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なぜ私たちは幾何学的な美に惹かれるのだろう 『シュタイナー学校の算数の時間』からのヒント

こんにちは!

今日はサークルでの共有をこちらでも再掲させていただきます。

もしかしたら、ご興味のある方がいらっしゃるかも???という気持ちで。

※サークルは月会費をいただいていますので、有料記事にさせていただきます。

三回に分けてシェアさせていただいた内容です。いったん、そのままの内容で三回分をこちらに掲載させていただきますね。

何かの参考になりますように♪


『シュタイナー学校の算数の時間』より


ストロースターはドイツの手仕事ですが、ドイツに起源をもつシュタイナー教育の教材としても使われています。

そこで、ストロースターがどのように算数の時間に使われているのかが知りたくて、表題の書籍を購入してみました。

名称未設定のデザイン (5)

結果、ストロースターのことは全然出てこなかったのですが(笑)、シュタイナー教育の算数というのは、根本の考え方が一般的なものとは全然違うなと改めて感じました。

それが、私たちのようにヒンメリやストロースターなどの幾何学的美しさに惹かれる人たちには、何か感じるものがあるのではないかと思いますのでシェアさせていただきますね♪


※※シュタイナーの思想というのは、物凄く膨大な範囲に及んでいますし、ちょっとやそっとで理解できるようなものではありません。全体をまとめあげることは出来ず(そもそも文章が難解なものが多い(笑))、一部を読んだだけでは本当に分かったことにはならないですし、、、。実際、私はシュタイナー関連の本を何冊も読んできているのですが、全っっっったく、理解できてると思えません。でも、やはり何かのヒントを与えてくれているのです。
特に、美しさとは何か?幾何学に惹かれるのはなぜ?という、私たちにとって大切な問題について、なにがしかの示唆を与えてくれます。
ですので、しばしお付き合いください(^^)


日本では算数の問題にこのような問題が出るのは普通のことだと思います。

5+4=?
6+7=?

この式では一つの答えが求められます。
ただ一つの解が答えられるかどうかを子供たちに問います。
けれども、欧米では違った問い方をしているのを見たことがありますか?
もしかしたらシュタイナーに限ったことではないのかもしれませんが、
このように問います。

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