見出し画像

風とロック ゴールデントーク

2023/05/05 こどもの日。
渋谷PARCOの「風とロック」展にあわせて、
・石川さゆり(レキシネーム邪馬たいこちゃん、以下さゆり)
・レキシ(以下、池)
・箭内道彦(レキシネーム土器メン、以下 土)
という豪華メンツによるトークショーが行われました。

キーワードをメモっていたので、トーク内容を思い出しつつ記録しておきます。
(断片的かつ順不同、メモをもとに再構成しているので正確性に欠けますが、現地の雰囲気だけでもお届けしたい)

・土「さゆりさんは、渋谷にゆかりがあるんですよね。もう何十年も年越しは渋谷で」
さゆり「紅白はねー45年出ています」
池「去年、紅白見ててさゆりさん出ているなあ、って思ったらしばらくして、さゆりさんから着信あって。暇なんだって」
さゆり「紅白、待ちが長いんですよ。だから池ちゃん何しているかなあって」
池「そんな時に思い出していただけて光栄ですw」

・さゆり(稀有ズが振っている稲を見て)
「私知ってるんだぁー。稲、使い回ししてるんでしょう。あ、使い回しって言っちゃいけないか。毎回買いなさいネ💓」

・さゆり50周年の昨年、アートワーク等を土器メンの教え子に託した話
→ポスターを制作するにあたり、東京藝大の土器メンの教え子7人がそれぞれの作品を持ち寄り、コンペをしたが、さゆりさんは7つの作品を一つにして使用。
アルバムのジャケットやロゴなども学生の作品が採用される中で、「次は自分の作品を!」と勇んでいた子は泣いてしまったらしい。
さゆりさんがコロナ禍で学生さんがお金もない、帰省もできない中で何かできないかと思い、土器メンに依頼。

・会場前列にSAYURIはっぴを着た生き字引のようなさゆりファンがいて、さゆりさんが「あれはどのアルバムだっけー」というと、間髪入れず「◯◯ですね」と回答し、池ちゃん驚愕。何かとイジっていた。

・さゆり「みなさん、ライブでイルカだかクジラだかを振って」
→ヨシオ棒のことらしい。
かつて会場で飛び跳ねてたヨシオを思い出し、さゆりさんもコンサート会場でポンポンしたいとのこと。池ちゃん曰く、あの時ばかりは曲も聞かずにみんなポンポンするのに夢中。

・さゆり「風とロックも稲穂みたいに振るの作りましょうよ。棒の先にこんにゃくとか芋とかつけて。そこ、芋が足りなーい!とか言いながら」
土「さゆりさんのアイデアがすごい。今年の夏はそれをやります。かっぱ橋で調達します。」

・池ちゃんがさゆりファンに受けようと思いつつ滑ってる感じに対して
土「池ちゃんはさゆりファンとレキシファン、両方に受けようとしちゃだめ」

・池ちゃん、昨年のさゆりさん50周年コンサートを思い出しながら
池「コンサートのときに季節ごとの歌をやってたけど、天城越えって秋なんですね」
さゆり「山が燃えてるから秋なのよ。火事じゃないのよ。レキシは季節の歌ってあるかな」
池「レキシは歴史をテーマにしてますから」
さゆり「じょーもんどーきぃーっていうのは」
池「どんぐり拾ってるから秋ですね。稲穂も振るし」

・土「現代も歴史に入るんじゃない?」
さゆり「携帯電話だって、昔はこーんなに大きかったんだし」
池「こないだ、明治までやっちゃったから」
土「バブルまではいけるでしょ」
池「バブルまで?いけるかなあ」
さゆり「池ちゃんは歌の骨董屋さんだね♪」

・さゆりさん、普段の池ちゃんはかっこいいとい話から
「普段町であっても気づかないと思う。帽子かぶっているから」
池「気に入った帽子は買い占めます」
さゆり「よくあの中にアフロが入るなあと思います。坊主にした時も大変だったでしょう」
池「一休さんは何の時だっけ」
(さゆりファンの生き字引に対抗すべく、レキTを着ている稀有ズに振る)
稀有ズ「Vキシですね」
池「ww(生き字引的に答えられたので笑っている) あれは、床山さんに作ってもらったんですよ。『キングダム』とかも担当している」
土「山田かつらに」
さゆり「きちんと作らないと、頭が大きくなってマッチみたいになっちゃう」
さゆり「池ちゃん、何でも似合っちゃう」
池「心からやりたい、と願っているから」
さゆり「あれは誰が決めるの」
土「池ちゃんですね」

・池ちゃんかさゆりさんが目玉のおやじのことをダメおやじと言い間違え、会場から爆笑
池「ダメおやじ、知ってるの?」
(昭和のギャグマンガですが、会場の人で知っている人は少なそうな雰囲気でした。)

・NHKコラボの西郷どんが上野の西郷像にごあいさつにいったときの動画を見ながら
池「犬がつんとしている、ツンだけにw」
(西郷さんが連れている犬の名前がツンです)

・池ちゃんがよく、さゆりさん宅でご飯をごちそうになっているという話題
池「さゆりさんちのお味噌汁がすごくおいしくて!あの味噌、田舎風なんですよね」
さゆり「あれだけたくさんごちそうしたのに、一番印象に残ったのがお味噌汁?あれはね、青山の洋服屋さんで買うんです。地方で作っている人が青山に卸しているの。また差し上げますね」

・途中で質問タイム
(三人の方が質問されたと思うのですが、2つしかメモしてなかった)
質問者1「ライブで次々と他人の歌が出てきますが、あれはどうやって思いつくのですか」
池「歌っているうちに出ちゃう」
さゆり「バンドの皆さんがそれに合わせられるのがすごいですよね」

質問者2「さゆりさんのレキシネームは二転三転しましたけど、さゆりさん的にはどうですか」
池「ぶり返すなww 最初は出身地の熊本にちなんでサユリモンだったんですけど、嫌がったので邪馬たいこちゃんになりました。」
さゆり「光栄ですよー」

・池「さゆりさんファンは、レキシのこと推せそうですか?」
→前方のさゆりファン、私の席からは反応見えず。
池「さゆりさんだけで手いっぱいかぁ」
さゆり「レキシファンの皆さんはどうですか?私のこと好きになれそうですか?」
池「そりゃもう。国際フォーラムのライブでさゆりさんが出てきたとき、会場にどよめきが起こりましたもんね。揺れてましたから」
さゆり「国際フォーラム、よく揺れるのよね」
池「ライブ中に人が何人か落ちていくのを見たことがあります!」
一同「www」

・何かの流れで、4人組で紅白を目指すという話に。
池「この三人と、あと『元気出せ!遣唐使!』ってのがいるんで」

・レキシのアルバムの手書きジャケについて
さゆり「あれ、全部自分で書いているんでしょう」
池「土器メンが言い出したんですよ」
さゆり「それをつづけているっていうのがすごい。手書きだと、ファンとつながっているという感じがするわね♪」
池「やってる最中はそんなこと考える余裕ないですw」

・終盤にさしかかり、土器メンが池ちゃんに今後の話を振ると
池「変わらないです」
さゆり「変わらなきゃだめよお。楽しいことしないと♪」

こんな感じです。
脳内補完入っているので、正確性に欠けるかもしれませんが、三人とも気遣いの人なので、終始和やかな雰囲気でした。
私がすごいと思ったのは、さゆりさんの新しいことに挑戦する気概、後進を盛り立てようとする思いやり。池ちゃんに対しても芸大の学生さんに対しても。
箭内さんの、何事も茶化したりおざなりにしない真摯さにも心打たれました。池ちゃんがちょいちょいふざけに走ったり、今後のことを濁そうとすると鋭く突っ込んでいましたね。

レキシ推しのわたくしとしては、推しの生トークが見られたということもさることながら、推しがこんな素敵な方々にかこまれているということが、とても幸せに感じられた一日でした。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?