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今日の格言は…ラテン語のことわざ

ハーブって子どものうちは苦手でしたが、
大人になってから、香りに癒され、
大好きになりました。

新築して、さっそく、
ミントやローズマリー、カモミール、色んなハーブを庭に植えました。

そして、エルダーフラワーというハーブの木も植えました。

昨年の春頃、
そのエルダーフラワーの木に小さな蕾を発見!
鉢植えではうまく育たなかったので、庭に直植えして数年、ようやく待ち焦がれたエルダーフラワーが咲く時が来た〜!
と、ワクワクしていました。

それから数日後
悲しい出来事が起こったのです。

その日は日曜日で、私は1人で外出していました。
留守番をしていた主人が、その間に庭の草刈りをしてくれていました。
帰ってきた私は、スッキリした庭を見て
ありがとうと労いの言葉をかけ、家の中に入りました。

キッチンの窓からはバラやジャスミンが咲いているのが見えます。
そして、今年はもう一つの楽しみ、
エルダーフラワーもその窓から見えるのです。

ふと、キッチンの窓に目をやると
なんだかつんつるてん!!

え?っと思って外に出てみると、
繁っていたエルダーフラワーの枝が切り落とされていたのです。
気を利かせた主人が、まさかの剪定。

季節は春、
冬に一度葉を落としたエルダーフラワーの木は、
青々とした葉をつけて、
ぐんぐんと伸びている真っ最中に、
しかも、蕾までつけていたのに、なんと、
剪定!

しかも、最悪なことに
蕾がついていた枝まで切り落としていたのです。

残念すぎて、ショックすぎて、へこみすぎて…
泣きながら主人を怒りました。

窓からそのつんつるてんになった木を見るたびに
ショックが蘇り、
しばらく立ち直れませんでした。

もちろん、花も咲かず夏を迎え、秋になる頃に
また、エルダーフラワーの木が成長を始めます。

庭の草も茂ります。

主人がいつ、庭の草刈りをしても木を剪定されないように、
エルダーフラワーの木は紐で束ねて
守っていました。

また、私が外出した日曜日、
草刈りをしてくれた主人。

心配していたエルダーフラワーはどうなったのかと真っ先に駆け寄りました。

すると、
なんという事でしょう!

ロープではなく、針金でグルグル巻きに束ねられ
上だけ葉っぱが残り、下は見事に剪定されているではありませんか。

なんとみっともない姿にされてしまったのか。

もう、悲しくて悲しくて、
どの枝に花が咲くのか分からないのに、
なぜ、またやったのか、もう、触らないで!
と、怒りました。

今、エルダーフラワーの木は、葉っぱが落ちて
それはそれは情けない姿で針金に括られて冬に耐えています。

でも、今朝、
剪定した、いや、された枝から
新しい葉っぱが…

今年、エルダーフラワーの花が咲くのかどうか、
まだわからないけれど、
剪定おじさんに負けずに
花を咲かせてね!
と、お願いしました。

エルダーフラワーのその後、
追って報告いたします。

365日のワンダー 
ブラウン先生の格言ノート  
If the wind will not serve, take to the oars.
(風がなければ櫂を取れ。)
ラテン語のことわざ

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