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本・ドラマ・映画・アニメの感想・学んだこと

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本・ドラマ・映画・アニメなどの作品を通して学んだことや感想をまとめた記事たちです📚
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記事一覧

コミュニケーションの質は質問で決まる!齋藤孝著『質問力』〜後編〜

こんばんは🌙 本稿は『質問力』の学びについての最後の記事となります! ■ずらす技1.「大人ゾーン」の質問をしよう 本書での「大人ゾーン」の質問とは、「自分は知っているが、他の人は知りたいであろう」質問です。インタビューや講演会など、自分以外の聞き手が多くいる場で有効な質問といえます。質問を通して、相手の真意を確認しながら思考も整理していくことができます。 また、「具体的にいうとどういうことなんですか」という質問は、あらゆる場面で使える質問です。この質問によって、抽象的

バチェラー4を見終えて

バチェラー4見終わりましたー!! ハッピーエンドなラストに思わず涙してしまいました! 観る前は、もっと女たちの醜い争いやらキャットファイトが繰り広げられるのかな?というイメージでしたが、出演者の女性の方々がみなさんいい人たちばかりで、割と平和でしたね~ 途中不穏な空気も流れる場面もありましたが(汗 個人的には各カクテルパーティーでの女性陣のドレスが素敵すぎて、みなさん綺麗すぎました、、! ある程度番組側で準備されてそうですが、どこのブランドのドレスか気になります。 最終的

『浅草キッド』を視聴した話

知人に勧められてNetflixオリジナル作品である『浅草キッド』を視聴! 作品概要は以下です。 ※以下、多少のネタバレを含みますので、ネタバレを避けたい方は読まないことをおすすめします。 タケシ役を柳楽優弥さんが演じているのですが、演技力が半端ない! 細かな仕草や声質、話し方まで本人にそっくりです。相当研究したんだろうなと思います。 時々現在のお歳の北野タケシさんが出てくるシーンがあるのですが、なんとご本人ではなく、特殊メイクで北野タケシさんに扮した柳楽優弥さんだそう!

『王様ランキング』を視聴して

友達におすすめされた『王様ランキング』というアニメを視聴! 第1クール分全11話を見終えました。第2クールは2022年1月6日から放映中です。 アニメを見てまず最初に思ったことは、めっちゃジブリっぽい!です。絵柄や音楽、世界観等ジブリ感があります。 主人公のボッジの成長物語なのですが、まずボッジがめちゃくちゃピュアで心優しいです。街の人や城内の家臣などみんなから笑われたり陰口を言われても、人前では泣かずむしろ笑っているボッジですが、自分の部屋に帰ってきてからこっそり泣いて

異色のミステリー作品『ミステリと言う勿れ』にハマってます!

私はミステリー作品が好きなのですが、今ハマっている作品が『ミステリと言う勿れ』です! こちらは原作が漫画で著者は田村由美さん。現在10巻まで刊行されており、電子版を含めた本作の単行本累計発行部数は、2021年12月時点で1300万部を突破しています。また、「マンガ大賞2019年」第2位も受賞!2022年1月期のフジテレビ系「月9」枠で菅田将暉さん主演でテレビドラマ化もされています。 私自身原作は7巻くらいまで読みましたが、最新刊が10巻ということで、続きも読みたいな~と思

映画『呪術廻戦0』最高でした☆

映画『呪術廻戦0』が公開されてから1か月ほど経ちましたが、やっと観てきましたー!! 私自身は、アニメのみ視聴済です。 見どころの1つは戦闘シーン!スクリーンで見る戦闘シーンは、やはり迫力が違います。アニメも作画のクオリティは高いですが、映画となると、より一層細部までこだわりった映像を堪能できます!(五条悟の青い瞳がより綺麗でした(^^)) 見どころの2つめとしては、今作の主人公である乙骨優太の成長です!最初は弱々しくて本当に戦えるのだろうか、、?というくらい非力でしたが

恋を叶える秘訣が濃縮された1冊『宇宙が終わるまでに恋したい』

私の敬愛する恋愛コラムニストである浅田悠介さんの著書である『宇宙が終わるまでに恋したい』を読みました! 浅田さんはマジシャンでもあり、TwitterやInstagram等のSNSで恋愛コラムを発信していらっしゃいます。日本催眠心理協会認定催眠心理療法士でもあり、心理学や生物学を駆使した独自のメゾットである恋愛認知学を研究しています。 私が浅田さんを知ったのはDRESSというwebメディアで連載されていた『私は愛される実験をはじめた』という小説をたまたま見つけて読み始めたの

DeNAの創業秘話と挑戦の日々が記された1冊『不格好経営』

今回紹介する1冊は南場智子さん著の『不格好経営』です。 こちらは、DeNAの創業者である南場智子さんの生い立ちからDeNAの起ち上げに至った経緯、誰もが知るような一流企業に発展させていくにまでの道のりが記されています。 今でこそ1213億8700万円もの売上収益(2019年4月~2020年3月)を誇るDeNAですが、その起ち上げから黒字化させるまでは、ありとあらゆる失敗を経験したとか。 南場さんはマッキンゼー・アンド・カンパニーでコンサルタントとして働いていたところから

現代に生きる私たちも参考にしたい!渋沢栄一の思考が詰まった『論語と算盤』~前編~

第60作NHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公であり、2024年度から刷新される予定の1万円札の肖像画起用された人物である渋沢栄一。 渋沢栄一の略歴は以下です。 本稿では、そんな渋沢栄一著の『論語と算盤』を読んでの学びをつらつらと記していこうと思います。こちらは全10章で構成されていますが、4章までの内容を踏まえたものになります。 1.処世と信条 この章では、渋沢栄一が『論語』の教訓に従って商売し、経済活動をしていくことを信条とすることを説いています。 渋沢は、政界か

現代に生きる私たちも参考にしたい!渋沢栄一の思考が詰まった『論語と算盤』~中編~

1章~4章に続いて、第5章~第7章で響いたことをつらつらと書き記していきます! 1.理想と迷信 最近は「好きなことを仕事にする」というのをよく聞くようになります。「好きなことを仕事にする」とは、わくわくとか生き生きしながら仕事をすることを指しているのかなと思います。 しかし、本書の中では自分の務めを果たす時は、「趣味」をもってほしいと説いています。この「趣味」は「好んだり楽しんだりする」という意味合いです。このことを仕事にあてはめると、ただの役割分担と捉えてこなすだけなら

現代に生きる私たちも参考にしたい!渋沢栄一の思考が詰まった『論語と算盤』~後編~

本稿は、渋沢栄一著『論語と算盤』の第8章~第10章を読んだ気づきをつらつらと書き記していきます! 1.実業と仕業 武士の地位が高かった時代の商工業者たちは武士道でいう「正義」(みなが認めた正しさ)、「廉直」(心がきれいでまっすぐ)、「義侠」(弱気を助ける心意気)、「敢為」(困難に負けない意志)、「礼儀」(礼儀と譲り合い)といった考え方を大事にしていたら商売は立ち行かなくなると考えていたが、商売にもそういった道徳がないと真の豊かさは実現できない! 商業を営んでいくものにも、

コミュニケーションの質は質問で決まる!齋藤孝著『質問力』〜前編〜

みなさんがコミュニケーションにおいて、重要視することは何ですか?会話の内容、話の面白さ、テンポ感など要素は色々あると思いますが、質の高いコミュニケーションにおいて、重視すべきは、ズバリ質問です! その秘訣がつまった『質問力』を読んだ学びを記していきたいと思います。 1.コミュニケーションの秘訣は質問力にあり! こちらは本書のテーマでもあります。 日本人は話をすべて聞き終わってから質問する傾向にある一方で、欧米の人は質問することが前提になっているので、話を聞きながら質問を

コミュニケーションの質は質問で決まる!齋藤孝著『質問力』〜中編〜

前編に引き続き、質問力を読んでの学びや気づきを綴りたいと思います! 読者の方にとって、何かしら役に立てたら幸いです。 本稿では、本書の中でコミュニケーションの秘訣とされている「沿いつつずらす」のうち、「沿う」ことについて着目しています。ここでいう「沿う」とは、こちら側が相手との心理的な距離感を縮めることかなと思います。 1.身体的な寄り沿い コミュニケーションをとるにあたって、まずやるべきことは、うなずきやあいづちです。著者にとっては、身体的な次元で寄り沿うのが基本とい