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話題の神山まるごと高専と青山学院大学GSC生が発案した新サービスをサステナブルに提供する方法を議論する共同授業を開催

私の担当する英語授業”International Business Strategy”では17名の交換留学生を含む66名が国際経営戦略を学んでいます。この授業では10のグループに分かれグループワークを中心に新規サービス・商品を考え出し、アンゾフやポーターのビジネスフレームワークを活用し戦略策定を行っています。

先週より現代の事業戦略に必要なサステナブルな経営の重要性からESGを学び、各グループの戦略にESGの視点で重要と思われるテーマを設定する議論を行っています。今回12月8日は、サステナブルな経営をキーワードに、丁度サステナビリティーについて英語の授業で学んでいた神山まるごと高専の一年生40人を招き、オンラインで議論をしました。

ESGは、持続可能な世界の実現のために、企業の長期的成長に重要な環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の略称です。気候変動問題や人権問題などの世界的な社会課題が顕在化している中、企業が長期的成長を目指す上で重視すべきESGの観点での配慮ができていない企業は、投資家などから企業価値毀損のリスクを抱えているとみなされます。そのため、ESGに配慮した取り組みを行うことは、長期的な成長を支える経営基盤の強化につながると考えられています。

まず神山まるごと高専の学生を10グループに分け、青学の10グループとZoomのブレイクアウトルームでグループ毎にディスカッションを。ファシリテーションは全て各グループに任せます。まず自己紹介から始まり青学の学生がグループのアイデアを共有し、議論、そしてグループで議論した内容を最後にまとめ、全体でプレゼンテーションをする流れです。

今回のプレゼンテーションは神山まるごと高専の学生にお願いすることにしました。経営やESG、サステナブルな経営と難しい言葉で大変なディスカッションだったと思います。しかし神山まるごと高専の学生は素晴らしい視点を持ち高い表現力でプレゼンをしてくれました。そして英語力が高かったことに驚きました。

全体のファシリテーリョンはエリックゼミの2人がサポートしてくれたので、なんとかなりましたが、オンラインでのワークは、トラブル多発で大変でした。しかし、神山の学生も、青学の学生も議論から色々なことを学んだのではないでしょうか。今後も、新しいテーマで神山まるごと高専とコラボレーションできればと思っています。

Peace out,

Eric


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