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備忘録:コロナ陽性になってからの日々①

タイトルに書いたとおり、ついに新型コロナウイルスに感染してしまいました。

コロナが蔓延し始めてから2年、一度も感染したことがなかったので自分は大丈夫かと思っていたら……甘かったです。

この経験を忘れないため、そして「コロナ陽性後の生活がどんなものなのか知りたい」という方のため、とりあえず発症〜現在に至るまでの流れを簡単にまとめます。

●私のプロフィール

・20代女
・東京都在住
・一人暮らし
・仕事はほぼ在宅ワーク(基本的に出社NG)
・ワクチンは2回接種済。最後に受けたのは約半年前(2021年9月)


●3月15日(発症当日)

朝はなんともなかったけど、昼過ぎくらいからのどに違和感を覚える。ちょっと気管が狭くなっているような、何かが詰まっている感じ。

でもその日は花粉症で鼻水が止まらなかったので、それでのどの調子もおかしいのだろうと思っていた。

あまり気に留めず、普通に在宅ワークをこなす。


●3月16日(発症から2日目)

起きた瞬間からのどがめちゃくちゃ痛い。倦怠感もある。明らかに普通ではない。

仕事はかろうじてできたので進めたが、Zoom会議は辛かった。しゃべるとのどがますます痛くなるし、座っているだけでもしんどい。

熱を測ると37度台。最高は37.4度。

思えば発症3日前に知人と長時間接触しており、その人がかなり咳き込んでいたので、そこから何かもらったのかもと推測。

念のため、近くの医療機関でPCR検査を予約。終業後、すぐ検査に向かった。


●PCR検査について

病院は一駅先にあるところで、正直電車を使いたかったけどもし陽性だったらやばいと思って、徒歩で向かった。

症状がある場合PCR検査代は無料になるが、私の場合は検査前の診察料(+初診料?)で3000円くらい取られた。

ちなみに症状がなく、濃厚接触者でもない場合は検査に2万円程度かかる(私が行った病院の場合)。

病院では鼻に綿棒を入れる前鼻腔検査を受けた。痛みはほぼなし。

平日の夜ということもあって病院はかなり空いていたけど、同じ時間帯にいた男性は37.7度の高熱があると言っていた。かなり辛そうだった。

私はのどの薬と解熱剤をもらってすぐに帰宅した。


寝る直前に東北で大きめの地震。私の部屋もかなり長い時間揺れた。

踏んだり蹴ったりかよと思った。


●3月17日(発症から3日目)

前日夜の19時にPCR検査を受けて、朝9時にLINEで結果が送られてきた。

結果は「陽性」。思わず二度見した。

「まじかーーー・・・・・・」と思いつつ、前日の体調的に陽性であってもおかしくはないと思っていたので、自分でも驚くくらい冷静だった。覚悟していたんだと思う。

ただこの日の2日後に今季初の野球観戦(巨人×ロッテ@東京ドーム)に行く予定だったので、観に行けなくなってしまったのが一番ショックだった。陽性者は、発症日から少なくとも10日間は外出を控えなければならない。


陽性発覚後、まずは発症直前に会った知人に連絡。PCR検査を受けることと自宅待機を強く勧める。

次に会社に連絡。「特別休暇が出るから無理しないで休んでいい」とのお言葉をいただく(うちの会社は福利厚生が手厚い、ありがたい)。ただこの日は何件かオンライン面談があったし、休むほどではないと思ったので、いつも通り在宅で勤務した。

なお、前日夜に飲んだ解熱剤のおかげで熱はほぼ平熱に戻っていた。のどの痛みは相変わらずあり、若干咳が出始めていた(今思えば仕事は普通に休めばよかった。まあまあ辛かったし)。


●配食サービスと保健所の対応について

陽性反応が出たから自分で保健所に連絡するのかな?と思っていたけど、医療機関が直接保健所に連絡してくれたので、自分で何かをすることはなかった。

陽性の連絡が来てから数時間後、厚生労働省からSMSでCOCOAへの陽性者登録の案内が届く。1日のうちに何度も届くので、めちゃくちゃ強要されてるなと思った(笑)。


あと、陽性になって一番気になったのは「食料問題」。インスタント食品や日用品は普段から備蓄していたつもりだったけど、食料に関してはよくよく数えてみたら2〜3日程度しかなく、足りないという事態に。

ただ私は「配食サービス」というものがあることを知っていたので、東京都に配食を依頼。夜遅くに頼んだので翌日には届かないかもなと思った(実際2日後に来た)。

東京都配食サービスについては以下。

ちなみにこの配食サービス、各都道府県によって対応が違うらしい。気になる方はお住まいの自治体のホームページで確認を(コロナにかかる前に調べておくことを推奨します)。

あと、ネットスーパーで注文しようとしたらお届けまで最短3日とかだったので注意。結構すぐに配達枠が埋まってしまうみたい。

加えて、咳が出て呼吸器が心配だったので、血液中の酸素飽和度をはかるパルスオキシメーターのレンタルも依頼した。


なお東京都の場合、配食&パルスオキシメーターレンタルサービスについては陽性判定の数日後に保健所から来るSMSで案内がある。ただ私は保健所の案内よりも先にこれらのサービスに申し込んだ(ちなみに保健所からの連絡が来たのは2日後)。

保健所からどんな連絡が来るのかも地域によるけど、私の場合はアンケートとか体調を聞かれることはなく、「こういうサービスがあります」「こういう時は救急車を呼んでください」などの情報提供がされただけだった。


●3月18日(発症から4日目)

熱は引いたものの咳がかなり出る。あちらがよくなればこちらが悪くなる状態なので、自分の体調が快方に向かっているのかどうかわからない。

仕事は引き続き在宅で対応。この日もオンライン会議が何回かあり、しゃべるのが結構きつかった。


●3月19日(発症から5日目)

このnoteを書いている日。

朝起きると、のどが乾燥している感じはあるけど咳はそんなに出ない。毎日のどの薬を服用しているので、その効果がやっと出てきたのかなと思う。

午前中、東京都に依頼した配食とパルスオキシメーターが届く。思ったよりすぐに届いた。東京都と配送業者さんに感謝。

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しかし受け取って喜んでいたのも束の間、直後に急な腹痛に襲われ、トイレに駆け込むことに。

コロナと関係があるのかはわからないけど、過呼吸になるくらいの痛みだった。実際消化器官系の疾患が出ることもあるらしいので、それかもしれない。

相変わらず体調は一進一退、よくなってるのか悪くなってるのかどっちなんだという感じだ。

ただこれを書いている今は咳も胃腸も落ち着いているので、快方に向かっていると信じたい。


●コロナ未感染の元気な人が今のうちにやっておいた方がいいこと

現時点で私が「コロナにかかっていないうちにこれだけはやっておいた方がいい」と思うことをピックアップします。

●食料や日用品・消耗品をある程度備蓄しておく(できれば1週間外出できなくなっても大丈夫なくらいの量)
●国や都道府県のコロナ陽性者向けのサービス・手当を調べる
コロナ陽性になったときの会社の規則・手当を調べる
家での娯楽を見つける・確保しておく
(+個人的には3回目のワクチンを早く打っていればかからずに済んだのかなと思う)

「陽性」と診断された瞬間に外に出られなくなるので、食料や日用品はもちろん、娯楽も備蓄しておくようにしておいてください。

お金周りについてはこちらも参考になるかもしれません。


今回はここまで。

自宅療養期間明けくらいにまたnoteを書きます。


追記:続編はこちら。↓


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