのです。

【熱】というと【火】が
連想されますが、
人類が火を使えるようになった
以前と以後での大きな変化として
腸の長さがあるそうです。

ちなみに心臓と同様、
『小腸のガン』も
非常に稀だということです。

やはりガンと低体温の
関係は深いというわけです。


そして次に【共感】

心臓における精神的な意味。
いわゆるハートですが、
小腸にも同じようにあるのです。

どういうことかといいますと
『小腸』が栄養を血液へと
吸収していく原理は『共感』
だからです。

心が相手を受け入れるときも
やはり『共感』から『愛』へと
変化していくものですが、
原則的に同じ原理なのです。

例えば
皮膚が剥がれるほどの
火傷をしたとして
牛肉を移植しようとしても
異物反応でそんなことできません。

でも牛肉を食べても
異物反応が起きないのはなぜか。
それは牛肉のタンパク質が
胃腸を通して
身体に『共感』できるレベルまで
分解されているからです。

結果としてタンパク質は
アミノ酸という『共感レベル』
になって初めて
小腸から血管へと
移行できるのです。

そしてこの『共感』
心理的なこととしても同じように起こり
『愛』『喜び』
感じていくものとなります。

そしてここから
心理的なことについてですが、
少し長くなりすぎたので
前編と後編に分けて
書いていきたいと思います。

次回は『心と小腸』の
心との繋がりについてです🌈

読んでいただき、ありがとうございます✨ いただいたサポートは、活動資金やその時に必要な場所、人(例えば災害支援など)に届けていきたいと思います🧚‍♀️ 共にいいバイブスを循環させていきましょう💫