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帰属意識とコミュニティについて考える

私が勤務するホテルlyf(ライフ)は、6/16で日本上陸3周年を迎えます。とにかく濃い思い出しかないw

3年前、lyf天神福岡の開業時の支配人として着任したはいいものの、コロナ禍の影響もあり宿泊ゲストほぼゼロのところからスタート。そもそもホテル名が読めない、ホテルのコンセプトが分かりにくいなど、前例のないホテルブランドならでは難しさに頭を悩ませすぎて迷走したり🫣試行錯誤するも上手くいかないこと続きだったり😭

そんな3年間を経て、今では毎日たくさんのゲストにお越しいただける、賑わいのあるホテルに成長できたことが本当に嬉しいです。

lyfは人が集まり、楽しい繋がりが生まれるコミュニティとしての役割を果たすことを大切にしていて、これがまさにブランドとしての強み。
日本上陸3周年を機に、コミュニティの在り方を今一度掘り下げて、今後の活動に繋げていこうとチームでディスカッションを重ねる中で、今回のトピックである「帰属意識」が重要ワードとして私の頭の中をぐるぐるしています👀

帰属意識とコミュニティの関係性

ある集団に属している、またはその集団の一員だという意識や感覚が帰属意識。

居住地域を同じくし、利害をともにする共同社会がコミュニティの辞書的な意味ですが、ここでのコミュニティは「何らかの共通の帰属意識を持った、2人以上の集合体」と定義します。

最小単位のコミュニティの例として、サシ飲みが挙げられます。学生時代の部活が同じだった、趣味を通じて知り合った仲間、職場の同僚など、同じ組織に所属、同じ時間や興味をシェアしている、共通の帰属意識がある2人で飲み。2人であっても立派なコミュニティです。

そもそも人間は帰属したいのか

答えは恐らくyes←言い切る自信はない🤣
私自身、筋金入りのひとり好きですが、何気に色んなコミュニティに属していることに気づきます👀

🍀家族
🍀職場。部署やホテルブランドで複数のコミュニティが存在する
🍀同業の友人、これも複数に分かれる
🍀海外在住時代の友人、これも複数
🍀SNS経由で知り合った友人、これも複数
その他もろもろ

おやおや、隠れ内向型やのにけっこう手広くやってますねと、なんとなくホクホク🤣

これらのコミュニティの共通点は

自分を受け入れてくれていると感じられる
安心して話ができる
一緒にいて楽しい気持ちになれる

このあたりでしょうか。自分という人間が存在することの証明として、帰属意識があるように思います。反対に、どこに行っても帰属意識を感じられない場合心が孤独になってしまい、様々な負の影響が生まれてしまうのではとの見解です。

帰属したいコミュニティ

それこそ1人1人違いますよね。なので誰もが帰属したいコミュニティはない。ただ、帰属したい!と思う率が高いコミュニティの特徴はあると考えていて

元気になれる、ポジティブな空気感
素敵な人たちと良質な関係を構築できる
よりよい自分になれる何かがある

ここで私の勤務先であるlyfに話が戻りますが、これからのコミュニティはこういう↑ことを実現できる場として更に作り込み、コミュニティに対する帰属意識を高められるような取り組みをしていこうと思考&どう展開していくかの詳細をまとめつつあります🫡

コミュニティへの帰属意識を育むためには

lyf主催のイベントに1回参加した、一度lyfに泊まった、カフェを利用したからといって、lyfというコミュニティへの帰属意識は生まれません。

何度かlyfという空間を、イベントや宿泊、カフェを利用することで体験し、その人が「良質だ」と思う時間を過ごす。空間そのものへの愛着や安心できる居心地のよさ、ポジティブな気持ちの変化を感じることができて、ようやく帰属意識が生まれると思っています。

帰属意識あってのコミュニティ。表面上だけのコミュニティではなく、より多くの人に帰属意識を育んでもらえる環境を、lyfで作れるか。

ブランド日本上陸4年目、そして私のホテル支配人ジャーニー4年目の大きな挑戦です☺️💪🏻

今日のサムネは石神井(しゃくじい)公園での1枚。紫陽花もあと少しなので、毎日観察したい🤭


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