シノヘ歴⑱(芸歴2年目・12月)

早いもので今年も1年お世話になりました。

沢山応援してくださる皆様、同居人、先輩後輩、彼女、ミッキー&ミニー、ブルーハーツ、白米、カップ麺、リップクリーム、コンビニスイーツ、ラーメンなどに支えられて2023年を無事終えることができそうです。

本当にありがとうございます。
2024年も飛躍に向けてもがきますので沢山笑いに来てください。


⑱-1.2023年12月1週目

ごりごりの体調不良で迎えた12月。
この週は特別に書くこともないのだが、熱が出たり鼻水が止まらなくなったり、ベイブレードくらい巨大な痰が出てきたりと調子がすこぶる悪かった。

ピンネタをせっかく書いたのにライブも飛ばしてしまって、下がりきったモチベーションのせいで今年もR-1は見送りだ。やれやれだぜ。

⑱-2.2023年12月2週目

この週は、まず同居人ボンボリ 藤村の吉報から入った。

シェアハウス開始時からナックラーは勝つけど、悠吾とシノヘは勝たないという良くない流れがずっとあり、追加メンバーの七輪 阪本に至っては11月に劇場メンバーになってしまったのだが、続くようにボンボリがUP TO YOUを通過した。
僕はネタ合わせ中だったのだが、Ⅹの投稿を見て飛び上がって涼太郎と喜んだ。
ただその分やばいなぁという焦りにも襲われたし、先に受かるなよとも思った。帰ってから喋った悠吾はふんぞり返っていた。

またその翌日には焼肉がかかった壮絶なバトルが控えていた。

UP TO YOU前に最後に新ネタを卸せる機会だったので、最高にバカバカしいネタを書いて卸したのだが、ただバカなだけで終わって非常に切ない気持ちになってしまった。

コンビ時代にお気に入りだったネタをトリオに再構築したので、やはり色々と違ってしまい、完全に見劣るようなネタになってた。(3軍ネタフォルダへ送る)

久々にかなり楽しい機会になったので、また半年に1回くらいお祭り気分で打てたらいいなと思う。

⑱-3.2023年12月3週目

今月の前半の薄さを巻き返したのが、12/13のUP TO YOU。
これがなければ今月のシノヘ歴は向こうが透けるくらい薄くなっていた。

⑱-3-1.トリオ結成後、初UP TO YOU

われわれ ”エリア中央" は2023年11月27日結成のトリオなのだが、旧コンビに追加でメンバーを入れてトリオ化(コンビ名は変更)という経緯をたどったため、解散後3ヶ月ルールの縛りから解かれている。

そのため、解散すると下手しい2度見逃さなくてはいけないオーディションライブも結成翌月に滑り込めた。

完全なる抜け道、パーフェクト抜け道。抜け道キングダム、抜け道パラダイス~花ざかりの君たちへ~

名前も変わってメンバーも変わっているのだから新結成なのに、吉本興業は実に懐が深い。皆もNSCに入ろう!

初UPが決まったとはいえ、結成して2週間。NSC生より持ちネタが少ない。
しかもトリオ、とにかく知見がないので急造もむつかしい。

以前2度だけ人前でしたことがあったネタがあるのだが、ウケ量でいうと完全に1勝1敗といった感覚。でも個人的には一番のお気に入り。

これで行きましょうと2人に相談し、とりあえずネタは決定。

メンバーは分かっていたので、あとは出順と思いながらライブ前日に届いたメールに目を通すと、トリ出番。ありがたい!!

こういう客票式のオーディションライブは、出順による影響が正直めちゃくちゃ大きい。あとであればあるほどいいと言っても過言じゃない。

やりたいネタが決まっていて、出順も恵まれていて。
前日から初舞台の日を思い出すくらい滾っていた。

僕という人間はライブ前の集合が18時30分なのに、18:00までバイトをしていた。どうしようもない、、どうしようもなく勤勉な派遣社員だ。

バイト終わり全力チャリ漕ぎで18:13分着。

集合場所に着くと、愛嬌がありすぎるからという理由のみで一番推している後輩の華泥棒と、涼太郎&りゅ~ちゃんが喋っていた。

ほんのちょろっとだけ話をしてエントリーフィーを支払って楽屋入り。

3週間ぶりくらいにするネタだったので、さすがに10分~15分ガッチリ目に合わせて準備。このころには目がギンギンになるくらい滾りきっていた。

いざ開演、MCは千日前ゴールデンポップスさん。
ぴゅ~吉さんが抜けるまではトリオだったので、動画で沢山ネタを見させていただいていた。

MCが上手い人を見ると毎回感動するのだが、ライブが決まるのは本当にOPのMCが7割だと思う。トップ出番のウケだけで言うと8割五分。

盛り上がった状態からトップ出番は同期のニギルギル。
ロジカルでありつつ、感情むき出しのネタで面白かった
そしてこの日も池田敬太はカッコよかった。

中盤にかかって少しライブ全体が盛り下がりかけたが、春すけさんで完全に流れが変わって、そこからはほぼ全組がウケていた。ライブに火をつけた感じを目にしてカッコいいなぁと感じた。

そんなこんなで我々の出番。
これがまたメチャクチャうけた。芸人になってから一番かもってくらい。
もっと面白い人はもっとうけてるんだろうからズルいなぁ。

体感では一か所もボケを外さなかったので板を降りた瞬間に大イきりモードに入っていた。
正確にはイキりというよりは、これで落ちたらもう通り方が分からないという困惑が悪い方に出て、言動に表れていた。

集計タイムに入ったので、すぐに着替えて舞台袖待機。
裏話だが、全組のネタを終えてMCが場をつないでいる間に、客席で見ていた社員さんが ”作家票+客票” を瞬時に集計し、結果を舞台袖の舞監さんのところに持ってくる。そこで舞監さんは結果を紙に書き替えて、バインダーに挟んでMCに渡すという流れがある。

僕はネタバレとかに対して抵抗がなさすぎるので、ここで結果を覗き見て演者最速で結果を知ることができている。

今回も例に漏れず覗き見の術を炸裂させ、涼太郎とりゅ~ちゃんにネタバレを炸裂した。

非常に嫌がられた。

ドキドキしながら発表を聞きたかったらしい。
効率厨が聞いたら腰抜かすぞ。

そんなこんなで、万利休で6回・ピンで2回・HGMで1回の計9回落ち続けたUP TO YOUは10回目でようやくギリギリの2位通過を果たした。

終わってからは悠吾が連絡をくれて2人で飲みに行った。
乾杯して5分ほど浮かれたあと、2時間ほど次の関門について憂いていた。

次はサバステ、、、一歩ずつで良いと思いながら欲は出てしまうね。

⑱-4.2023年12月4週目

この週はネタ見せ1本。
サバステに向けて良い設定案は5本くらい浮かんでいるのに、全部やりたいことが難しすぎて言語化できず、尺足らず。

流石に新ネタ卸すわけにはいかないので、少ないライブで調整。

結果、HGM時代に一番好きだったネタをトリオ仕様に調整して前日にネタを叩き込んで挑む。

悪いわけがないと思っていたが、焼肉の時と同じで、どうやら作り変えをしてもそんなにメリットはなさそうだということに気づいた。
そもそもがコンビで想定して作ったネタやし。

手ごたえがないまま終わって、新ネタを書かなくてはいけないループにまた押し込まれた。ツラいツライ!良いの出ろ!

ちな、M-1はバリ感動。時間がかかっても行きたいね。

⑱-5.2023年12月5週目

本日は12/26、どうせ年末のあと数日で劇的な出来事は起きない。

可能性があるといえば、帰省中に家族に芸人をしていることがバレる可能性があるくらいだ。

ぶっちゃけ実家は大好きで沢山帰りたいのだが、これに怯えて年5日ほどしか帰っていない。

早く劇場に入って、早く単独を打って、おじいちゃんとおばあちゃんが元気なうちに家族に芸人をしていることをバラしてライブに来てもらいたいと思う。

2024年はそういう年にしよう、そうしよう!

今年はお世話になりました、来年もよろしくお願いします。

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