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40代後半の転職活動〜就職先決定のプロセス

正社員採用の連絡がありました。
就活を続けるか就職するかを散々悩んだ挙句、
そちらに転職することにしました。
未経験職種、正社員です。

⚪︎リクナビ応募3件 →全滅
⚪︎ハローワーク応募3件 →書類通過3件
 条件悪くてキャンセル 1件
 面接落ち 1件
 採用連絡 1件

応募したのは合計6件。

条件面である程度納得がいくもので、さらに年齢が高くても大丈夫かな?というものを選ぶというところに力を入れて、数を打つという作戦はとりませんでした。

意思決定のプロセス

今回は久しぶりにちきりんさんの『自分のアタマで考えよう』を読み直しました。何か重要なことを決断する時に情報ばかり集めてしまうことがあるため、先に考えてから就活しようかなと思ったのがきっかけです。

この本では、超重要なことを決めるのに、会議ばかりを何度も開いてしまい、けっきょく全く決断ができない企業を例に、「情報を集めること」と「自分で考えること」は違うということを述べています。

「考えること」「思考」とは、インプットである情報をアウトプットである結論に変換するプロセスを指します。「私は考えた」というのは、「私はあるインプットをもとに、なんらかの結論を出した」というのが、「考えた」ということなのです。

自分のアタマで考えよう byちきりん

情報を集めることに夢中になってしまうと本来の目的とはかけ離れていくために冷静になる必要があります。

どのような情報が集まったら決断するのか?

私の就活でいうと、まずどのような条件であれば応募を決断するのか?ですが、これを先に決めておくと無駄が減っていいなと感じました。

何が一番大切かを決める

ちきりんさんは、決断できないのは選択肢が多いからではなく、「判断基準が多いから決められない」と言っています。

・給与(年収)がいい会社がいい
・年間休日数も多かったらいいよね
・勤務地は近いほうがいいな
・できたら××線沿線がいいよね
・福利厚生がしっかりしてたら安心
・職種はできれば○○がいい
・雇用形態は正社員がいい
などなど

あれもこれも判断基準に盛り込むと
「年収はいいけど、休日が少ないな」
「社風はとてもいいけど、年収が少ないかも」
とどれも一長一短になって迷宮入りしていきます。

自分にとって目標の姿を決めるということが重要で、自分が目指す姿とは何か?をちゃんと考える必要がありますよね。

自分はどのように生きていきたいか?
どんな生活がしたいのか?
幸せに感じることは何か?

具体的にイメージできているほど、条件面で何を一番に優先させるかを決められるなと思います。

すべてはトレードオフ

この世に「白馬の王子さまはいない」っていうことが分かっていたほうが、結婚できる(もしくは人とお付き合いできる)気がするんですよね。

どんな人でも長所と短所があり、そもそも見方次第で長所にも短所にもなる。全ての条件を満たす万能な人っていないと思うんです。

20代結婚当時、この点は我慢できるというところでお互いに妥協して結婚を決意したように思います。(妥協というか見えていなかったともいう・・・20代と40代の今では考え方が変わってきてますしね・・・😅)

それと同じで全ての条件を満たす完璧な仕事も存在しないと思います。

何かを選ぶということは
何かを選ばないということ

休みが多く、給料も高く、仕事は大変じゃなくて、福利厚生もしっかりしている超ホワイトな仕事とかないですもの。
もしあったとしたら誰も辞めてないし、おそらく、そんな求人があったとしたら虚偽であるか、詐欺などの犯罪ではないかな?

決定するためには先ほども書いたように自分なりの譲れない基準が必要です。

私にとっては
人間関係 ≧ 時間 > 給与 = 仕事内容
であったため、勤務時間が一般より少し短い、年間休日日数が120日以上、家から近いという点で今回の就職先に決定しました。

人間関係はハッキリ言って面接だけではわからないので、直感で違和感がなければひとまずOKとしました。
採用連絡後の面談でもいろいろ不安点を素直に話せましたし、ある程度は回答してもらいました。そしてまだ入社していないのに先方は歓迎会をどこでやるかを考えてました・・・。

将来の選択肢を広げる

私が就職する予定の会社は会計事務所です。
将来的に個人事業主を目指すとしたら仕事内容は役立つのではないかなと思っています。
(ちょっと個人的にやってみたいことがあるけど、タイミングが悪くてできなかったことあり)

どのような仕事をするとしてもそこから学べる事は多いですが、将来の選択肢を広げる(もしくは狭めない)という視点でも就職先を決定したらいいかもしれないと思いました。

人生100年だとしたらまだ先が長いですからね。そしてそれは就職後の頑張り次第で未来が変わるかもしれないって話ですかね。

まとめ

就職活動を進めるためにも、活動する前に将来のなりたい姿や決断するための基準を考えておくことはとても重要だと思いました。

ただ何となくやっていると荒波にのまれ、行きたい方向を見失ってしまうように感じました。

不合格、不採用だと人格を否定されたわけではないけれど、多少なり傷つくと思います。
私は正直ちょっと傷づきました。
ガッツとか営業魂みたいなのが足りないのかもしれません。

いろいろ考えていても状況ですぐに人の心は揺らぎます。
だからこそなりたい姿、目標を忘れないことは重要だと思います。

そんなこと言ってても、働き始めてどうなるか?どう感じるか?は全くわかりません。
未経験だけどやってみないと始まらないから、えいや!とやる。それだけです。
結局はやってみて軌道修正していくしかないのかもしれません。


この場を借りて、応援してくださった方、就活のやり方や情報を教えてくださった方、会計事務所について教えてくださった方に感謝します。
ありがとうございました。

結婚と同じで仕事がはじまってからがスタートですね。
6月中旬入社までの無職期間は税務の勉強と簿記の復習をしつつ楽しみます。

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